みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 OVA版を観ていれば楽しめるが、単体として観た場合おそらく意味不明になるかと思います、犯人というかターゲットの印象が薄く、個人的に「人形使い」と被って見えます。どうせならOVA続編として24話でみせて欲しかったと思います、コレぐらいのスローペースじゃないと理解できない。。。改めて観てみると楽しめましたので+1点、マンガの第一話を広げた感じだったんですね。組織が改変されているのも良いね。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2014-05-19 09:18:13) 3.《ネタバレ》 3D劇場版を鑑賞。 「攻殻機動隊」については熱狂的なファンというわけではない。 「GHOST IN THE SHELL」「イノセンス」を1度見て、深夜のアニメを数回見た程度であり、細かい設定などはよく分からない。 本作に関しては、熱狂的なファンではなくても付いていけないレベルではなく、それなりに楽しめたという印象。 何よりも、3D化によって、電脳的な世界を体験することができることが一番のセールスポイントだろう。 本シリーズのファンを重視したためか、少佐、バトー、トグサ、荒巻、イシカワ、サイトー、タチコマなど、それぞれのキャラクターにそれぞれきちんと光をあてられているため、逆にストーリーの核となる主人公が不在ともいえる状態にもなっている。 その辺りが気になるといえるかもしれないが、それぞれのキャラクター“らしさ”はきちんと発揮されているのは嬉しいところ。 また、事件の犯人や核心がストーリー上ボヤけざるを得ないので、事件を解決したり、犯人を追い詰めていくような感覚には欠けてしまうが、そのようなことがメインの作品ではないので、この点も気にする必要はないだろう。 組織から離れた少佐の亡霊のような存在が高い理想と高い知能ゆえに、法律や倫理を超えて暴走するということは面白い展開。 老人問題や児童虐待問題などの解決策としては傀儡廻が考えたシステムはベストといえる選択肢なのかもしれないが、簡単に切ることの出来ない家族の絆などは、少佐やバトー、傀儡廻には理解できない感情やネットの世界だけでは築けない世界があるということだろうか。 それらを象徴的に描くために、自己を犠牲して娘を守ろうとするトグサが印象的に仕上げている。 矛盾するようだが、そのような親心を利用しようとする傀儡廻やSOLID STATEには、そのような親心を理解しているということもいえるのか。 いずれにせよ、3Dアニメとしては十分楽しめるレベルに仕上がっている。 画面を楽しめるだけではなくて、複雑な社会問題や、組織と個人、理想と現実、政治と行政などがきちんと盛り込まれており、そのような観点からも楽しむことができるといえる。 これらに対する答えはさすがに本作では明らかにすることはできない。 行き詰まっているような絶望的ともいえる世の中かもしれないが、困難を克服してくれることを子ども達へ託す“希望”のようなメッセージもきちんと込められている。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-04-16 14:36:48) 2.《ネタバレ》 攻殻のOVAを2つも作った後だからでしょうか。話が非常に込み入ってます。 これ作ってる側も麻痺してるんでしょうね(笑) この手に免疫無い人がいきなり見たら多分付いて行けないかも知れません(笑) ただ逆に言えば105分に良くこれだけの内容を盛り込めたとも思いました。 セカンドで気に成ってたんですがやはり素子は9課から去ったんですね。 そこから2年間が経過したという設定ですが トグサが9課のリーダーとなり 元々のポジションから言えばリーダーに成るはずだったバトーは素子の影を追って今ひとつ煮え切らない。そしてトグサともギクシャクしている。 この辺りはイノセンスともオーバーラップしますね。 神山流ですがバトーのキャラを良く表していると思います。 まー兎も角、細かい。そしてギッチリと詰め込んである。これ神山さんの性格なんでしょうかね。 しかしながらセカンドでも感じましたがOVAファーストの様な切れ味の有る演出やプロットは見当たらない様な気がしました。 ストーリ的にも国家的な陰謀と巨悪、そして体制へのフラストレーション。 いや、OVA見てないで初めてこれ見る人は有る程度新鮮かも知れませんが OVA1,2と見て来た人には少し食傷気味かと。 もっと肩の力抜いて前作と超え様とかあまり考えずにわざとズラした筋立てとか無理ですかね? ちょっと脱線しますが私も長年押井アニメ見て来て感じるのは 押井さんは劇場版パトレイバー2とかでも主人公の2人はホンの付け足しに登場させるのみで あとは自分のやりたい様に作ってしまう毒気というか我侭さというか もっと言えば理不尽さが有ります(笑) それがイマイチ足りない気がするんですよね。 いえ、以前神山監督が「押井アニメをトコトコンマネして作ってやる」とか言ってた気がするんですが やはり1味足りないのはこの毒気の部分ではないかと。 そんな気がした一作でした。 【一般人】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-01 02:49:23) 1.《ネタバレ》 この監督との相性は滅茶苦茶良くないんですが、この作品は楽しめました。神山作品は攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(複雑な展開のワリに面白さはソコソコ)→2nd GIGS(選民意識というかスーパーマン思想バリバリの最終回にカチンとくる)→本作と観てきたんですが、この作品は面白かった。バランスがイイというか、ナルシズム薄い目というか、アクションシーンはやっぱカッコエエな!な所だとか。老人問題や児童虐待問題などに無理矢理絡んできた感もするが、ちょっぴりエンタメ寄りで悪くない。音楽のクオリティは相変わらず高い。(というか、小器用というか。イイ意味で。) 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-10 17:09:08)
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