みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 アジアンホラーはあまり見ないが、B級感もなく、エクソシスト等のような米系キリスト教系の大きなテーマというわけでもなく、映像や音でいわゆる「オドカシ」をかけるホラーでもなく、自分にはちょうどいいハマりぐあいで、結構楽しめた。従来から香港映画系のわざとらしい立ち振るまいをする役者も少なく(何人かはいたが・・・)、「アジアの神秘」と「アメリカの科学」を対比させつつ、洗練された仕上がりではなかろうか?確かに、エンディングに向けては、意味不明となるところもあり(アジア映画らしいが・・・)、無理やりなところもあったとは思うが、全体的な雰囲気良く、後味も悪くないモダンホラー映画である。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-28 14:27:04)(良:1票) 3.《ネタバレ》 ミステリー要素の強いホラーであり、サスペンス。 幽霊ものかと思ったけれど、違いますね。幻覚ものは何でもアリになってしまいがちなので好きではありませんが、これは許容範囲。 オチは微妙。今まで一度も出てきていなかった重病の少女が真犯人と言われてもピンと来ません。 それまで面識のなかった少女と主人公刑事。なのに、少女から『先に行ってるわ。ついてきて』と言われて、なぜかいっしょに死んでしまう主人公。まるで意味がわかりません。 そんなオチはともかく、主人公の家族とその過去のエピソードが大分興味をひかれますね。そして家族の行く末。はたしてこの家族はまたもとの仲の良い家族に戻れるのでしょうか。いえいえ、バッドエンドです。心は再び一つになれたのかもしれんけど、死んじゃったら元も子もないじゃん! とゆーわけで、結末には異議アリです。 でもちょっと泣いちゃったんですよね。離婚まで考えていたのに、死別のシーンで号泣する妻。なくした声を発する娘。こんなサスペンスホラーで泣くことになるとは思いませんでしたが、それくらいドラマ性があって面白い。 生々しい殺害描写やバトルロワイアル的要素もあって、娯楽映画としても楽しめます。デヴィッド・モースとのバディもの的なノリも楽しい。 じゃあ良い映画じゃん、って感じもしますが、何でもかんでも取り入れすぎちゃって、バランスを欠いている気もします。若干ごった煮の雰囲気があるわけです。グロイ描写もありますし、人によっては全く受け付けない作品でしょうね。 個人的には好きな作品です。ただ、ラストはハッピーエンドが良かったですね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-12 15:41:46) 2.バトルシーンは直視できないほどエグかった。なんか本屋に原作本が並んでた気がする。日本人の原作だったような気がする。そこそこ有名な白人俳優が一人出たことで立体感が生まれたように思う。香港にいるモース。私の頭の中ではグリーンマイルの刑務所からいきなり香港。しかも出演シーン短いし。軸となる宗教的なストーリーが最後までよくわからなかったので、ヒマなとき見直してみたいが、そのころまでツタヤにあるかしら。ダブった瞳というのは確かにかなりおぞましいかな。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-29 20:24:44) 1.期待してなかっただけに、意外に面白かったですね。老荘によって始まった道教っていうのは、基本的に隠遁生活と仙人になることが目的だったわけだけれど、そのオカルト的な面が強調されて神仙思想が一人歩きしてしまったのが、本作のような道教の描き方をしてしまうんでしょうね。実際の道教は本質的には無害なもんです(笑)。ところで、映画の内容ですが、連続殺人の異常さもなかなか好かったし、「セルピコ」のような、過去に曰くありげな主人公の警察官も好演でした。議員の愛人問題なんて実際に台湾であったことだし、そういう点ではけっこうリアルさを追求もしているんでしょうね。犯人が何者だったのか、なぜそういうことをしたのか、という問題は、映画の最重要課題なのですが、その辺がいろいろな解釈のできる描写になっているので、納得できない人もいるのでしょう。家族愛のドラマと考えれば、2年間ことばを失った娘と、離婚を考えていた妻が、大きな鍵を握っていたという解釈ができますよね。主人公の涙は感謝と謝罪のしるしであったのだろうかとも。ところで、デビッド・モースは太っちゃったね。 【オオカミ】さん 7点(2004-03-11 08:21:30)
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