みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
30.最初から一気にストーリーに引き込まれてしまっただけに、中間(作戦中止後)の中だるみが残念で仕方ない。歴史的な事実をもとにしているためか映画としてはラストに物足りなさを感じる。特殊部隊を中心に作品が構成されているため、国家の情勢、軍の上層部などが全く描かれていなかったことも物足りなさを感じる一因になっているものと思う。特殊部隊の隊員たちに感情移入できるよう多少は脚色してあるのだろうが、どうせなら隊員たち数名にスポットライトをあてて入隊までの経緯を細かく描写して徹底的に特殊部隊を中心とした感動ストーリーに仕立てるか、客観的な事実だけを前面に押し出して国家情勢の変動と交えてドキュメンタリー風にした方が良かったと思う。真に迫る演技を見せてくれただけに脚本の方向性が定まっていない印象を受けのがものすごく残念。 【北狐】さん 7点(2005-01-12 23:50:13)(良:1票) 29.《ネタバレ》 確かに684部隊を作った大元の上層部の身勝手さは、見ていて気持ちのいいものじゃありませんでした。が、オレは彼らの行動は正しかったとも言えると思います。彼らにしてみれば684部隊のことは国民のためにも隠しておくべき事だったのでしょう。考えてもみてください。もしいきなり今この日本に「何年も前からブッシュ大統領を暗殺するために訓練してきた部隊があります」と言われたらどうなると思いますか?当然世間はうろたえるでしょう。さらに「その部隊が脱走し○○県に入ったと思われます」なんて報道が流れたらどうですか?もう混乱するどころでは済まないかもしれません。その存在を隠そうとした事についてはそれが最善の選択だったと思います。存在を抹殺という形で隠そうとした事はいけませんが、ある程度は国民のためを思っての行動だったのだと思います。もし684部隊の望むように金日成を殺しに行かせたら国家情勢が悪くなるのは当然だし、最悪再び南北戦争になる可能性もあります。そう言った点では、上層部の決断も仕方ないものだったのではないでしょうか。力のやり場が無いのならボクサーとしての道を紹介してあげるとかもよかったかもしれませんね。この映画は軍上層部に対しての批判的映画として描かれているように思いますが、少しは彼らの葛藤も考えたものにして欲しかった気もします。彼らの中には、国民のためを思って行動した人間もいたはずなのですから。どんな場合にしても、一方の側の考え方だけだと何でもかたよってしまいますから。 【TANTO】さん 7点(2004-11-18 22:51:21)(良:1票) 28.熱い!熱すぎる男の血と汗と魂!三人の班長、ベンガル、パンチ佐藤、松中(ダイエーホークス)にマンセー! 【5454】さん 7点(2004-06-22 22:05:41)(笑:1票) 27.冒頭の掴みからあれよあれよという間にタイトル通りの島「実尾島(シルミド)」に連れて行かれ、地獄の特訓あたりまでは物凄いハイテンションだったのだが・・・。さすが兵役のある国だけあって、外見的にはほとんど日本人と違いはないんだけど軍隊シーンの迫力が違う。過去に邦画がなんでつまんないんだとさんざん問題にされた頃があって、製作者側の言い分としては主に「顔が違う(ハリウッドスターみたいなわけにはいかない)」「予算が違う」「ロケーションが違う」などいろんなことが言われて来たんだけど、最近の韓国映画と「ラスト・サムライ」で全てが単なる言い訳に過ぎないことが証明されましたね。まあ邦画も最近けっこう盛り返してますけど。で、「シルミド」ですが、例によってまったく事前に勉強して行かなかったために、金日成暗殺計画が打ち切りになったら、あとは皆殺しになるだけだから15分ぐらいだろう、なんて思っていたらそこから先が長かった。後でパンフを見たら実は後半のバスジャックの方がメインな話だったみたいなので、そりゃそうだろうけどまさか1時間以上あるとは(@@)というわけで自業自得なんですけど想像したよりちょっと長くなってしまいました。登場人物たちは魅力的だし、映像的にもキレがあって非常に良いです。しかし泣かせどころのツボが絞り切れずにエンエンと引っ張っていたのはやっぱり国民性かなあという感じがしました。よって微妙に減点。娯楽作品としても優れていますし、価値ある映画だと思います。総合点の高い作品でした。 【anemone】さん 7点(2004-06-20 02:53:46)(良:1票) 26.《ネタバレ》 酷い話ですよねぇ、いくら犯罪者だとはいえ国の都合で死ぬほど過酷な訓練をしておいて、方針が変わったからと殺して存在自体を闇に葬ろうなんて、、 たとえ彼らが犯罪者であろうとなかろうとこんな人権無視は許されない。 政治的にも微妙な話をこの時期映画化したというのもかなり大胆なことかもしれない。 映画はすさまじい訓練や反乱銃撃戦の殺戮と、最初から最後までハイテンションで息を詰めて見るような緊張感の連続。 アン・ソンギ、ソル・ギョングはじめ演じた俳優達はみな迫真の演技だったがさぞ過酷な撮影だったことだろう。 画面からは汚名を着せられたまま闇の中に埋もれていたこの人たちの真実を、多くの人に伝えたいという熱い思いが伝わってくる。 立場は違っても閉鎖された場所での3年の訓練でお互いに情を通じる間にもなっていたのに、殺さなければ殺されるという状況に追い込んだ国家の非情さが恐ろしい。 双方共に国策の犠牲者で悲劇というしかないが、国が人の命をかくも軽く扱うというのは昨今の日本とて人事ではない。 「立派な兵士」になる訓練というのは、人間性を全く否定し機械のような殺人マシーンにすることだというのがよく分かる。 これも含めてどれも恐ろしい話でとても重い。 消されていた歴史の暗部を掘り起こしたという意義は大きいし、犠牲者達への熱い思いもよくわかる。佳作以上の力作だとは思う。 しかし気になったのはバックミュージックが過多で必要以上にセンセーショナルに感じたこと。 悲劇的演出もやや過剰気味でこれもシュリに似て韓国らしいという感じがした。 悲劇は作る側は冷静に、むしろ控えめな演出にしたほうがもっと素直に感動できただろうと残念な気がする。 【キリコ】さん 7点(2004-06-15 18:09:35)(良:1票) 25.《ネタバレ》 要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34) 24.《ネタバレ》 シルミド反乱事件、悲劇の真相。日本の自衛隊をはるかに上回る厳しい訓練で死刑囚を精鋭部隊に鍛え上げます。国に裏切られた彼らはバスを乗っ取りソウルへ突っ込みます、写実的で凄惨な市街地戦。えげつないです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-02 23:37:45) 23.'06.6/20 第1回鑑賞。'09.9/22 第2回鑑賞。結構楽しめる。俳優陣も個性があり、 いい配役。韓国らしくオーバーな表現、アクションもあるも最近の日本作品にはこれを凌ぐものあるだろうか、負けているのでは・・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2009-09-22 18:47:18) 22.《ネタバレ》 映画冒頭の北がソウルのすぐそばまで来たので、韓国のほうも特殊部隊をつくる事になった、その経緯をもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。最初のシーンはラストにつながるんだろうな、と思ってみていたので、こんな悲しいラストが待ち受けていようとは思わなかった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-13 18:23:33) 21.《ネタバレ》 人って普段キャラにはない、たまに見せる意外な仕草や行動に人間味があると思う。 指導官も訓練兵も3年間ほぼ一緒に島で暮らしてきた中で、立場を超えて互いに尊重しあうシーンはよかった。訓練シーンは戦争映画の中でもよくできてる方だと思う。だが、戦闘までのいきさつがあっさりしていたのが残念。もう少し葛藤があってもいいと思う。事実だったとしても、指導官と訓練兵という関係から互いに殺し合わなければならない関係に、人を変えさせる狂気がないから説得力に欠けた。またなんで行き先がソウルなの?展開からいえば、ピョンヤンに行って本来の任務を果たす方が自然でしょう。実際は部隊の待遇の悪さから直談判に行ったらしいが。いまいち事実と脚色が噛み合ってないような気がした。 【michell】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-27 22:52:03) 20.あまりにも過酷な展開のために、共感する以上に圧倒されてしまった。見終えた後には、精神的に困憊してしまい、ぐったり。感動という言葉では生ぬるい衝撃を受けた。登場人物は男ばかり、あらすじだけ読むと非常に重厚な物語だが、脚本が上手い。実に自然で面白く、娯楽作のように素直に鑑賞でき、しかもそれでいて安っぽいメロドラマに堕しているということもない。重厚さと娯楽性の間で絶妙なバランスを保っている。138分という長さを感じさせない(いや、疲れましたが)良作だった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-29 14:56:13) 19.なかなか面白い映画。現実は違うようですが、教官と訓練生の目に見えぬ絆も良かった。ただ、残念なのは・・・バス内での長すぎるやりとり。どうも「さあ、盛り上げよう!」という印象を受けました。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-13 23:29:39) 18.《ネタバレ》 う……うわぁぁぁん!(T□T)怖いよームゴイよー。実話なんてヤだよー。変に恋愛が絡んでないのが個人的に好きです。「甘いもの」が道路に落ちるシーンは泣けた…… 【えむぁっ。】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-10-30 18:30:29) 17.韓国映画は、なんかいつも壮絶。実話ってトコがすごい。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-04 02:37:08) 16.この手の作品にしては個人的に珍しく7点。なかなか面白かったです。見ていて途中で不思議な気分になったのは何故かな〜っと、今思い出そうとしたけど、思い出せない。なんだっけ(笑)。◆結局、この死刑囚達にとっての本当の意味での人生、幸せってなんなんだろうなぁ・・・とか考えた気がする。話が、国家とか国際問題とか大きくなってるけど、結局は個人の生き方なんだよね 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-12 00:46:13) 15.スピード感あふれる構成・展開、なかなかに見応えのある作品ですね。30年ほど前に、こんなことが隣国であったなんて、考えると恐ろしいです。私は、訓練兵たちよりも指導教官である空軍士官たちの心情の変化に感動を覚えました。ただ、本来ならばとてつもなく重苦しい物語が、かなり娯楽作品的に仕上げられていたのが気のなったかな?ノンフィクションは、フィクションよりもシンプルなのかもしれませんが…。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-08 00:52:35) 14.近所のレンタルビデオ屋には何故か本作のDVDが1本しかなく、しかもこの半年ずっとレンタル中・・・。ってことで地上波での鑑賞。期待以上に面白かった。実話をベースにした話だけれど、映画化に当たっては矢張り多少の脚色はしているんだろうと思う。それでもこういうことが実際にあったということは衝撃的。役者陣もいい演技をしていたと思う。こういう作品で今の韓流メロドラマブームに刺してくれ、釘を。 【ばたあし】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-06 21:02:41) 13.《ネタバレ》 鬼教官が買った甘いもんとは飴か…しかし人間ドラマとしてもおもしろいです。いいやつが切羽詰ると悪い奴に、現実にありそう。なんかやるせない、こんなこと現実に起こったとは脚色してるにせよ、うまいこと作ってある上に役者がいい味だしてていい映画 【マキーナ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-05 23:19:36) 12.《ネタバレ》 無理やりでも3年間目的に向かって努力させる。やらされる方はすっかりその気になる。一方的に目的をとりあげる。やらされた方はこれまで何をやってきたんだと思う。最後はもういらないから死んで下さいと言われる。死刑囚だろうが犯罪者だろうが、こんなに残酷に人を弄ぶことをよくやったなと。前半、集められた死刑囚たちが、最初はいやいや殴られながら訓練を行い、続けていくうちに達成感を味わい、やる気が出て更に努力を重ねていく。その経過がとても丁寧に描かれていたので、作戦が中止になった時の落胆ぶり、気が抜けてしまった感じがよく伝わってきた。そして、自分達が抹殺されることを知ったときの怒り、悲しさもよく伝わった。もっとも身につけた力も技も、人殺しのためのものでしかないし、仮に作戦が遂行され暗殺に成功したとしても、結局は抹殺される運命だったと思うので、訓練中の達成感も、准尉の激励も、結局まやかしに過ぎないのだけどね。 【mogu】さん 7点(2005-03-13 01:53:35) 11.久々にパワーを感じる映画です。最後まで役者達の気合が伝わりました。訓練シーン等は結構リアルなので飽きずに観れました。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 7点(2005-02-10 14:12:31)
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