みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.DVDのパケに出てる絵はほぼ100%ウソ。アクション犯罪ものではなくおもくそオッサン4人衆の青春ドラマではないか!!しかも仲間たちの表面上でのやりとりだけではなく1人1人の子供時代のトラウマや経験等を根掘り葉掘り絡ませてやってるのでそのへんの描き方は見事。キャラもそれぞれしっかり確立されてるし適度な適当さと軽さがストーリーによくあってました。そのあたりはイギリス映画に共通するのかなぁ?、犯罪が絡んでるのに全く重苦しくない雰囲気がたまらなく良かったです。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-19 00:36:59)(良:2票) 2.《ネタバレ》 ギャングの下っ端がボスを裏切り金を奪っての逃亡劇。この4人がグダグダで人間味たっぷり。揉めてばかりいるが、奇妙な友情でつながっていて破綻することはない。それは少年時代からの長い付き合いだったからか。 挿入される回想で、一緒に道を外していった過程が想像できる。居場所のなかった少年4人が出会ったシーンは、哀愁があって良かった。そこからの見えない絆が、大人になってからも感じられる。 非行の影には必ず家庭の問題がある。問題があっても立派な社会人になる人間はいっぱいいるからそれが免罪符にはならないけれど。この4人にははね返す強さはなく、ギャングの下っ端にまで堕ちていったのだろう。 血生臭い暴力もあるけれど、ところどころにコミカル&爽快な要素もあって緩和剤になっている。ギャングに殺されそうになった時、思わぬ助っ人のイカれた大活躍が面白かった。トーキッドが無神経でウザい女にパンチを食らわせたのも胸がすく思い。料理の不味いおっさん4人のレストランが流行るとは思えないけど、一度行ってみたい気はする。やっと居場所を得た不器用なおっさん達の姿が微笑ましい。 しばらく後に再鑑賞してみたが、やっぱり良い。 家庭に居場所のなかった孤独な少年4人が出会って、今に至る絆が微笑ましい。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-10-02 19:10:47)(良:1票) 1.《ネタバレ》 何よりも秀逸なのは、あからさまに一番のワルのアーニーが、あることをきっかけに急にまともになっていくところ。「そこかよ!」と思わずツッコミを入れてしまう。逆に、最初に更生を提唱したトーキッドが、最後までいろいろ引きずっていたりして、この辺もなかなか味わい深い。全体的に、危機や課題が発生しても、ここぞとばかりに力を込めて盛り上げることなく、逆にとぼけた会話の積み重ねで先に行ったりしているのが、かえってスリリングさとリズム感を醸し出している。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-25 02:17:30)
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