みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
64.《ネタバレ》 昔見た記憶が朧気だったので再視聴した次第。 孤独で不器用な男と利発な少女の絆はありきたりであるが、血生臭いバイオレンスが加わり、 ナボコフの『ロリータ』を思わせる幼さと妖艶さが男たちを破滅させる匂いすらある。 この年齢でしか出せない危うさをナタリー・ポートマンが見事体現してみせる。 子犬のような目のジャン・レノ、狂人にしか見えないオールドマンも適材適所、キャリアベストの魅力を放つ。 闇の世界で同じルーチンで生きてきたレオンはマチルダという新たな生きがいを見つけ、 純粋に彼女の幸せを願いながら、光の世界に生きることも許されず死ぬことになってしまった。 残されたマチルダはこれから如何に生きるだろう? 教育を受けられなかった彼と同じく闇の世界に足を踏み入れる負の連鎖に陥ってしまうのか。 続編の構想があったようだが、情報過多にならなかったからこその想像の余地が深い余韻を生む。 【Cinecdocke】さん [地上波(字幕)] 7点(2022-10-08 21:17:03) 63.《ネタバレ》 派手さがあるものの、渋い映画。 マチルダによって、最後はレオンも自らの場所を見つけたことになるが、悲しい結末。 それでも、誰かのために生きられたと実感出来たからいいのだろうか。 しかし、マチルダの将来は殺し屋しか道が無いように思えるのはやはり哀しい。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-05-04 13:27:06) 62.《ネタバレ》 随分前に完全版のほうは投稿してますが、こっちはしてなかったんだ。。。 今さらですが・・・ちょっと視点を変えて感想などを。 カサベテスの「グロリア」が元ネタだそうで、そういわれてもピンとこないんですよ。 孤独な大人と家族を殺された近所の子ていうのはわかるけど。 グロリアは完璧な大人だったので、小生意気な男の子に対して「あんたは子どもで、子どもとしての分をわきまえろ」ということを厳しく教えます。 レオンはあのとおり精神年齢は12~13歳で止まってしまっているので、主導権はマチルダが握るんです、そしてマチルダは生き延びレオンは死ぬ。 飲み物はミルク、ミルクというのはあちらでは幼さを表現するアイテムだそうです。 会話の必要はなく、でも世話をすればキチンとそれに応えてくれる植物を愛する。 こう考えるとストイックなのではなく、レオンはそうすることしかできない、できることが極端に少ない人なんじゃないかと。マチルダと関わった途端に仕事中に深手をおって帰ってきたレオンが痛々しかったです。 「お前は子どもだ、子どもは学校へ行け」と最後に一喝したダニー・アイエロにほっとしました、アイエロと悪徳DEAのゲイリー・オールドマンはさすがの貫禄と存在感。 今、いちばん印象に残っているのはオールドマンの悪役っぷりです。 映画7本撮ったら引退というのは伝説になったリュック・ベッソン、もうすぐ公開のスカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY/ルーシー」はおもしろいかなぁ 2021/4/15追記 最近何回も放送されていて、何年ぶりになるのか鑑賞しました。もう30年近く前になるのか、それに改めて驚く。 やはり何回観てもレオンとマチルダの関係性が好きになれません、恋愛絡みにする理由がよくわかりません、リュック・ベッソンの趣味が色濃く出てる部分だと思います。完全版はロリコンがあからさまですよね。 「Everyone!!」とゲイリー・オールドマンがキレるとこは錠剤飲むとこと同じく強烈でやっぱりいい、ゾクゾクする。 つい最近知ったんですが、あの「Everyone」のシーンは撮り直しが続いて、イラついてほんとにキレたオールドマンの 「エーーヴリワン!!」だそうで、それがOKになったという。こういうウラ話っていいわね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-23 18:33:41) 61.俺もナタリーポートマンに恋をした。まいった。 【JF】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-17 16:14:31) 60.リュック・ベッソンが本作を思いついた時、この年齢のナタリー・ポートマンがいた。特に可愛いとか奇麗だとかは感じませんが、数年後でも数年前でもない、この年齢にしか出せない微妙な幼さと大人っぽさや危うさを見事に醸し出す。映画のタイトルは「レオン」ですが、僕にとっては「マチルダ」でもいいと思うくらいにナタリーが強烈に印象に残る作品です。勿論ジャン・レノのシブさに、脇を固めるゲイリー・オールドマン、地味ですがダニー・アイエロもいい味を出しています。冷酷な殺人者の心に少しずつ変化が生じていく様と、レオンとマチルダの時に切なく時にコミカルな心の触れ合いの見せ方がいい。ストーリーはそれ程好きな映画ではないですが、それでも何度か見ています。やはりこのキャストも含め魅力を感じる作品です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 21:43:06) 59.《ネタバレ》 映画館上映当時以来の観賞 こんなに大味な映画やっけ? 当時は傑作やと思ってたんやけどね。 一流の殺し屋の割には不用心だとか迂闊だとか余計な考えがよぎって のめりこめないところが多々ありましたが、ラストに向かう盛り上がりはさすが。 コミック風映画やと思えば良質映画。 ワンシーン、ワンシーンの演出や見易さテンポはよかった。 映画中に1,2か所「オッ」と思わせるシーンがあれば結構いい映画に思えてまう。 しかしジャンレノもナタリーポートマンもゲイリーオールドマンも若い! 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-21 18:16:38) 58.《ネタバレ》 只者ではない殺し屋と只者ではない少女という奇妙な組み合わせという個性的なキャラクターが登場する一方、ストーリーの展開自体はオーソドックスでわかりやすかったです。 個人的にはおじさんと少女の純愛というテーマに抵抗感はありましたが、元々結びつきようもないものだけにラストも結びつかずに終わって予想通りといったところです。 ただ、お約束的とはいえ最期の一連の流れはドラマチック。撃たれて倒れるシーンの切なさには涙ものでした。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-26 21:36:35) 57.ドラマ要素の濃いアクション映画。主役にヒロイン、頭のキレた敵役と、 役者の個性を生かしたキャスティングに見応えあり。映像演出、音楽も悪くない。 主人公と少女が互いに心を開くまでの過程が物足りないのと、 アクション部分において多少の突っ込み所はあるものの、切なさは十分伝わりました。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-02-08 01:16:53) 56.リュック・ベッソンが日本で過大評価になったきっかけの映画。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-06-07 10:36:38) 55.《ネタバレ》 1992年頃、リュック・ベッソンは「フィフス・エレメント」を映画化すべくハリウッドに渡っていました。しかし「フィフス・エレメント」は挫折し、異国の地において絶望を味わう中で書いたのが本作「レオン」の脚本なのでした。このような生い立ちのためか、本作は極めて感情的で攻撃的な内容となっています。あまりにストレートすぎて受け入れ難い部分もあるのですが、それでも映画としてはよく出来ています。冒頭のレオン登場シーンやクライマックスの攻防戦のキレは「素晴らしい」の一言だし、レオンとマチルダの微妙な関係の描写もうまいものです。身も蓋もない言い方をすれば「ロリコン」の一言で終わってしまう物語なのですが、それを脚本や演出の力によって美しい愛の物語に昇華しているのですから、これは並外れた仕事だと思います。細かい点では、トニーのレストランの片隅に毎日座っている老人の描写なども気に入っています。恐らく彼は引退した殺し屋であり、レオンの将来の姿なのでしょう。あらゆる関係性を断ち、社会に存在しないかの如く生きていれば、殺しの世界で生き残れたとしても最後はこうなってしまう。レオンはマチルダと出会ったことで命を失いましたが、孤独な殺し屋のまま生き続けることが本当に「生きている」ということになるのか?そんな問いを提示するアイコンを劇中に配置する、こういうのも演出力だと思います。また、役者選びも素晴らしい。評価は高いがマイナーだったゲイリー・オールドマンを一気にメジャーへと押し上げ、後の大スターであるナタリー・ポートマンをオーディションにて発掘しています。特にナタリー・ポートマンは素晴らしく、ジャン・レノやダニー・アイエロ、ゲイリー・オールドマンといった巧い役者を相手にしながら彼らを食ってしまうほどの存在感を披露。撮影当時12歳で、しかも映画には初出演というド新人ですからね。年齢の割には小さすぎる体だが、目つきだけは大人以上に鋭い。よくぞこんな逸材を見つけてきたものです。後のポートマンのキャリアを見ると、10代の彼女を使いこなせた監督はベッソンだけでした。ウッディ・アレン、ティム・バートン、マイケル・マン、ジョージ・ルーカスといった錚々たる監督達が彼女を起用しましたが、残念ながらその実力の半分も使いきれていませんでした。この点からも、本作におけるベッソンがいかにイケイケだったかが分かります。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-17 21:25:19) 54.《ネタバレ》 久しぶりに観て、当時13歳のナタリー・ポートマンが今よりずっと魅力的に見えて驚いた。成長途上の体とマセた精神。微妙な狭間の年齢の彼女が、とにかく絵になっていて最後まで飽きさせない。彼女の映画だと思いました。一方のジャン・レノ。人を殺すこと以外は品行方正なレオンの設定が、彼の個性的な風貌に絶妙な味わいを与えていたと思う。まだメジャーの少し手前にいた彼のポジションも、得体の知れない殺し屋像作りに格好でした。それに見劣りしないゲイリー・オールドマンのキレ方は、未だにこの種のキャラで並ぶものが思いつかないくらいに突き抜けていた。一歩間違えばコメディに転落しかねない3人の絡み合いが、役者たちの個性のおかげで見事なハーモニーを奏でた映画だった。その後のリュック・ベッソン凋落ぶりを見ると、奇跡的なキャスティングとタイミングだったのかも知れない。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-03-30 23:44:57) 53.リュック・ベッソン否定派の自分も、悔しいけどこの映画だけは大好きです。ゲイリー・オールドマンは演技過剰でうざくて邪魔だけど、他は文句つけられないかも。ダストシューターからマチルダが脱出する場面は今でも鮮明に思い浮かべることができるくらい名シーン。 【HAMEO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-09 16:49:43) 52.《ネタバレ》 屋上からの射撃練習などのいくつかの場面と、刑事のキャラがちょっとアホらしかったのが残念。 それを除けば最後まで楽しんで見ることができた。 短い時間にうまくまとめてられていたので、どう違うのか完全版も見てみたくなった。 【チートイ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-12 22:17:20) 51.《ネタバレ》 30になりたての頃に後輩に勧められて鑑賞した作品。後輩曰く『うちの姉ちゃんがすっげぇ泣いてましたよ!』とか。見てみると…。うん確かに良い映画だ。さすが仏・米の合作。仏の御洒落な恋愛模様と米のビジネスライクなクールさ。両者の得意とする【人間の描き方】が発揮されている。身寄りもなく、本来の心優しさをこの社会で生きて行く過程で捨てなければならなくなった者同士、人付き合いが下手な中年の殺し屋と家族に見捨てられ先立たれた未成年の少女との詩的で、儚くも美しいプラトニックなラブストーリー。良いですね。……しかし、あくまでもワタシの個人的意見としてですが問題点あり。それはあの敵役の刑事。なにあれ??ヤク中の悪徳刑事というより、酒飲んで始終酔いが回ってる気弱なオッサンて感じに見える(笑)。この映画も一種のヒーローストーリーなのだから敵役の存在は主役より重要なのにあれじゃあね(続・笑)。一つの作品として出来上がったものの製作過程に物申して済まないけれど、主人公のレオンが無骨だけど本当の優しさを持つ冴えない風貌の中年男ならば、敵役スタンはリッチで冷酷なキレもの美青年て設定だったらもえたな、と、してもしょうがない【たられば話】を書いてしまいました(笑)。悪い映画じゃない。 【aforkarn】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2010-01-06 08:53:04) 50.ゲイリー・オールドマン演じるラリ中さながらのスタンスフィールド捜査官が何故かかっこええ。上司になったら地獄だが。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-21 20:42:43) 49.Nポートマンのファンになった作品。 【zack】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-03 11:29:46) 48.レオン、マチルダ、スタンフィールド。それぞれのキャラが立っている。かっこいい映画。 【わさび】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-19 12:31:51) 47.結構印象に残る。子役をどっかで観たと・・判ったスターウオーズだった。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-31 21:22:36) 46.ジャン・レノとナタリー・ポートマンが役柄の雰囲気にぴったりであったことが、ヒットの要因でしょう。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-31 19:55:35) 45.ほぼ寝たきりで、テレビが唯一の娯楽であった75になる父が、亡くなる2日前にこれをテレビで見て、”うーん、これは変わってるなあ”と言っていたのを覚えている。大分、気に入っていたようだ。オレもこの映画好きです。 【男ザンパノ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-03-04 00:57:08)
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