みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 自由で、シュールで、馬鹿馬鹿しいのに、何故か凄いと思わせる作品。 狂言、歌舞伎、浪曲、狂言、念仏、雅楽、ジャズまで使ってミュージカル風に仕立ててしまうセンスは、今の感覚でも斬新。時代背景を現代に変えても十分に成立しそうな脚本と演出である。 画面構成や、カメラワークも当時の白黒シネマスコープという独特の制約をむしろ利用したかのように、ストーリ展開のテンポの良さを引き立てていて、岡本監督のうまさが光っている。 黒澤監督のこだわりと方向性は違うが、岡本監督の画面とテンポへのこだわりもひしひしと感じられる。こういう軽いポップな作品は岡本監督の勝ち。 【nobo7】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-01 02:11:30)(良:2票) 3.《ネタバレ》 とにかく小気味いい映画。伊藤雄之助と越路吹雪の掛け合い「どんっ。。どんどんっ。。。おいっ。。おいおいっ」。沢村いき雄の「三百万っ三百万っさーんびゃーくまんっ」心地良過ぎて何回もリフレインです。カットのテンポ、お芝居のテンポ、音楽(お経、狂言など)時折みせるシンメトリーなカメラアングル、それらがセンスよく絡み合い、全く古くささを感じない作品。万年筆爆弾、ゴルフボール爆弾、どれも、仕掛けたはいいが、自分のところに戻ってくる。。娯楽大作です、岡本喜八の映画的リズム感、無条件に楽しめました。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-02 14:08:10)(良:1票) 2.奇抜である前に面白い。というか奇抜さがこの映画の中で全く破綻することなく溶け込んでいるので奇抜とも言い難い。洗練されている。勢いがある。これぞ娯楽映画。ミュージカルってリズムと役者の動きとカット割りが合ってないといけないんだけど、そんな繊細な仕事を感じさせないバカバカしさもいい。怒涛の展開はそこに音楽がなくともこの映画自体が音楽のよう。つまり時代に関係なくいつまでも楽しめる映画。これぞ娯楽映画。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-24 16:36:32) 1.今じゃ、こんな内容のコメディー映画は作れるのだろうか。戦後、市長の選挙にヤクザの親分が立候補したり、警察が山口組に武器を渡して暴れている朝鮮人なんかを退治してもらってたのが当たり前の頃のお話です。 能ミュージカルっていいですね!こんな映画、もっと観たいな。 【シュンペーター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-29 23:08:08)
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