みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
11.重厚な作品でありながらも、程好く恋愛要素が盛り込まれていたり、家族の問題も描かれていて飽きずに観賞できましたよ。 しかも、それらがメインストーリーに絡んでくる構成は巧みだと思います。 スパイ映画と言っても嘘っぽいアクションとかじゃなくて、とてもリアルに描写されていて興味深いですね。 時間の流れがバラバラでわかり難かったのと登場人物が多くて誰が誰だったかわからなくなってしまったり、ちょっと残念な点もあったけど、終盤は結構盛り上がったんじゃないでしょうか。 まあ、派手さはないけど、落ち着いた雰囲気の良い作品だと思います。 かなり長くて疲れたけどね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-29 20:50:16) 10.《ネタバレ》 リドリー兄弟が製作総指揮を務めた(ということになっている)TVドラマ「CIAザ・カンパニー」と比べて見るとこの作品の特異さがよくわかると思う。 TV版では、血湧き肉踊る「現場」へ主人公が赴き、銃弾は飛び交い、東欧の住民蜂起では共に銃を持って戦い、現地人はコロコロと死に、スパイは殺し合い、キューバ侵攻に参加して上陸までする(泳いで単身船に戻って逃げるという設定)。 八面六臂の大活躍で、主人公は決して死なない。よってリアリティは激しく低い。 デニーロ版では、銃弾飛び交う戦闘シーンとか住民の蜂起とかは描かれず、凄惨な拷問シーンも一回だけで、「スパイ合戦」などは部下がやっているらしいからウィルソン自身は決して手を汚さない。 「前線」ではなく「前線の一歩も二歩も奥」を描いているのだ。 この作品は「奥の方々のお悩み」のことを言っているみたいなのだ。 そして、この当時の「奥の方々」とはWASPであり、作品中で最も重要なセリフである「WASP以外は〝visitor〟である」が登場するのである。 この〝visitor〟は〝お客さん〟と訳されていたが、私は〝よそ者〟というのがここでは適すると思う。 さて、こんな作品を作ったのはデニーロさんで、デニーロさんは〝よそ者〟と呼ばれる側の人なんである。そして上のセリフは、イタリア人マフィアのじいさんとウィルソンの会話である。 デニーロさんの目線は、ウィルソンの側にあったはずはないのだ。デニーロさんは、「奥の方々のお悩み」について本当に、心から、興味を持てるのだろうか。 それがこの作品をよそよそしいものにしているのではないか。 また、デニーロさんがデイモンに要求した演技の内容は、そのままデニーロさんのWASP像ということでしょう。…材料が乏しすぎたのでは。「本当はよく知らない」から、こういうことになったんじゃ? 今は〝日焼けした人〟がホワイトハウスの主になった時代。 〝visitor〟の内訳は変わったんでしょうか。 マット・デイモンがミス・キャスト。老け役が無理すぎ。それ以上に彼は「奥の方々」的なキャラではなかった。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-18 17:21:58) 9.《ネタバレ》 まず次から次へと出てくる多彩なキャスト、その誰もかれもがイイ男なんですよ。ただ、息子のエドワードJRが子役からして完全なミスキャストでした。 しかし両親ともにそれほど変化してないのにいきなりでっかくなった息子が登場した時には度肝を抜かれました、反対に変化しすぎていたジョー・ペシにもびっくりした、声でわかったくらいです。 デキすぎる男の悲劇でしょうか。ハンナとかローラとか、ほんのひと時の癒しさえもぶち壊されるし。なぜそんなにこだわるのかわからなかったあのテープ、他人にはわからない何かを感じたんでしょうね、エドワードに見せたのも偶然じゃないわけで。あの手この手で失脚を狙われる、気の毒すぎです。 あっ!キャストの中で妙に浮いているミスキャストの息子、これは意図的なキャスティングだったのか?不快指数で群を抜いて目立ってたもの。 とにかく時間軸がころころと変わるのでほんのちょっとでも目を離したら何がなんだかわからなくなりそうというのがちょっと不親切かも。 あと、焦点というのか見どころ、決め手に欠ける。CIAを背景にエドワード・ウィルソンの半生を綴ったというわりには、いくら寡黙な人といえどエドワードがモノ言わなさすぎなんです、マット・デイモンがケヴィン・スペイシーみたいに表情筋や目を使った演技が上手ければよかったかな、メガネレンズの厚み変えただけじゃ無理です。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-24 21:14:40) 8.時間軸の複雑さと登場人物の多さで「映像の意味を理解する力」がないと若干混乱するかもしれないがマフィア映画やスパイ映画好きならそれほど難解ではなくむしろ丁寧でわかりやすいので大きな問題なく楽しめる。ゴッドファーザーPARTII(コッポラ)を意識しながらもやはりスコセッシの影響も隠しきれないデニーロの演出は興味深かった。いかんせん真面目に重厚に丁寧に作りすぎた感はあり、サスペンスとしてはものすご~く楽しめるのだが万人受けするかというと疑問。脚本も丁寧すぎるほどに丁寧で、下手に気を衒うのではなく素直な方向に盛り沢山なのでこのテの話が好きな人にはお勧めできます。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-21 12:47:09) 7.歳を取ると時間軸の変更や、登場人物の多さにはいつも困惑する。字幕も読めていない内に変り、理解不足。 その限りでは映画館よりDVD鑑賞とか録画の方が戻れ確認でき良い。 この作品はかなり重い題材をしっかり、じっくり演出し、なかなか興味深かった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-08 22:18:50) 6.《ネタバレ》 まず最初にエドワードがボトルシップを作っているシーンから始まるんですけど、これがもうすでに暗示的なんですよね。要するにエドワードの人生というのはボトルシップの船みたいなもんだって。一度入ったら二度と出られない、猜疑と疑心暗鬼の世界。のちに父親となった彼が成人となった息子にボトルシップの作り方を教えるわけだけど、その後、今度はCIAの一員となった息子の方も不遇の運命に囲まれていく。「誰も信じるな」これが諜報員の鉄則だという。人間というのは社会的な生き物。社会の営みには、信頼というものが必要不可欠です。互いに信頼しあって生きている、それが一般の人の人生なわけでしょう。そういう観点からすると、諜報員の人生とはいわば「人生を否定する人生」だといえる。当然家庭も友人関係もガタガタになる。信頼によって形成されている社会を守る諜報員は、徹底して不信でなければならないというアイロニーがそこにはある。巨視的にはキューバ危機、ピッグス湾事件、ケネディ暗殺が、微視的には通告者、親友、家族と愛人が全て邪推の網でつながっていく。何も信じられないということの辛さ。この孤独さを淡々と描く本作はとても良質な大人のドラマだと言えます。不満な点は、時間軸が前後する構成になってるんですけど、学生時代から立派な息子の父親になるまでのエドワードの顔がほとんど変わっていない(変わったのは眼鏡レンズの厚さぐらい)のと、テープが録音された場所に行って真実を知る展開でちょっとご都合主義を感じた点。ドンパチもなく、サスペンスフルなわけでもないですが、裏に生きる人たちの壮絶な裏側を描く物語。裏を読むのが好きな人にはお薦めです。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-18 22:24:32) 5.何度か観なきゃ色々と理解が出来ない。幸いなことに「再見しよう」「考えよう」って気が起きる映画。フィルムの重厚感やキャストの力かな?ただ、あの青年の父親役としてマット・デイモンはどうなんだろう?ちょっと無理があるだろ(笑) 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-16 11:24:17) 4.《ネタバレ》 長い映画で盛り上がりもあまりなくどうなるかと思ったが、ラストで全ての謎が解けすっきりしました。 CIAって大変な仕事ですな。 【ぺん】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-04 21:20:34) 3.エドワード・ジュニアがムカつく。 【ジダン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-06 06:56:06) 2.丁寧に作った映画という印象。たんたんと話が進むので、“壮大な物語”な割には物足りなさが残りました。CIAという裏で画策する世界を真面目に描くと、こうなってしまわざるをえないのでしょうか。豪華な役者の重みある演技で、飽きることなく楽しめました。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-04 14:24:13) 1.《ネタバレ》 題材が大戦中のOSSの発足からキューバ危機の直前までのCIAの揺籃期の裏面史みたいなものですからスパイものとしてはフィクションでしょうけれど興味があるものでした。もともと政治の面ではストイックな面のあった米国が先輩の英国(これも少し前まではスパイを不道徳として嫌悪していた)を手本にして作ったのでしょうけれど,英国のスパイ組織がパブリックスクールから有名大学出の経歴と家柄を担保にしての組織の結束を図っているのに習ってアイビーリーグ内での秘密結社を組織の基盤にしているところが面白いです(結局は両者共それがスキャンダルを招いたようですが)。日本のように成績が全てと言うのもある面での合理性はあるけれど,失敗したら人生が破滅と言うことでの隠蔽や庇い合いが結果として国家利益を大きく損なうのに比べて彼等は余裕があるから反逆罪に問われなければ他に転進する途もありそうで,1000人以上の犠牲となった不祥事は一人の愚かな女が空を飛ぶことで償われています。それ故二つ返事で重要任務を引き受けたり,英国への支援従軍に志願するのも余裕ある階層の義務と受け入れるのでしょう。当時の性道徳からは友人の妹と性交・妊娠で結婚,積極的に接近してきた女性はスパイなどパターン化した話ですがそれほど奇異とも思えませんでした。戦争による6年の別居中に双方が一度だけ異性の誘惑に乗ったことを自分から素直に告白するところなどこれらの人々の道徳観は今日のそれとはかなりに異なっているようにも思えますが,これが半世紀の時代の相違なのでしょう。全体の裏に流れているのは誰が1961年のピッグズ湾事件の失敗になる情報を流出させたかですが,別にそれの謎解きと言うのでもありません。スパイの家庭における家族の絆としてCIA史を紹介する映画と言えるでしょう。ル・カレのスパイものは殆ど家族とは対立や崩壊となっているのに比べると米国的なまとめかたの佳作です。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-22 19:58:03)
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