みんなのシネマレビュー

座頭市の歌が聞える

1966年【日】 上映時間:83分
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
[ザトウイチノウタガキコエル]
新規登録(2003-12-25)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-05-03)


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監督田中徳三
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
天知茂(男優)黒部玄八郎
小川真由美(女優)(女優)お蝶
佐藤慶(男優)坂鼻の権造
浜村純(男優)盲目の琵琶法師
吉川満子(女優)おかん
小村雪子(女優)お露
水原浩一(男優)弥平
伊達三郎(男優)半次
玉置一恵(男優)金兵衛
堀北幸夫(男優)虎松
木村玄(男優)為吉
藤川準(男優)亀五郎
石原須磨男(男優)一膳飯屋の爺さん
西岡弘善(男優)伝八
黒木英男(男優)高崎のやくざ
薮内武司(男優)高崎のやくざ
谷口和子(女優)亀五郎の女房
東三千(女優)お春
原作子母沢寛
脚本高岩肇
音楽伊福部昭
撮影宮川一夫
企画久保寺生郎
配給大映
美術西岡善信
編集菅沼完二
録音海原幸夫
照明中岡源権
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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3.座頭市シリーズは90分に満たない作品も多く、コンパクトな印象がありますが、この作品などはその代表で、結局このヒトとこのヒトとは実はこういう関係で・・・というのを辿っていくと、何だかやたら世間は狭いなあ、となってしまうのですが、良く言えば、まとまりのあるオハナシ。旅先で知り合った少年一家を助け、町を牛耳る悪辣な一味に立ち向かう座頭市。
はたまた、座頭市が知り合う女郎のお蝶さんというのが登場しますが、これが小川真由美。どこか妙に現代的ですねえ。で、妙に色っぽい。さらにそこに絡んでくる浪人風情の男が「あの」天知茂で、座頭市のライバルとして超重要な役どころですが、何なら、このヒトが一番、存在感無いかもしれない(笑)。いや、無い訳じゃないけど、ちょっと収まりが悪くって、もっとしっかり描くか、いっそ今回は割愛するか。なんか、勿体ない。けど、まあいいや。
どうしてこんなオカルト映画か何かみたいな不気味なタイトルにしたのか、内容はオカルトでも何でもなく、しかし大映時代劇なので、画面の暗さはオカルト映画以上かも知れませぬ。そんな中、クライマックスの殺陣が、シルエットが闇を切り裂くように引いたカメラで描かれて、不気味さここに極まれり。実際は明るい場所で撮影し、処理によって暗く見せているので、振り回される白刃が光を反射し、うごめく黒い人影に妖しい彩りを与えます。やたらカッコいい。死神たる座頭市の、面目躍如。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-06-09 11:46:32)

2.《ネタバレ》 傑作「座頭市物語」の敵友、天知茂の起用といい、
貫禄の琵琶法師といい、
話を盛り上げる役者が多いのに、
クライマックスがモンスターばりの座頭市では、ちとシラケる。

子母沢寛の原作「座頭市物語」は、討つもの、討たれるものへの敬意のこもった短編だった。
いくら非道とはいえ、こんなにバッサバッサ斬ったんじゃ座頭市の根底にある
世界観に疑問もっちゃうよ。

そろった役者がいいのに、残念! トントさん [DVD(邦画)] 7点(2023-07-01 01:04:48)

1.絶対勝つ。今の暮らしを抜け出し、再び、二人で幸せを掴むために。市との対決での気迫、叶わなかった空しさを感じますが、前回の涙しかけた天知茂の心模様に比べ、今ひとつ自分には響いてきませんでした。代わって、市と琵琶法師、市と少年の絡みが印象に残ります。強さに憧れる少年。欲望のため弱い者を痛めつけて屈服させる強さと、無やみに力を示さず、ここ一番の時に弱い者を、我が身を守る強さ。どちらの道に少年を導くかはお前次第と法師に説かれた市が少年に違いを言葉ではなく身をもって教えます。子供は親のする事を見て育つ事を端的に示してくれた作品でした。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2005-03-30 15:18:24)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.45点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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