みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.笑いを誘うユーモラスなガチョウ(アヒルか?)や、あっと驚く地底からの脱出劇から分かるようかなりファミリー向けに作られた冒険SF。モンスターよ早く出ろ出ろで、引っぱるだけ引っぱってやっと出たのが背ビレを付けた大トカゲ。合成バレバレの襲撃シーンは時代を感じさせキツイものがある。しかし、共食いをしている脇をすり抜けるカットは脳裡に焼き付くほどショッキング。味わい深いハリーハウゼンのモデルアニメーションと比べるなら、こと特撮に関すると評価はカクーンと落ちる。それよりも独創性溢れるセット美術に、ワクワクドキドキ感充分のストーリーが魅力的。ヴェルヌの世界観をそこはかとなく漂わせており、初見は遠い遠い子供の頃で存分にイマジネーションを掻き立ててくれた。そんな本作にちょっと甘いが7点です。 【光りやまねこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-09-16 23:38:38) 3.《ネタバレ》 私はもしかしたら冒険ものの中では洞窟が一番好きかもしれません。 だって「ナショナルトレジャー」を観たのも「インディジョーンズ」みたいだと思ったから。 昔のSF冒険ものを触手しているのは根本に「インディジョーンズ」があったから! ところでこの地底探検はかなりインディに影響を与えていると思いました。 パラマウント映画の山そっくりな山がインディに出てきますが・・ この映画でも実は出てくるのですよ。 そして極めつけが・・洞窟に巨大な岩が転がるシーン! これをパクリと言わずしてなんなのでしょうか?? オマージュというよりパクリです(苦笑) スピルバーグ映画にしては珍しいそのまんまギャグです(まいったなぁ) まあこういうのを見つけて喜ぶ私もあきれますが・・ちょっと嬉しい。 ジェール・ヴェルヌっていいですねぇ! 派手で飛んでるH.G.ウェルスもいいんだけれどまた味わいが違う。 こちらのほうが飛びすぎていないというか地味でも深いかもしれませんね。 突飛な発想は子供に帰れるひと時であり、わりと科学的な思想も入っており楽しめる。 地球の中心に行ってみたいと思いませんか? そしてそこに滅びた遺跡などがあったら・・見てみたい! 観ている最中も「嘘や、地底はマグマに決まってる!」と言いながらも、 「もしかしたらこんなところがあるかもしれない」と夢を見ている気持ち。 人間ドラマもコメディが入っており面白い。 ただ主役のジェームズ・メイソンが堅物の役でちょっと違和感がありましたが、 それも役どころなので仕方がありません(この人、ブラジルから来た少年、海底二万マイルにも出てた) まあ主役が堅物ということでもう一方のパット・ブーン(て歌手でしたね確か)が、 歌ったり笑わせたりと掛け合いがなかなか面白い(この人のミュージカルなら観てみたい気も) そして先にすでに地底までいたその土地の住民(と主張していますが) 実は彼が本当の最初の発見者の末裔なのでした。 この謎解きもなかなかわかりやすくも楽しいです。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-20 12:14:14) 2.《ネタバレ》 「インディー~」や「ハムナプトラ」や「何とかの秘宝」のような、考古学的冒険譚の元祖的作品か。細かいとこは忘れたが、イントロの謎解き(だっけ?)からワクワクした記憶がある。ただし、【やましん】さんも書いておられるが、恐竜のシーンは二重写し(古いなワシも)が丸わかりで、幼ごころにも、ここは日本の怪獣映画が勝ったな、と思ったりした。ラストも噴火とともに脱出という、笑えるオチだが、ほほえましさが先に立ち、酷評する気はない。探検発見映画の考古学的価値のある作品である。 【すぎさ】さん 7点(2003-07-12 12:56:21) 1.いかにもジュール・ヴェルヌ原作らしい大らかさが、ハリウッドの予定調和な展開とマッチして実に楽しく見せてくれる、秘境SF。こういう映画を見ると、いかに昨今のCGとやらが観客のイマジネーションを殺しているか良く分かります。何でもリアルに、ホンモノらしく見せてしまうCG映像には、見る者に有無を言わさない退屈さがあるばかりだから。…でも、あの生きた大トカゲに背びれをつけて合成した「巨大恐竜」はトホホものだけど。 【やましんの巻】さん 7点(2003-05-29 11:01:55)
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