みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.巨匠ニコラス・レイ作、異色のウエスタンです。 冒頭から、30分以上は時間がかけられたか。作品は酒場から全く出ようとしない。 下の酒場にいる男たちに対し一歩も引かない、2階から彼らを見下ろす酒場の女主人。 これがなかなかの迫力。演じるジョーン・クロフォードが男前すぎる。 そして1人の男、ガンではなくギターを持った西部の渡り鳥。 クロフォードと対立するもう1人の女、マーセデス・マッケンブリッジが憎悪の火花を散らす。 このハードなテンションが緩まず、ラストまで見る者を引き付ける力強さがある西部開拓の地の人間ドラマ。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-24 17:53:51) 2.《ネタバレ》 なかなか見ごたえのある作品でした。 ジャンルとしては西部劇、かつ1950年代の作品ですが、女同士の戦い、ストロングウーマンというかなり異色の内容。 少年を匿い、一人でピアノを弾いてるシーンから処刑場から逃れるシーンまでが特に印象深かった。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-25 20:15:02) 1.《ネタバレ》 ジョーン・クロフォードの意向により大幅に変更された脚本によって、ニコラス・レイの他の作品同様、これもまたなんとも奇妙な作品に仕上がっている。原題が「Johnny Guitar」とあるにもかかわらず、肝心のジョニーは自慢のガンさばきを女に封印され、恋敵キッドはその運命を女に翻弄され、保安官や町の人々も女の意のままに動くことしか許されない。しかし「西部劇」というジャンルにすでに植えつけられた概念を取り払えばいたって普通に楽しめるもの(ストーリーがシンプル!)だとも思うし、それ以上に、力がものを言う西部開拓時代の終焉をガンマンも無法者も保安官も本来の(西部劇でいつも見せてくれた)姿を見せないことで『シェーン』よりも克明に描かれてしまっている。「鉄道が町に敷かれる」という新しい時代を拒否する女が殺されるとき、男たちはただ傍観するのみ。時代の流れに誰も逆らえないことを悟ったかのように。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-24 12:15:45)
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