みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 日曜洋画劇場で初めて見たときは 試験の前日にもかかわらず見てしまった。 当時はホームビデオはまだなかった。 ダグラス・トランブルの特撮が見たかっただけなのだが なんともいえない釈然としないものが残った。 手段が目的になってしまった主人公。 彼は緑の復活が人類にとって必要だと考えているはずなのであって 宇宙空間に緑だけを残しても仕方がない。 そのことによって、人類にどのような福音をもたらすのかは、説明が一切ないので 見る側の目には主人公の身勝手にしか映らない。 この映画に恐ろしいと感じたのは 人類が自然環境の助けなしに生きていける技術ができていることだ。 しかも、それがどんな技術なのかは劇中ほとんど語られない。 自然との共生などもはや人類の興味の埒外になってしまった未来…。 そして、緑が必要な決定的な理由は語られない。 そのような状況の中で森の復活に執着し、 仲間から孤立し、 勝手に自分から追い詰められていく。 自然とは人間に奉仕するためにあるのではなく、 人間も自然の一部であると… 多分そういうことだろう。 多分、いらなくなったから捨てるというのは傲慢ではないかということだろう。 もし、自然環境などに頼らなくても幸せに生きていける方法を人類が見つけたら それでもわれわれは自然を大切にしましょうといい続けるのだろうか? 環境保護、自然保護、或いはそういったことに血道をあげる運動家に常に胡散臭さを感じてしまうのは この映画を見てしまったからだろう。 【アホをどり】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-02-10 08:59:48)(良:1票) 4.《ネタバレ》 詳しい説明はないのですが、「自然が必要なくなった(?)」時代の話。巨大な船の管理も3体のロボットで行える。食べ物も人工物でまかなえる。主人公は自然を残そうと奮闘するけど、それには人工物であるロボットの手助けが必要。自分の怪我の治療もロボットまかせ。ポーカーの相手もロボットにさせる。最後もロボットにゆだねるしかない、つまり自然が残っていくかどうかは人工物次第というのは、この作品自体が大いなる皮肉であるように思えます。とりあえずは人間的に苦悩し人間的に孤独にさいなまれる主人公に、「自然というのはこういうものではないのか」と思ってしまった次第。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-31 09:05:02) 3.植物を守るブルース・ダーンが好きでした。愛すべき小品です。 【omut】さん 7点(2003-06-17 14:55:06) 2.「SF映画好き」を名乗るなら見ておけ、という感じ。特に美術ですね~。リアリティという意味では「2001年宇宙の旅」が最初かと思うんですが、あの白くてきれいで未来的な船内と比べて、「サイレント・ランニング」では、船内に汚れ感というかバラック感みたいのがあって、この後のSF映画の美術に影響しているのかな、って気がします。音楽は非常によいです。当時のはやりだったブラジリアンフュージョンだと思うんですが。ロボットはよく分からなかった。役者さんはイマイチ。 【みいしゃ】さん 7点(2003-03-18 22:52:55) 1.主人公が何故そこまでしたのかという動機が説明不足ではないですかね~。そこのところをもっとしっかり描いてくれていれば主人公にもっと感情移入出来ていた気がしますよ~。それでなくても“女性の歌が歌詞付きで流れるシーン”ではかなりぐっと来たんですから・・・。 【眼力王】さん 7点(2003-01-28 01:05:49)
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