みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.1938年のカラー映画だなんて聞いただけでも楽しそうで、実際カラフルな衣装がやっぱり楽しかったりします。 主人公のロビン・フッドを演じるは、ちょっと変な髪型のエロール・フリン、いかにも軽薄そうな感じで活劇を繰り広げ、またまた楽しいではないですか。 リチャード獅子心王が登場するあたりからは、何だか水戸黄門みたいでもあったりして。 クライマックスのチャンバラ劇、空間を活用し影を活用した演出に、ワクワクします。そんでもってイケイケの明るい音楽の中、死体の山が築かれて行く訳で。ああ、こんな明るくっていいんだろうか。音楽はエーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト。音楽史上、怪人物と呼ぶべき作曲家は何人もいるでしょうが、トップクラスの怪人のひとりと言ってよいでしょう。例えばピアノソナタ第1番など、技術的な部分はともかく、色調はバリバリの後期ロマン派、これが11~12歳の作品だなんて、ほんとイヤ~な気分になってきます。と、生まれながらに老成しているようなこの作曲家が、幸か不幸か、後に映画音楽に軸足を移したことで、自分自身の音楽を追い求めることはできなくなったかもしれないけれど、時代の前衛たるべきというプレッシャーを受けることなく、ノビノビと作曲できていたんではないのかな~と。このハツラツとした音楽を耳にすると、映画音楽との関わりは決して不幸でもなんでもなく、結構、幸せな出会いだったんじゃないのかな~と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-19 16:09:51) 3.《ネタバレ》 1938年にこんな映画がつくらていたなんて、、、すごいですねぇ。 今見ても、普通に楽しめるしクオリティ高いですよ。 1938年がついこのあいだのことなんじゃと思うぐらい、全体的な色鮮やかさが印象に残ります。 剣アクションも抜かりなく、遠景にアクションの影を映すシーンとかも、「おっ」と思わせられたり。 主人公のキャラクターの気持ちよさがまたいいね。 ストーリー的には王道。でも昔から現在まで、やはり人は王道ストーリーが好きなのだな。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-16 21:30:40) 2.《ネタバレ》 娯楽作の原点とでも言うべきなのか、きれいなくらい要所を押さえている。キャスト、音楽共によいが、衣装については原色がきつ過ぎる。カラーだからこその明るい娯楽映画だが、もう少し控えて欲しかった。それとDVDの字幕についての文句だが、バグっているのか途中でいきなり中国語が並ぶのは一体どういうことか。そして、タイミングのミス、誤字が多すぎる。肝心のセリフが何なのかわからないのは少しいらいらした。でもまあ全体的に観て素直に面白かったと言える作品。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 23:25:36) 1.うおっ!ひとつもコメントなしですかあ。「カサブランカ」と並ぶ職人マイケル・カーティス監督の代表作なのになあ・・・。まあ太平楽というか、言ってしまえばお気楽人畜無害の、中世騎士物娯楽映画の域を出ない映画ではあるんですけどね。正義の味方はあくまで颯爽と、悪役はあくまで悪役っていう単純な敵味方の区分けが非常にわかりやすいW。でもよく見たら「風と共に去りぬ」や「オズの魔法使い」より製作年度が古い映画なんですよね、これ。美しいテクニカラーのシャーウッドの森や中世のお城のセット、丸ぽちゃマリアン姫の不思議なセンスの衣装とか、昔読んだおとぎ話みたいで好きだなあ。変にリアリズムに徹して暗かったケビン・コスナー版よりも自分は断然こっちを取ります。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-14 16:22:50)
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