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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 キング牧師が登場しそうな感じだったが登場せず。つまりはそんなメジャーな中枢の話ではなく、飽くまで一般の黒人や白人の無名な人たちの話としてこの問題を描きたかったということだろう。全体に淡々としているが、だからこそいい。激しい特別なことをしているわけではないということが重要なのでしょうから。黒人側からみた差別は当然悲惨だが、差別している側の中で一人正常な感性でいる白人の主人の立場も非常に悲惨なものだ。周りが全て異常な中で一人正常なことをするというのはとても勇気のいること。孤独への不安も身の危険も感じずにはいられないだろう。そういった白人側の戦いも描いてあることがこの映画の優れたところだろう。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-06 21:02:23)
2.「正義」やら「権利」は、初めからこの世にあったのではない。重力がニュートンに発見されるまでなかったように、遺伝子がメンデルに発見されるまでなかったように。「正義」や「権利」は多くの人々によって「発見」され「勝ち取られる」まで、この世に存在しなかった。つまり、「正義」や「権利」はその性格上、人為的・人工的な側面をもっているのだ。白人と黒人は、同じ前提を共有しながら違う結論をもっているのではなく、違う前提を互いにもっているから違う結論に至ったに過ぎない。そしてこの映画が描くのは、黒人の側の前提が勝利へと進む瞬間である。抑圧されていた黒人(ある意味敗者)が勝者へと変わり、勝者となった黒人の立場が道徳的に「正義」となる。僕たちはこの道徳の一揆が成功した後の世界に住んでいるのだ。ニーチェの洞察は恐ろしいほどにあたっている。体罰にたいし「基本的人権」を訴える人は、「基本的人権」を既成概念にするためにどのような戦いがあったのか、この映画を見て考えてみては? 【wunderlich】さん 7点(2004-09-14 12:24:33)
1.家族で靴をプレゼントするシ-ンとか何気ない描写もイイ。ロックは出てこないけど(ロックとドラッグが同一視されていたこの時代、比較的上流家庭を舞台にしたドラマとしては当然かもしれません)、ゴスペルの真髄が味わえるようで良かったです。 …日本での「反差別運動」やら「ウーマンリヴ」にはなにやら胡散臭いものを感じてかなり閉口しますが、「黒人差別」の本場で作られたこの映画には素直に感動できました。「差別」と「原因があって嫌われる」事とは全然違う。この点、日本の「運動家」さん達は根本的な勘違いをしてるみたい。 【番茶】さん 7点(2004-04-24 02:22:25)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
16人 |
平均点数 |
6.94点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 6.25% |
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2 | 1 | 6.25% |
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3 | 1 | 6.25% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 6.25% |
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7 | 3 | 18.75% |
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8 | 4 | 25.00% |
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9 | 4 | 25.00% |
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10 | 1 | 6.25% |
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