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リトル・ヴォイス

Little Voice
1998年【英】 上映時間:96分
ドラマ音楽もの
[リトルヴォイス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-07)【Olias】さん
公開開始日(1999-09-11)


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監督マーク・ハーマン
キャストジェーン・ホロックス(女優)LV(ローラ)
ユアン・マクレガー(男優)ビリー
ブレンダ・ブレッシン(女優)マリー・ホフ
マイケル・ケイン(男優)レイ・セイ
ジム・ブロードベント(男優)ミスター・ブー
フィリップ・ジャクソン〔男優〕(男優)ジョージ
アダム・フォーガティ(男優)
松本梨香LV(日本語吹替)
森川智之ビリー(日本語吹替)
小宮和枝マリー・ホフ(日本語吹替)
有川博レイ・セイ(日本語吹替)
池田勝ミスター・ブー(日本語吹替)
山野史人ジョージ(日本語吹替)
脚本マーク・ハーマン
音楽ジョン・アルトマン[音楽]
製作総指揮スティーヴン・ウーリー
ポール・ウェブスター〔製作〕(共同製作総指揮)
ボブ・ワインスタイン(共同製作総指揮)
ハーヴェイ・ワインスタイン(共同製作総指揮)
配給アスミック・エース
美術ジョン・ブッシュ[美術](セット装飾)
衣装リンディ・ヘミング
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
父親が死んでからずっとひきこもっている少女は、小さな声でボソボソ喋り、しかも無口であったために、母親からLV(リトルヴォイス)と名づけられてからかわれていた。そんな彼女には意外な才能があった。その才能に気がついた大人たちは大きなビジネスチャンスだと考えて色めき立つ。しかしLVは・・。

花守湖】さん(2008-01-19)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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29.《ネタバレ》 才能のある人は羨ましいと思う反面、大変でもある。自分の気持ちをまるで理解していない駄目な母親とそんな母親につきまとう男とその男の身勝手さが生んだ結果があれである。火事まで起こしてしまうという災難になるのはこの二人の駄目な大人たちのせいである。ジュディ・ガーランドやマリリン・モンローの歌真似をそっくりに演じることが出来るLVことリトル・ヴォイスがたった一度という約束でステージに上がって大勢の観客の前で思い切り歌う時の表情は本当に楽しそうであるし、観客も同じである。約束を守らない大人への反撥、LVにとっての歌は自分の好きなことへの現れであると共にけして、誰の為のものでもないという気持ちが伝わってくる。それだけに火事の中でも私は「お熱いのがお好き」と言って部屋から出ようとしないし、大切なレコードを守ろうとする場面、もしや?あれはマリリン・モンローが映画「お熱いのがお好き」の中で歌っていた曲を披露していることからくる洒落のつもりか?でも洒落にはならないぞ!いくらレコードが大切たからって火の中にいたんじゃ死んでしまうぞ!さあ、どうする?と思っていたら良かった。良かった。彼女の事を一番よく理解していたユアン・マクレガーが助けに来てくれた。素晴らしい友達、素晴らしき音楽、そして、ラストの鳩、LVのこれからを期待させる終わり方のお陰で嫌な大人のことなど忘れさせてくれそうになる。あのラストのお陰でイライラさせられる気持ちが何とか吹っ飛んで行った。最後にもう少しだけ!観ていたら「オズの魔法使」と「あ熱いのがお好き」が見たくなってきた。今、上映中の午前十時の映画祭で「お熱いのがお好き」は上映とのことで見れるけど(絶対に観に行く。)「オズの魔法使」をはじめとするジュディ・ガーランドの出ている作品「若草の頃」「イースター・パレード」も上映して欲しい。 青観さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-05 10:38:04)(良:1票)

28.LV役のジェイン・ホロックスの演技力と歌唱力には驚かされた。内向的な女の子、恐らく年齢の設定としては20歳前後か。この時彼女は30代半ばなんですよね。驚くほど違和感が無く、たった一度だけでしたが観客を魅了したステージの歌は本当に素晴らしかった。もう一人、内向的な男を演じたのはユアン・マクレガー。彼もまたこんな役を演じると見事にはまりますね。さらにはイカれた母親にはずっと頭にきましたがこの役が実によく効いていて言うまでも無くマイケル・ケインはどんな役を演じてもやはり上手い。(特に“it‘s over”の彼は絶品!)成功を掴む大ハッピーエンドもありかもしれませんが本作のラストもあの2人にとってのハッピーエンドなのでしょう。最後の鳩を放つ、LVの本作で見せた最も生き生きとした表情がそれを見事に表しています。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-13 21:11:14)(良:1票)

27.《ネタバレ》 引きこもり少女の爽やかでベタな若者のサクセスストーリーと思いきや、なかなか悲喜こもごもな人間達を描いている。
主演の女の子の存在感、歌もさることながら、エゴ丸出しなリアルな人格を持ったクソ母ちゃんと、クソスカウトマンのやり取りは、清々しいくらい。その分、ユアンが空気のような存在感でしたが…。
華やかなショウのシーンではない、ラストの歌が一番印象的。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 20:08:44)

26.《ネタバレ》 北イングランド、労働者階級、貧困、怠惰、自暴自棄、かりそめの夢・・・イギリス北部が舞台の時にはお馴染みといえる、非常にイギリス的というより、まさに「イギリスの浪花節」をストレートで行く作品。ハリウッド・エンディング希望の、アメリカ映画好きの人には同じ北イングランドが舞台でも「リトル・ダンサー」の方に一票だろうが、「切なさ」「人生の苦々しさ」という点ではこちらに軍配が上がる。なるほど脚本の粗さ(父親の幻影が現れる理由、LVが声を突然に発するシーンの動機付けなど)や、全体に流れる「安っぽさ」はある。しかし、本作の根底にあるのは、まさしく「人生とは、本来惨めで悲嘆に暮れるもの」というイギリス人的現実主義そのものだ。その好悪と評価は、視聴者がこの人生訓を映画として見せられてどう思うか?で変わってくるだろう。「苦しいからこそ、せめて映画の世界では100%楽しいものを」という人も多いだろうが、日本人にはこういう「大部分を占める苦味と、わずかな希望」が好きな人は多いと思う。
さて、主演のジェーン・ホロックスだが、彼女はイギリス国内ではよく知られた存在。飛び抜けた美人でもなければ、抜群のスタイルの持ち主でもないが、TVの超人気コメディドラマで出色のパフォーマンスを見せたり、はたまたシリアスな政治ドラマや舞台での経験も豊富な女優である。本作も元は彼女が主演し、好評価を得ていた舞台作品の映画化である。また歌手としてアルバムも出しており、その芸域の広さはかなりのものだ。もっと世界的に知られて当然の人だと思うのだが、本人はハリウッドなど世界的な場での活躍を望まず、家族との生活を大事にしながらロンドンを中心に、静かに、しかし確実な足跡を残している。派手さはないが、実力に裏打ちされた非常に魅力的な女優である。 給食係さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-25 02:02:07)

25.《ネタバレ》 マイケルケインは、LVよりかあちゃんを漫才でスカウトしたほうが破産せずにすんだと思う。マイケル・ケインとかあちゃんのキスシーンがうざいほど繰り返されるのがめまいがするほど最高でした。スポットライトを浴びるLVを舞台の上で紹介していた男。ボクシングの試合で世界チャンピオンを紹介しているのかと思った。鳩小僧のユアンが鳩を外に出したあとに、ラッパを吹きだしたら完全にラピュタになっていたでしょう。 以上。 花守湖さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 18:12:20)

24.《ネタバレ》 これはてっきりユアン・マクレガーが主演の映画かと思っていたのですが、完璧にジェイン・ホロックスの映画でしたね。それからマイケル・ケイン、まさかあそこまで嫌味たっぷりで落ちぶれた男の役を熱演するとは…。仮にもナイトの称号を持つ名優なのに(苦笑)。ユアン・マクレガーの物語上、然して意味が無いように思われたハト好きという設定も、最後の一斉に飛び立たせるシーンの美しさと言ったらありませんでした。 かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-29 20:20:37)

23.ジャズや往年の名曲を殆ど聴かないんで、知っていたらもっとハマったろうと思ったところです。自分に残念。これがイギリス映画の湿っぽさでしょうか。なかなかなんでした。成長物語かと思ったら、そうですね、予選まぐれ通過→本選でフライング!→いじける!→練習場に戻って、「よーい」でお尻を上げたところ くらいでした。でもリトルヴォイスちゃんにとっては大々冒険。「ピアニスト」に続いて、またすごい母娘ものを見てしまいました。 へろりうしオブトイジョイさん 7点(2004-11-01 03:31:00)

22.ジェインとユアンの若い二人のカップルより、強烈なキャラクターの母ブレンダ・ブレッシンとマイケル・ケイン、ジム・ブロードベントなど脇がうますぎて目立ってしまい主役がかすんでしまう。
ろくに口も利けない引きこもりの女の子が父の幻を見たとたん、人が変わったようにはつらつと歌いだすのがいくらなんでも不自然、、、と思ったけど、【ダイ】さんの「LVイタコ説」で納得。このささやかなハッピーエンドも現実的で悪くはないけど、
「チャンスに歌えないLVをユアンが励ます→LVは父の幻の替わりに現実の支えを見つけて自己を開放→舞台に立って熱唱、めでたしめでたし、、」っていうハッピーエンドも密かに期待してた私。でもこの単純でない落とし方がまた味わい深いのかも、、俳優の演技にプラス1点。 キリコさん 7点(2004-09-14 17:13:36)

21.最初は他愛の無いシンデレラ・ストーリーかと思いきや、微妙に観客の予想を裏切るストーリー展開。それにしてもLVが可愛い(地声がアニメ声なのがちょっと引っかかるけど)。内気なビリー(ユアン・マクレガー)も可愛いし(チト出番が少ないのが残念)、脇役も良い味出してる(個人的に、あの太ったおばちゃんが良かった)。ギャグのベタさが、まるで井筒監督みたいで結構ツボでした。ただ、ハリウッド的なサクセスフルハッピーエンドを避けたのは分かるけど、LVとビリー以外の人達もハッピーになって終わって欲しかったな。レイ・セイ(マイケル・ケイン)はあの後、怖い借金取りに連れてかれちゃったんだろうか? ぐるぐるさん 7点(2004-08-08 18:34:09)

20.この母親は終始「うわぁ~嫌なもん見ちまった~」って感じでは「普通の人々」以来です。あそこまで”醜さ”を表現できるとは素晴らしい。例えて言うなら見た目も醜く人の生き血を吸って成長し肥え太っていく”どでかい”ヒル。だからこそ演出としてLVのキュートさを際立てる為に極端な役を演じたブレンダ・ブレッシンとはなかなかのものです。あの”気持ち悪さ”を万人に見せてやりたいです。 tetsu78さん 7点(2004-07-03 13:28:51)

19.普通に、佳作だと思います。典型的ハリウッド映画のような展開をするのかと思いきや、「おお、そう持ってくのか」みたいな面白さもあり。中盤の熱唱シーンは、かなり熱いです。 金子淳さん 7点(2004-06-25 12:06:39)

18.映画観る前にサントラから入って、良かった(個人的にはもっと歌って欲しかった!)。母親が凄すぎて、ユアンの優しさにほっとしました。もっと幸せな内容だったら高得点なのに。 rexrexさん 7点(2004-06-12 18:33:02)

17.ストーリーとしては微妙な作品(特にラスト)。総合的に7点献上。 ボバンさん 7点(2004-05-02 00:24:16)

16.LVになぜか惹かれる自分がそこにはいた・・・7点【インモンキー♂】母ちゃんプリプリ。濃すぎ。思わず「イヤー」ってなっちゃうし。LVの女優さんの年齢はオドロキ。ラストがイマイチ好みじゃないのよねー。でも歌はステキなのでもっと歌うべし。ユアンの男前に7点。【インモンキー♀】 インモンキーさん 7点(2004-01-01 03:27:32)

15.「鳩のようにはいかないや……」とつぶやいたユアンに胸キュン(いつもいつもユアンにはキュンキュンさせまくられ)。あーーーかわいい。お姉さんに話してごらん。頭ナデナデしてあげるよぉ。ファイトだ、ユアンっ! LVのお父さんもきっと応援してくれるはず。亡くなったお父さんの穴をうめるのは大変だと思うけれど、真心で勝負。二人の恋物語はこれから始まるんだから。(とかいいながら、あっけなく終わってしまいそうな予感もあり←ここが私のいやらしいところでもある)。ところで、引っ込み思案なLVの舞台、本当にすばらしいものでした。堂々としていて勢いがあって、華やかで楽しげで……。注文をつけるなら、ユアンのハミングを聞きたかった。沈んでいるLVの横で、たどたどしくメロディを奏でるユアン……そんな場面がどこかで用意されていたら、私はもっとメロメロになっていたはず。 元みかんさん 7点(2003-12-05 19:30:01)

14.マイケル・ケインの演技が素晴らしいと思いました。さすがオスカー俳優です。リトル・ヴォイス(LV)役の人は、チキン・ランの声をやっている人。歌は本当に本人が歌っているそうです。監督が彼女の持ち味(歌の物まね)を生かす映画を作ろうと脚本を作ったとのこと。LVの母が不快で見るの嫌だった!!あんな人本当に存在するの!?ユアン・マクレガーってこう言う鳩マニアみたいな役がとてもあっている顔に感じるな~。「ライオン、タイガー、ベアー、オーマイ!」 kithyさん 7点(2003-12-05 18:23:14)

13.LVの歌がいいのは当然ながら、マイケル・ケインの「It's over」も忘れがたい。ヤケクソな歌声が哀しくも可笑しい。 山岳蘭人さん 7点(2003-11-03 20:15:01)

12.主演のジェイン・ホロックスの歌声は似てる似てないを抜きにして素晴らしい。自立する過程を見事に演じ、自然と作品に見入ってしまうほど。内容が伴えば傑作だったかもしれない。 ゆたKINGさん 7点(2003-02-19 18:12:48)

11.初めて、外国人がやる外国人の物まねが解った。 ヌリさん 7点(2003-01-12 18:12:19)

10.歌声よりもLVの地声が好き。LV役があと10歳若かったらもっと良かった。35歳は無いよ!! kettさん 7点(2002-12-30 01:58:51)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.49点
000.00% line
100.00% line
233.09% line
322.06% line
455.15% line
51212.37% line
62020.62% line
72929.90% line
82020.62% line
955.15% line
1011.03% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
助演女優賞ブレンダ・ブレッシン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジェーン・ホロックス候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)マイケル・ケイン受賞 
助演女優賞ブレンダ・ブレッシン候補(ノミネート) 

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