みんなのシネマレビュー

ウィスキー

WHISKY
2004年【アルゼンチン・独・スペイン】 上映時間:94分
ドラマ
[ウィスキー]
新規登録(2004-11-24)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2005-11-03)【ボビー】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
あらすじ
ウルグアイの町で靴下工場を経営しているハコボ。ある日、ブラジルで暮らす弟のエルマンがやってくることになった。1人ヤモメのハコボは、弟に対する虚栄心から自分の工場で働く中年女性のマルタに、数日間だけ妻を演じてほしいとお願いする。・・・・・。 人生はつらいけど、ちょっぴり楽しい。さあ、ウィスキー(笑って)

花守湖】さん(2006-06-15)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(7点検索)】

別のページへ(7点検索)
1


10.《ネタバレ》 ウルグアイのしがない中小靴下工場のオーナー工場長(兄)のもとに、ブラジルに打って出て、靴下工場で一山あてた弟が、久しぶりに故国に戻ってきて再開することに。独身の兄は、幸福な結婚を偽装するために、長年勤めた女従業員に妻役を演じることを依頼するが・・・といった話。兄、弟、妻役の何とも言えないぎこちなさの機微をうまく捉えています。巨匠を思わせる渋く落ち着いた作品だなぁと思って見ていたのですが、監督は30歳の若者と聞いて驚きました。本作品公開の2年後には自殺したとのこと。惜しい才能を亡くしたものです。 camusonさん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-22 19:13:42)

9.地味に淡々と進むかと思いきや、その中にいろんなことが盛り込まれているから油断ならない。普通ならこの先で本腰入れて盛り上げるだろう、というところで説明をシャットアウトしてあとは想像に委ねる。ちょっとした描写でさりげなく登場人物の思考の背景を表す。私は、「逆さ言葉遊び」のこの話における位置づけに思い至ってぞくっとしました。 Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-30 23:45:10)

8.《ネタバレ》 作品の抑揚はかなり抑えられながらも登場人物の心の機微が(特にマルタ)ちょっとした表情や何気ない行動の中に挿入され、抑揚は無く淡々としていながらも、とても巧い演出でした。

前半、毎日決まった動作を感情も無く繰り返す工場の機械の如く、毎日が同じ行動、同じ台詞、同じ無表情のハコボとマルタを見せる。汚れた壁、古い設備、きっとこの工場もずっと何も変わっていないのだろう。そんな工場の雰囲気作りも巧い。

ハコボが久々に会う弟に見栄を張るため何日間か妻の役をマルタに頼みますが、マルタは何の見返りも求めず即座にOKし、化粧をして、工場とは見違えるほど雰囲気が変わる。マルタの想いが垣間見える一方でハコボは「しっかりしろよ!」と背中を押してやりたくなるほどに無口で無表情のまま。

家庭も仕事も順調で陽気な弟の人物像と前半の日々の対比が効いていて、弟が現れて以降の3人の見せ方からは切ない偽装結婚の結末を予感させます。しかし大袈裟じゃなくて、2人がはにかみ合いながらも微笑んでいるような、ちょっとだけハッピーな姿で終わるような、ハコボも少しずつ変わっていく終盤の展開が見たかったな。でも、写真に納まる表情は実に良かった。人生いい時ばかりじゃないけれど、そんな時こそ無表情はやめて笑顔でいこうよ。そんな作品に込められた思いも感じられました。
とらやさん [DVD(吹替)] 7点(2011-02-04 02:59:46)

7.もてるヤツはもてる、もてないヤツはもてない。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-17 20:13:36)

6.この映画に含まれる教訓と言いますと、「合コンでは大抵、幹事以外のヤツがモテる」という、我々もよく経験するアレですけれども(笑)。久しぶりに弟に会うにあたり、雇い人の女性に妻の振りをして欲しいと頼む男。こんなアブノーマルな、ある種オイシイ設定を、惜しげも無く極めてノーマルに淡々と描く、その味わい。エピソードの積み重ねと言うよりは、シチュエーションの積み重ねとでも言いますか、事件というほどの事件もない進行。それぞれのシーン、それぞれの状況で、それぞれの言動が交わされる中に、主人公たちの心境が何となく浮かび上がってくる。いくつかのシーンは、映画の中で何度か繰り返し登場したりするのだけど、それが、特に映画の前半と後半で、意味合いに差があったりする。特に印象に残る、主人公たちが一緒にエレベーターに乗り、互いに向き合わず、こちらの方を黙って見ているシーン。構図としてのインパクトも確かにあるけど、それより何より、この構図が映画の中で繰り返されること、そして前半で登場するこのシーンと、最後近くに現れるシーンで、二人の気持ち、二人の関係が明らかに異なっていることの面白さ。同じような映像でも緊迫感が全く異なっているのが、さらに印象的です。また、決して明るいオハナシでは無いのだけれども、それでいて、映画を通じ、背景に登場する調度のカラフルさが、映画にどこかユーモラスな雰囲気を与えてもいるように感じられます。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-08 19:04:50)(良:1票)

5.《ネタバレ》 真面目なハコボとマルタは定時にシャッターを開き電気をつけ、お茶をいれる決まりきった生活を送っている。その機械的に物事をこなす様子から、かなり長い間同じ事を繰り返していることが窺えます。そこへ起こる弟の訪問という外部からの刺激。積極的におめかしするマルタのリアクションは女心をしっかり捕らえたもので、少なからず何か変化が起こるのではという期待が感じられます。それに対して相変わらず無関心なハコボの様子が、部屋の説明をしながら電気をパチパチすることで示され、いつもの通りの事務的な出来事の一つと同じだと分かり男のダメさ加減を身につまされる思いになります。そして陽気な弟と過ごした後、マルタは定時にやって来ない。マルタ自身に変化が訪れたことと、ハコボには何の変化も訪れなかったことを暗示しています。同じ種族に見えていた二人は実は全く違っていて、二人がそろって笑えるのは〝ウィスキー〟という掛け声の時だけという淋しさ。少ない台詞ながら一定の行動様式で男女の心の機微を鋭く描出し、ついつい見守りたくなってしまう作りが巧いです。二人が〝ウィスキー〟なしで笑える日が来ると良いなぁと思ってしまいますね。
 ところでウルグアイ(もしかして南米辺りではどこでも?)では写真撮る時に〝ウィスキー〟って言うんですね。なんか〝チーズ〟より良いなぁ。 ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-01 18:04:24)(良:2票)

4.出勤し、シャッターを開け、電気を点け、機械のスイッチを入れ、運ばれてきたお茶を飲む。そして代わり映えのしない靴下を作り続ける。たぶん何十年ものあいだ繰り返されてきた、儀式にも似た日常。この無間地獄の様な日々に埋没して暮らす兄の元に、そこから飛び出した弟が、ほんの少しの「変化」を連れて戻ってくる。不変を愛する兄、変わり続ける弟、そして変わらぬ毎日を生きながら、実はずっと変化を待ち望んでいた女が、互いに微妙に作用し合い、新たな関係を構築していく。例え僅かな変化でも、一度変わってしまったものはもう元へは戻らず、やがてそれは大きな変化をもたらすことになる。弟が去った後、以前の日常を取り戻したつもりの兄も、既に昨日とは違う明日へと足を踏み入れていたのです、7点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-22 00:06:22)

3.ラストあたり理解できず??? になっちまいました(笑)。ここ読ませてもらってなるほど~! って、自分、お人よしっつーかバカっつーか(汗)。ショーウィンドウ・ケーキ・選び放題・てんこ盛りシーンなんぞにトキメイてる場合ではなかった(笑)。 ジマイマさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-20 00:00:24)

2.《ネタバレ》 うん、噂どおりカウリスマキの映画に似ていますね。すごく静かな流れの中で、人々の微妙な感情を丁寧に映しています。ラスト20分くらいは、こんなおっとりした映画を目を剥いて見つめてしまいました。「ウィスキー」の掛け声無しには揃わないハコボとマルタの笑顔がもどかしくて寂しい。タクシーの中のマルタの表情、マルタが抜け落ちてしまった日常でのハコボのセリフにひどく強い孤独を感じました。監督は若干30歳だそうで、間や空気で事を運ぶこんな映画をその年齢で作ってしまうとは驚きです。この先どんな作品を作っていくのだろうな、とちょっと余計な心配も…。でも良くできた映画です。7.5点のところをこの点数で… のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-01 19:38:44)(良:2票)

1.《ネタバレ》 おじさんは女心がわからない。ハコボにはマルタが見えない。だからしょうがないね。
moguさん [映画館(吹替)] 7点(2005-09-11 23:09:04)

別のページへ(7点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 7.14点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
413.57% line
527.14% line
6414.29% line
71035.71% line
8932.14% line
900.00% line
1027.14% line

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS