みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.スイカをあれほど大量に撃たれたら、僕もきっと復讐する。 なぜなら、スイカが一番の好物だからだ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-25 15:20:18)(笑:1票) 3.都会型アクションが少々マンネリ化してきた為に目先を変える意味で、郊外に活路を見出したアクション映画が登場したのがこの頃。本作もそのうちの一本で、なんとC・ブロンソンが西瓜畑の経営者という設定も珍しい。しかしその風貌からしてまったく違和感のない役柄で、ことさら田園風景がよく似合っている。話は、自ら経営する畑と雇い入れたメキシコ移民たちを、ならず者の襲撃から守ってやるという、ごく単純なもの。このならず者のリーダーがこの時期の売れっ子悪役A・レッティエリで、凄味があって迫力をも感じさせるが、いつもどこか間の抜けたようなキャラも併せ持っていて、心底憎めない人だ。で、散々嫌がらせを受けたブロンソンはついに怒りを爆発させ、一気呵成に反撃に出るが、美しい田園風景の中で展開されるアクションは、R・フライシャー監督のテンポのいい演出もあって、実に爽快感溢れたものとなっている。とりわけ大きくバウンドするトラックの荷台からの銃撃戦や、窓ガラスを突き破って飛び込みざまショットガンをぶっ放して相手を倒すなど、軽業師顔負けの活躍で、むしろ悪役たちが気の毒になるほど。こんな強い西瓜畑の経営者がいることも不思議だが、だからこそそれだけ余計痛快さが際立った作品だったともいえる。 【ドラえもん】さん 7点(2003-11-27 23:49:07)(良:1票) 2.《ネタバレ》 なんでスイカなのか?そりゃあマシンガンをぶっ放したときに絵になるから。大根やキャベツでは絵にならない。黄色いスイカでもだめ。真っ赤な中身が飛び散るからいいのだ。燃やすべきというレビュアーさんもいたが、それじゃスイカにした意味がない。 あと、メキシコ移民を守るために戦ったと書いてたレビュアーさんもいたが、これも違う。彼らは臨時の日雇いでとばっちりで追っ払われただけ。手足になってくれている小作人の白人のおじさん(奥さんはメキシコ人みたいだけど)が足を折られてブロンソンの怒りに火がついたのはたしかだが。あくまでマフィアの殺し屋と手下どもの狙いは、殺し屋のメンツをつぶしたブロンソンだけなのだ。 それから、謎の美女は殺し屋の奥さんという設定、マフィアだからお金持ちなのだ。 それにしてもおんぼろピックアップトラックがあんだけ飛び跳ねて荷台にいたブロンソンがよく振り落とされなかったもんだ! 【あっち】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-04-08 00:51:26) 1.《ネタバレ》 組織に一人で立ち向かう男といえば、この頃「マフィアへの挑戦」という小説があったようです。それと関係があるのかどうか、どちらも主人公はベトナム帰り。まあ、そんな人物は優秀な戦士だったということにしないと、現実味がないですが。 本作ではブロンソンが終始クールでハードボイルドな人物を演じていて、よく合っていたと思います。今同じような作品を作るなら、スイカを潰された時点で怒り狂うかも。しかし、あくまで自分の信念に忠実でハードボイルドなところが、魅力となっています。ストーリー的にも順を追った展開で説得力があり、アクションも必然性があって「アクションのためのアクション」になっていないところがよいです。地味目ですが、よくまとまった良作でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-27 10:02:13)
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