みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.寝たきりになってはいても確かに自分の意思はあり、ただアウトプットする事ができない、そんな状態を想像すると恐ろしくなる時があります。映画に出てくるおじいちゃんは少し口が利けるだけまだずっと良い状態ですが、それでもその主張を受け止めてくれる人が皆無である点では似たような状況です。この状況を打開し、意思を過剰なまでに実行、実現してくれる存在がこの映画では描かれています。おじいちゃんはこれを最初拒絶しますが・・・その先は一体どうなるのか、ぜひ見て頂きたい。所々ユーモアで押し通すきらいもあるものの、見て損はないと思います。 【njld】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-14 00:17:04)(良:2票) 12.《ネタバレ》 インパクトのあるタイトルにずっと気になっていた作品。絵柄がもろ80年代っぽいので最初はとっつきにくかったが、江口寿史の描く美少女は結構好き(アンミラとナース服ってのが凄い)。介護のオートマチック化に伴いスーパーコンピューターを搭載した看護ベッド「Z-001」が老人を乗せたままトランスフォームし暴走、老人の介護をしていた女子大生と厚生省の役人、ベッドの軍用化を狙う開発者、天才ハッカーの老人たちが「Z-001」を追う。やってることはハチャメチャだが、超高齢化社会と科学の進歩による代償という内容は、今こそ見直されるべきではないのか?「Z-001」の動力源が原子力で小型の原子炉が内蔵されているという設定、「危険はないのか?」という記者の質問に「微量でも放射能漏れが起これば即座に探知する」等と、もっともらしい答えで安全性を保障する厚生省。そしてそれに何の疑問も抱かない人々。未来を予見しているようでゾッとする。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-18 09:18:04)(良:1票) 11.ごちゃごちゃ感が中々おもしろかった。メカとおじいさんのバトルがおもしろい。 晴子のデザインが非常にかわいくよかった。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-05-07 12:40:19) 10.《ネタバレ》 老人介護問題をテーマにしたSFアニメということで見る前はその二つが自分の中でうまくつながらなかったが、実際に見てみると現代にもじゅうぶん通じるような内容でけっこう面白かった。こういう話はあり得ないようではあるが、昨今の科学の進歩を見ると全自動介護ベッドというのは実現の可能性がなくはなく、シュミレーションとしてはかなりのリアリティーが感じられる。Z001の発表会のシーンで超小型の原子炉を内蔵しているが、万が一放射能が少しでも漏れ出しても大丈夫なように設計してある云々と説明され、取材していた記者たちもそれで納得してしまうが、さすがに震災とそれに伴う原発事故のあったあとである今になって見るとドキッとしてしまう。Z001の暴走の原因が、被験者の老人の想いから再現された亡妻の人格で、その結果、Z001が二人の思い出の地である鎌倉を目指すという展開はやや湿っぽく感じるものの、不覚にも少しウルッとさせられた。でもラストシーンの大仏はよけいだった気がする。老人問題という深刻なテーマを扱いながらも、笑えるシーンも多く、重くならずに気軽に見ていられるのは良かった。しかし、それでいて、20年以上前の作品ながら現代を予見したかのような先見の明のあるものになっていて、少子高齢化社会でもある今だからこそ見る価値のある作品だと思う。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-11-27 11:16:01) 9.病院のじいさん達が実は天才ハッカーで、病室でハッキングするシーンが好き。劇場版パトレイバーで町屋の二階で、ビルの反響によってレイバーが暴走していることを突き止めるシーンとかに似た、静的な場面でテンポ良い会話で、緊張感を生んでいるアニメってなかなか見ない。何も考えずボヤっと見てて、楽しい良いアニメだと思います。 【六爺】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-04-28 09:16:42) 8.《ネタバレ》 世間では高齢化問題が深刻化するなか、あえてその現実的問題なんてシラね、そんなの全部度外視して笑い飛ばそうよ、なんていう(勝手な想像ですが)コミカルな演出が好き。現状に悩むだけじゃ何も始まらないし、それよりもおじいちゃんがホームレス用に開発された兵器みたいなマシンに乗って暴走したら、長続きする高齢化問題なんかより、今を生きる人達には危険で重い影を落としそうよね、なんちゃって。でも面白そうだからやっちゃおうよ。みたいな。意図はわかりませんが、節々にそういった確信犯的演出が込められていたりして実にブラックユーモアな映画です。 【ノマド】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-29 16:59:55) 7.バブル期の香りが作品全体から漂う。扇を振ってる女が出てるわけでもないし、バブルに便乗した金まみれ男が出てるわけでもない。なんか知らないがとにかくそう感じる。独り暮らしをする寝たきり老人の家で、アンナミラーズの制服を着た女の子が洗濯物を干すシーンに代表される無節操なサービス精神に、あるいはそのことが含まれているかもしれない。そんな時代を謳歌する江口寿史のキャラクターがどことなく哀しく映る。とかいいつつ、はっきり言ってバカバカしい映画だ。楽しけりゃいいじゃん、な終末的なノリが凄くいい。そして大友克洋にかかれば、老人だって「ネオ」にしてしまうということがよくわかる映画でもあった。工場のおびただしいパイプやコンクリート、大友の作品ではこういう無機質のものが主役になる。「あのね、未来ってみんなツルツルに書くでしょ。ぼくはああいうのは嫌いなんです。もっとザラついて錆びていて、油もギトギトしている。だから世界はそこにしかないというか、どこにもないっていうか」。「AKIRA」の背景はこの言葉が全てを物語っている。そして「老人Z」はマンガ「童夢」のチョーさんの皺から始まっている(笑)老人とメカ。プリンに醤油をかけたらウニの味がするようなもんだ。もう、この映画はメカデザインを担当して介護用ベッドにブラックジョークを詰め込みまくった大友の道楽に違いない。 【Qfwfq】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-29 11:02:00) 6.まずまず面白かったです。皆さん誰も書いてないけど、あれは「2001年宇宙の旅」へのオマージュでもあるでしょう。あの赤い目の無機質なお婆さんは、まさしくハル(HAL9000)ではないですか(笑)。あれも進化したコンピュータが人間の上を行ってしまうという設定ですよね。江口寿史のキャラは個人的にツボで、横山智佐の声と相まって、私の心を鷲掴みでした(笑)。77歳としては、あんなおねーちゃんに介護してもらいたいモンじゃのう(ふふ)。 【オオカミ】さん 7点(2004-01-16 23:29:55) 5.予備知識ゼロでたまたま観たのが良かったのだと思います。ストーリーは飛んでますが江口寿司のキャラデザインも良いしギャグもあって楽しめます。特にトンネルを潜ってから海での暴走ストップまでは板倉文の音楽と相まってリズム良く痛快です。娯楽傑作だと思います。 【じふぶき】さん 7点(2003-10-06 15:18:19) 4.前半30分がなんかもうひとつ。いわゆるつかみでは失敗している。しかし途中から怒涛の展開になります。正直面白かった。主人公がタフでいい感じでした。まさに「まんが」です。 【ぴよっち】さん 7点(2003-01-02 12:26:57) 3.おもしろかったです。声が横山智佐だったのでうれしかったです。あの声好きです。キャラもいい感じで満足でした。ハルコさんのナースとかアングルもかなりいいと思う。 【バカ王子】さん 7点(2002-12-06 10:42:59) 2.なんだかんだいって、こういう作品作れるのは押井か大友あたりしかいないのかと改めて思う今日この頃。最近はヘンなCGの使い方しかしない、せこいアニメしかないのが現状だし。それよりこういったクラスの人間に、もっと予算をかけるべきだと思うが。 【セスカ・チャンドラ】さん 7点(2002-11-19 21:31:01) 1.王道すぎて結構こっぱずかしい気持ちになる演出なんだけど、安心して見れるし良いと思う。最後の海へ行く場面はたどり着いて欲しい!って夢中になってた(笑)おばぁさんがこれまた王道の無茶をするのがイイ。結構こう云うギャグが好きです私は(笑) 【雀返し】さん 7点(2002-11-12 04:56:33)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS