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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 「若者たち」という歌は好きな曲の一つだが、元々は同名のテレビドラマの主題歌だったようで、本作はその劇場版にあたるわけだが、全篇を通してとにかく熱く、とてもエネルギッシュな映画で、登場人物たちの言動も必死さと切実さがよく伝わってくる。昨今ではテレビドラマの劇場版というと、話題になった、ヒットしたというだけで安易に作られすぎているようにも思うが、この映画は事情で打ち切りになったドラマを映画化したものであり、独立プロダクションの製作。それだけに作り手のやり残したことをやりたいという思いが感じられる映画になっているのも良かった。(ドラマは知らないのだが。)両親のいないきょうだいが助け合って生きていく中で、それぞれのドラマが展開するという内容は「ひとつ屋根の下」を彷彿とさせているが、長男(田中邦衛)の単純バカな性格は柏木達也(江口洋介)に似ているところがあり、野島伸司はそうとうこれを参考にしてあのドラマを書いたのではないかと思われる部分が多かった。(それを考えると「ひとつ屋根の下」に本作の三男役の山本圭が出ているのは偶然ではない気がする。)クライマックスは激しい取っ組み合いのきょうだいげんかのシーンだが、ほとんど嫌悪感や抵抗感もなく安心して見ていられたのは「ひとつ屋根の下」でもこういうケンカのシーンが多かったためかもしれない。(関係ないが、また「ひとつ屋根の下」が見たいなあ。)長女(佐藤オリエ)が原爆症の恋人(石立鉄男)と付き合うのを反対する長男を三男が見事に論破するシーンが印象的だった。若い頃の山本圭は根暗な学生運動家のようなイメージがあり、あまり好きではないのだが、こういう役をやると若い頃の山本圭はものすごくはまる。古い映画だが、登場人物たちに共感してしまう部分も多く、とても見ごたえのある良い映画だったと思う。続編もあるようなのでもし機会があったら見てみようかな。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-18 23:11:53)
2.佐藤オリエさんはこの役のお名前のまま芸名なんですね。しかし今観ると超豪華キャストだなぁ。皆さんお若くてエネルギッシュに"若者たち"されていました。現代に観てもなんの違和感も感じない(鑑賞する側の歳も関係あるかもですが…)迫力のある映画でした。ある意味、日本人の内々にある感情はあまり変化してないのかもしれませんね。 ただ水商売は決して万人に"ラク"な商売だとは思わない。特にマチ子みたいなタイプには"地獄"だと思うけどな。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-08-05 17:58:06)
1.《ネタバレ》 テレビドラマのシリーズが中断し打ち切られた時、全国のファンの後押しもあって作られた映画。私は40年前に市民劇場自主上映映画としての「若者たち」を見たのだが、今回DVDになって改めて見てみた。 親を早くに亡くした兄弟5人、性格も考え方も違う若者たちが、恋愛や仕事や社会の矛盾などについて、おたがいの主張をぶつけあう。お金や履歴は大切なものか、理想をめざすべきか現実に生きるかなどなど・・・。 自主上映会は、映画を見終わった後にそれぞれが映画について語り合う有意義な場であった。 DVDの特典を見ると、監督と原作者それに三郎役の山本圭の3人の、映画に対する思いが語られていて実に興味深い。
【ESPERANZA】さん [試写会(邦画)] 7点(2011-07-16 16:55:57)
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【点数情報】
Review人数 |
10人 |
平均点数 |
7.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 10.00% |
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6 | 3 | 30.00% |
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7 | 3 | 30.00% |
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8 | 2 | 20.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 10.00% |
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【その他点数情報】
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