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【クチコミ・感想(7点検索)】
2.『陽気な幽霊』で亡き妻の幽霊に翻弄されたレックス・ハリスンが、今度は自ら幽霊となって未亡人にちょっかいを出す――それだけでも一見の価値がありますが(笑)、実際どうしてなかなかの佳作でした。登場人物は少ないけれど、姑、小姑、女中をはじめ、それぞれの俳優が役にピタッとハマってとてもいい感じ。決して大作とはいえない本編のような映画においてもキャスティングに手を抜かないのは、当然とはいえさすがです。海岸の木片(?)の朽ち様で年月の経過を示したり、主人公の未亡人がイスで眠るたびに何かが起こったりというような、非常にオーソドックスな見せ方も僕好みでした。バーナード・ハーマンの不気味な音楽に乗せて窓が開くと、外を飛び交うカモメたち…なんていうのも実に映画的でイイですねぇ。 【Pewter All】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-18 11:12:36)(良:1票)
1.「天国は待ってくれる」のジーン・ティアニー、今度は夫に先立たれた未亡人、ミセス・ミューアとして登場。幽霊として登場するレックス・ハリスンと心を通わせるさまを描いた作品であります。幽霊ものはてっとり早く話をおもしろくしやすいだけに、作り手の力量が逆に問われるものです。その意味で、マンキーウィッツさんは、けっしてストーリィに頼ることなく控えめに、(西洋の話だけど)柳のようにしなやかに描きラストシーンにつなげていった、といえましょうか。もっとおもしろく脚色することもできたのでしょうが、未亡人としてのミューア、1児の母であるミューア、1人の女性であるミューア、そんな彼女の心を描くのに、シチュエーション的なコメディは不要である、としたのでしょうかな。チャールズ・ラング・Jrのカメラは、ここでも縦に深度ある構図でまとめているのが特徴的です。「天国は待ってくれる」を見ていると、ラストシーンはより味わい深いものになるのですが、そういった偶発的に連関する副次的な楽しみを味わえるのも映画の楽しみの一つでありますね~。 【彦馬】さん 7点(2004-09-21 23:02:46)
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【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 2 | 50.00% |
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8 | 2 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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