みんなのシネマレビュー

崖の上のポニョ

Ponyo on the Cliff by the Sea
2008年【日】 上映時間:101分
ファンタジーアニメ動物もの
[ガケノウエノポニョ]
新規登録(2008-01-24)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-05-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-07-19)


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監督宮崎駿
ジョン・ラセター(英語吹き替え版)
山口智子リサ
長嶋一茂耕一
所ジョージフジモト
天海祐希グランマンマーレ
吉行和子トキ
奈良岡朋子ヨシエ
矢野顕子ポニョのいもうとたち
柊瑠美赤ちゃんを抱いた婦人
つるの剛士男性
左時枝カヨ
片岡富枝
竹口安芸子
塚本景子
羽鳥慎一アナウンサー
大橋のぞみカレン
佐々木睦
斎藤志郎
ティナ・フェイリサ(英語吹き替え版)
マット・デイモン耕一(英語吹き替え版)
リーアム・ニーソンフジモト(英語吹き替え版)
ケイト・ブランシェットグランマンマーレ(英語吹き替え版)
原作宮崎駿
脚本宮崎駿
音楽久石譲
新日本フィルハーモニー交響楽団(演奏)
麻衣(ヴォイス)
作詞近藤勝也「崖の上のポニョ」
宮崎駿「崖の上のポニョ」(補作詞)/「海のおかあさん」(覚和歌子作「さかな」より翻案)
作曲久石譲「崖の上のポニョ」/「海のおかあさん」
編曲久石譲「崖の上のポニョ」/「海のおかあさん」
主題歌大橋のぞみ「崖の上のポニョ」(「藤岡藤巻と大橋のぞみ」名義)
撮影奥井敦(映像演出)
製作奥田誠治(製作担当)
東宝(「崖の上のポニョ」製作委員会)
電通(「崖の上のポニョ」製作委員会)
日本テレビ(「崖の上のポニョ」製作委員会)
高井英幸(「崖の上のポニョ」製作委員会)
島谷能成(「崖の上のポニョ」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「崖の上のポニョ」製作委員会)
三菱商事(「崖の上のポニョ」製作委員会)
市川南〔製作〕(「崖の上のポニョ」製作委員会)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(「崖の上のポニョ」製作委員会)
製作総指揮ジョン・ラセター(英語吹き替え版)
プロデューサー鈴木敏夫
制作星野康二
スタジオジブリ
配給東宝
作画近藤勝也(作画監督)
高坂希太郎(作画監督補佐)
GONZO(作画協力)
スタジオカラー(作画協力)
末吉裕一郎(原画)
米林宏昌(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
タツノコプロ(作画協力)
本田雄(原画)
山下明彦(作画監督補)
古屋勝悟(原画)
小西賢一(原画)
橋本敬史(原画)
美術男鹿和雄(背景)
保田道世(色彩設計)
編集瀬山武司
録音井上秀司(整音)
上田太士(光学録音)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
東京テレビセンター(音響制作協力)
東北新社(音響制作協力)
木村絵理子(録音演出)
字幕翻訳ジョン・ラセター(英語字幕製作)
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
電通(提携)
東宝(提携)
三菱商事(提携)
東京テレビセンター(DBスタジオ)
IMAGICA(現像)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
鈴木敏夫(キャッチコピー)
久石譲(指揮・ピアノ)
読売新聞社(特別協力)
あらすじ
ある日、5歳の子供宗介は動けなくなっていたさかなの子ポニョを助けた。ポニョは宗助に恋し、人間になりたいといいはじめる。裁判でも注目され社会現象化した「鞆の浦」を舞台にした魔法と自然があふれる物語

花守湖】さん(2009-10-04)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(7点検索)】

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46.《ネタバレ》 疲れていると却って世界観に入り込みやすいタイプかもしれない。
いくらでも深読みできる映画でもあり、単純にボーイ・ミーツ・ガールとして楽しめる映画でもある。
あまりにも荒唐無稽すぎて、リアルとファンタジーの境目がなくなる形がラストに集約されている。
海から生まれ進化し続け、陸に上がった人類は最後に海(=死)に還っていくみたいに。
身勝手なことができるのが人間の特権であり、その世界を良い方向に変えられるのも人間である。
そんな愛おしい気持ちを持ち続けたい、ある種の人間賛歌だ。 Cinecdockeさん [地上波(邦画)] 7点(2022-05-27 23:49:38)

45.《ネタバレ》 確かに子供向けを意識して作ったという感じでこの年になって初めて見たら物足りない部分も多いし、リサの危なっかしい車の運転や、初期の「クレヨンしんちゃん」のしんのすけの如く両親を呼び捨てにする五歳児などちょっと気になるところはあるし、突っ込みどころも探せばけっこうあるのだが、逆に子供向けを意識したのが良かったのか最近の宮崎アニメにあった説教臭さや堅苦しさという物が抜け、気軽に何も考えず楽しめる映画となっていて、「となりのトトロ」よりは劣るが、「もののけ姫」以降の宮崎アニメの中ではいちばん良かった気がする。(「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」にあったグロテスクな描写が抑えられているのも○。)最近のアニメでは珍しくなった全編手描きによる作画もどこか優しい感じでとても好きだ。声優陣も山口智子、所ジョージ、長嶋一茂などいつものように有名人でかためているが、その演技も今回は安心して見られるレベルだったと思う。ここからは完全に私事の余談なのだが、この映画、知り合いの娘さんがスタッフとして参加しているらしいのだが、エンドクレジットがよく読めず、名前を発見できなかった。(ちなみに現在はジブリを退社しているらしい。) イニシャルKさん [地上波(邦画)] 7点(2021-03-13 15:42:24)(良:1票)

44.《ネタバレ》 面白いじゃないですか!!ここでのレビューに厳しいものが見受けられたので覚悟して見たのですが。過去の作品がすばらしいため完璧を求めすぎているファンもいらっしゃるようですが、個人的には「もののけ」、「千と千尋」、「ハウル」などの作品よりもよっぽど(「カリオストロ」や「トトロ」といった万人が思い浮かべる宮崎アニメのイメージに近い)宮崎アニメらしい作品になっていると思います。映画評論家の批評を読むと「子供を乗せているのに車の運転が乱暴」とか「親を名前で呼び捨てにするのは教育上良くない」などと(この映画にとっては)枝葉末節にこだわっている方がいたり、ポニョの両親や世界設定に詳細な説明がなくわかりづらいなどと書かれていたりしますが、あまり気になりませんでした。むしろ車の運転に関しては「カリオストロ」や「ラピュタ」のような冒険活劇を求めるファンに向けてのちょっとしたプレゼントに思えたし、名前を呼び捨てにするのは日本が舞台なのでちょっと違和感を感じたのは確かですがそういう教育方針の家庭もないわけじゃないだろうし、設定の説明が省略されていても子供の頃に古典児童文学や童話、民話などを普通に読んでいればそれらの物語に類推してある程度自分の中で想像して補足することはできると思いますし、それでも話の展開が理解できないほど脚本が破綻しているとは思いませんでした。この映画は童話「人魚姫」が下敷きになっていますが、もともと童話では世界設定などの描写を省略したり、誇張表現があったり、現実ではありえないことがあったりなどということはよくあることです。この「ポニョ」も絵本や童話の拡大と思えばそんなに枝葉にこだわらなくても楽しめるのではないでしょうか。いろいろ批判めいたことを書きましたが、最後に一番に言いたいのは、ポニョがかわいい!その一言です。 MASSさん [映画館(邦画)] 7点(2016-01-18 23:58:00)(良:4票)

43.《ネタバレ》 始まってすぐ、クラゲの柔らかさ、家の壁や柵などの質感からくる画の暖かさにちょっと感動しました。
風に揺れ動く葉の一枚一枚に至るまで丁寧に描き込まれた画のディティールには目を奪われます。
非常に精巧であるばかりでなく、魔法によって命を吹き込まれた波の妖しさなど、ものの動きの表現が非常に豊かで画面を見るだけでも十分満足させられる程です。
ストーリーの中ごろ、海が荒れて大災害になりましたが、とてもメルヘンチックな描き方だったのが特に印象的で、普通の大人ならニュースでよく目にする被害状況や救助の光景などに着目しがちですが、子供の視点で見る災害は何だかとても穏やかでふわふわした気分になれてしまいました。
また、リサの車の運転が荒いようにも見えますが、窓の外の景色が物凄く速く流れているように描かれていたのも、子供の目にはそう映るからかもしれません。
あらゆる場面で子供の目を意識した箇所が見受けられますが、宗助には海水と淡水の違いくらいはちゃんと分かっていてほしかったです。ポニョは鮭の一種か?(←大人目線でスイマセン) もっつぁれらさん [地上波(邦画)] 7点(2015-02-22 17:06:01)

42.《ネタバレ》 「俺は人間をやめるぞ!ギョギョー!(嘘)」な魔導士?の父親、暴風雨の中、黒い大波(巨大魚)の上を笑顔で走るポニョ、ぐた~っとして半魚人顔をさらすポニョ(進化途中の形態がキッカイ過ぎる!)などなど、「これなんて『インスマスの影』?完璧にダークファンタジーじゃねーか!」と思って見ていたのですが…最後のエンドロールは思いっきり「はーいみんなー!この作品はコドモ向けだよ~ん!」と言いたげなほのぼの具合。そしてトドメの「ポ~ニョポニョポニョさかなのこ~♪」の主題歌!いやぁ~相変わらず宮崎さん、ヒネクレてんな~(苦笑)

…と思いながら見ていた俺が多分いちばんのヒネクレ者です(笑) 幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 7点(2013-04-20 09:01:54)

41.『人魚姫』に『クトゥルフ神話』を足して『ワルキューレ』を掛け『いやいやえん』で割るという、老境に入った宮崎駿御大の狂気っぷりがスパークを起こした作品。日常性と神話性の交錯を童話的に表現したアンバランス感は明らかに確信犯であり、大人の常識的観点からあれこれ細かい点を詮索するのは野暮というものだろう。ディティールが崩壊していようがストーリーが破綻していようがタレント声優が棒読みだろうが、全国のお子様方をタケモトピアノのCMばりに理屈抜きで夢中にさせてしまった時点でパヤオの大勝利なのである。ポニョの家族関係にクトルーちゃん(『栞と紙魚子』)へのオマージュを匂わせるあたりにニヤリ。本当に諸星先生の事が大好きなんですね。 オルタナ野郎さん [地上波(邦画)] 7点(2013-01-03 16:18:09)(良:1票)

40.初回テレビ放映を録画をしたのに見る気にならず、今回の2回目テレビ放映にてようやく。いやいや思ってたより楽しくて。『パンダコパンダ』や『トトロ』のような無邪気で絵本みたいな話でした。でもポニョが時々見せる半魚化の顔は小さい頃に観ていたらトラウマ系かも…。あと所さんは宇宙獣とか宇宙戦士しか声をあてない方が良い。 movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2012-08-24 23:45:58)

39.人魚姫ですね。童話や絵本をまんま映像化した真っ直ぐな作品。小さな子にはとっても楽しめる内容だと思います。水の動きや海の生物たち、登場人物たちの動きが滑らかで観ていて気持が良かった。子供たちには宗助とポニョのように相手を思いやる気持ちを持って欲しいな。 「生まれてきてよかった」というジブリ作品で毎度おなじみ糸井重里のコピーは今の世の中を考えると深いですね。ポニョは可愛かったわ。 ロカホリさん [映画館(邦画)] 7点(2011-11-02 00:17:27)

38.5歳の男の子が朝起きてきて「おかーさん!今日すんごくおもしろい夢みたんだよ!あのね、海に金魚がいてね、ポニョって名前なの。そんでね、その子が人間になってぼくとお船に乗るの。そんでね・・・」てな感じの子どもの奇想天外な夢物語をそのまま映像化した感じ。展開は支離滅裂だしキャラは破綻してるしエンディングも唐突だしとにかく無茶苦茶なストーリーなんだけど、そんなことお構いなしに子どもは目を輝かせ、どんなにスゴクてキレイで楽しかったか夢中になって話してて、嬉しくて仕方ない様子。そんな幼い子どもの無邪気な興奮状態に共感できる人だけが素直に楽しめる、という意外とハードルの高い作品。ちなみに、ああこれは子どもの夢なんだな、というのがよく分かるのが母親の描かれ方。リサは小さな男の子が夢見る「こんなお母さんだったらいいのに」を100%体現していて、だからこそ普通の母親だったら絶対やらない無茶をするし、息子の無茶も絶対叱らない。普通の母親の私から見ると、「んなわけねーだろ!」と突っ込みどころ満載で笑える。
lady wolfさん [地上波(邦画)] 7点(2011-05-11 11:58:31)(良:3票)

37.《ネタバレ》 大人がだらしないのが目立った作品だった。コウスケが波にさらわれそうなときのお母さんの態度やや、コウスケがお母さんを助けに行くとき救助されて船に乗っている大人どもが危機感のない会話をしているシーンなどだらしなすぎる。これは現代の大人を映し出したからなのか?
キャラクターの設定の割りにストーリがシンプルすぎるのが残念。ポニョの魔法でもっと活躍することがあると思って観ていたので。
ポニョはかわいかった。1歳になる娘としぐさが似ていて心が和んだ。 たこちゅうさん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-14 22:30:45)

36.《ネタバレ》 劇場で観て本気で怖かった作品。
なんせいつも住んでいる場所が水没するのだ。もう普段の生活に戻れないかもしれないという考えが全く作中にないのもさらに怖い。これがエメリッヒ監督のディサスタームービーだったら住まいはぐちゃぐちゃ、主役級の登場人物の何人かは死んでいるはずだ。
また途中で出てくる赤ちゃんを連れた夫婦はパンフレットに「大正時代の人」と載っているそうである。死者があたりまえのように登場人物と会話しているのだ。
さらには、船の墓場、灯台からリサにメッセージを送った相手はわからずじまい、ポニョが怖がるトンネルも意味深と不安を煽る要素がフルスロットル。ここまでくるとあのポニョポニョ言ってる主題歌も狂気に満ちたものに感じられた。個人的にはホラー超大作です。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-24 19:30:07)

35.毎日暗いニュースが飛び交う中、単純にほっとさせてくれる作品。
ありえないくらいいい人たちの登場だけど、映画くらい人間の素晴らしさを訴えて欲しいと私は思います。

へんてこな生き物にもお年寄りにも誰にでも優しい少年。
夫の安否さえ確認できない状況で、少しも不安を見せずに子供たちにラーメンを作る母。
街が海のそこへ沈んでも、悲観的にならず活気あふれる人々。

こんな登場人物を見ていると、生きていることは素晴らしいと素直に感じる。
大変なことがあっても大切な人がいる。ただそれだけで強く、やさしくなれるのかもしれません。
どんな目にあっても、人はただ泣いて暮らしたりはしない。
明るく笑うことができる。

人間の逞しさを再確認できる映画です。
世の中が暗くても、人間は明るく笑いあうことができる。
そんなメッセージを私は勝手に受け取りました。

ストーリーが強引なトコは気にしちゃいけないと思うのです。

うらわっこさん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-06 21:50:22)(良:1票)

34.真に子供向け。子供向けを謳いながら実は親が子供に見せたいと思わせるような道徳的なものだったり、たんに幼稚だったりというものでなく、真に子供向け。そこにウキウキがありドキドキがありワクワクがある。ただそれだけ。いちいちそのドキドキに意味を求めるなんてナンセンス。ドキドキはドキドキなのだ。トンネルは怖い。ただそれだけなのだ。インスタントラーメンってなぜか子供はみんな大好き。そこに意味なんて見つける意味はない。お父さんは仕事で昼間はいないので子供たちのドラマに登場しないもんだ。物語的には重要と思える母親同士の話だって子供には聞こえない。ストーリーが破綻?我が家の三歳児に物語を語らせたら最初に登場するお姫様は二度と登場しなかったりするという素晴らしい破綻ぶりを見せてくれるのだが、それに比べりゃ・・って比べるなってか。でも大人向けの映画にしたってそこで辻褄合わせやってちゃ面白くなくなっちゃう。この映画は子供向けにしたことで本来映画が持ち得る「自由」を得た。もし嘆くのであれば子供向けにしないと「自由」を得れない映画環境こそを嘆くべきだ。波の躍動感、その上を走るポニョの疾走感はアニメーションならではの醍醐味に満ちている。公開初日に映画館を地元の子ども会で貸しきって鑑賞したのだが、みんな楽しんでましたよ。一部高学年男子はガキっぽかったと言ってたけど(ガキのくせに)、まあ大人ぶりたいガキンチョどもには照れが邪魔してなかなか入ってゆけない世界ではあろう。 R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2010-03-12 18:45:53)(良:2票)

33.《ネタバレ》 評価は「子ども用に作った」という話を聞いたので。息子は喜んで観ていたし、また観たいというので、もう一度観たくらいだ。でも、それなら、あの声優はないだろうというので、これ以上の点はつけがたい。そうでなくても、海から来た魚なんだから「金魚(淡水魚)みたい」だとしても金魚ではないのだから水道水に入れるなよ、とか、津波が来そうなところで無理やり車を走らせるなよ(子どももろとも死ぬぞ)、とか、あんな大災害が起きているのに子供を置いて出かけるなよ、とか、色々問題のある描写が散見される。この一昔前を思わせる能天気さはなんだろう。まあ、あくまで「フィクション」であって「サンタクロースは不法侵入者か」みたいな野暮な文句を言いたいわけではないのだが。そういう意味では、大人が見るものなら、良くて5点。タレント声優陣はともかく、ストーリー発散しすぎ。町が水没してるだけじゃなく、天変地異が起きるほどに影響力が大きい液体なら扉の建付け悪いという前に密閉しておけよ。最後の質問だって、まだ5歳だから“無理”なんじゃなく、まだ5歳だから(後先考えずに)“ウンって言ってしまう”んじゃないか? 別にケチョンケチョンにするほど悪い映画ではないんだけどね。ポニョの疾走シーンは、もう一度見たい。
mohnoさん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-06 22:16:54)(良:1票)

32.ターゲットが子供だからか、過去の作品に比べ、単純におもしろいと思えなかった。一つ一つの映像描写はさすがと思わせるものがあったが、どうしてもストーリーに引き込まれない。宮崎作品で観終わった後に首をひねってしまったのは久々。期待が大きかっただけに残念。 ばかぽんさん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-06 06:02:49)

31.《ネタバレ》 この人の映画ではしばしば水没願望みたいのが感じられてたが、とうとうたっぷり水没した。後半のおもちゃの船での航海部分が素晴らしい。太古の海に浸された静けさ、道路の上を古代魚が遊泳し、繋留されていた漁船がアドバルーンのように上がっている。過去の海ではあるが、未来の人類が消えた世界の予想図(理想図?)のようにも見えてくる。人々もパニックになってるわけではなく、水没を嬉々として受け入れているようで、祝祭的気分さえうかがえる。ここはホント、うっとりと観た。おもちゃの船の出航のところも、ロウソクに点火しようとし、つかなかったかともう一度マッチを擦ろうとすると小さな火が育っていく、なんて丁寧な演出。水に対抗するその火のかそけさが伝わってくる。あと粘度の高い水のヌルヌル感というかドロドロ感も、この人の繰り返されるモチーフで、それが凝って水の魚になってるあの感触もいい。とにかくたっぷり水を描ききった作品で、その点に関して満足した。噛み砕きづらい話の大枠についてはおいおい考えるとし、波の上を走るポニョに「信貴山縁起絵巻」の護法童子をちょっと思ったことを、取っ掛かりとして記憶しておこう。 なんのかんのさん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-05 11:53:40)(良:1票)

30.最近の映画はとにかく、CMや「○○のブランチ」などでほぼ映画のストーリーやら見所やらを見せつけられてから映画館に行くことが多いので、みながら「あぁこれがあのシーンか・・・」とふと冷静になってしまうことがあります。ポニョはCMもさっぱりしたものだったし、情報がほぼなくて、予備知識なしで見に行ったので、映画を見る前と、見たあとでは全然印象が違います。  

宗助を求めてポニョが全力でぶつかっていくシーンがよかった。
あんなにまっすぐに気持ちをぶつけられるってすごいよ。ストーリーはかなりむちゃくちゃしてるし、なんで??とか思う所もあるんだけど、そういうのを気にせずに受け入れてしまえば、見てる方も細かい所を気にせずに素直に映像のきれいさとか、幼い二人の気持ちの迷いのなさとか、そういうことに気持ちよく見れました。

しかし、いかんせん、やりっぱなし、だしっぱなし。回収しきれてないどころか、まったく回収する気のない終り方にはちょっと残念です。 リボルバーさん [映画館(邦画)] 7点(2009-10-04 22:04:59)

29.ポニョ!ポニョ! spputnさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-20 10:15:05)(笑:1票)

28.《ネタバレ》 崖の上のポニョよりも、崖の上の一戸建てのほうが気になったのは私が現在マンションを購入しようと考えているからなのかもしれません。自然フェチの家族がザバイバル生活を楽しんでいるだけなのか、それともよほど坪単価が激安だったのでおもわず衝動買いしてしまったのか、いずれにせよ、あんな所に住む家族は、物好きを通り越してクレイジーです。海辺なのに空の色は常に薄暗く、リサの狂気じみた運転は、ほんの一瞬、カリオストロにおけるルパンの無謀運転を思い出して愉しくてわくわくしてくる。でもそんなことを言ったら、また道徳に厳しい立派なご両親のお怒りを買うだろうか?それもまた痛快だ。ふふふ・・。リサのドライブシーンは間違いなく血沸き肉踊る。モラル違反承知であえて言わせていただくなら、リサ、ブラボー!母親は偉大です。1つ気になる点がある。リサとポニョママらの存在感に対し、父親たちの影が薄い。子から嫌われるポニョパパと家庭に存在しない宗介パパは、宮崎監督自身の姿に間違いない。監督の息子が隠喩を用いて、父親殺しの物語を作ったことからも分かるように、宮崎氏の息子に対する暗澹たる思いが、作品の中で鈍い鉛色の空色となって表現されている。私は子供にとって父親は必要ないとずっと言い続けてきました。母親さえいればいいのです。ラストシーンの「あの世」は、母親と老人たちが全員死んだと解釈します。現実の厳しさを教えられました。でもアニメを通して勉強させないでください。成長するときは勝手に頑張りますからどうぞご心配なく。説教が聞きたいときは、近くのお寺に駆け込みますからそれも結構です。いぜんわたしは、「宮崎アニメは立派だから観なくてはいけませんよ」といって、ムリヤリ嫌がる子供の腕を引っ張って、映画館へ連れて行こうとする母親の姿が社会問題を引き起こすと予想したことがあります。しかし監督も同じ危機意識を持っていたようです。本作品をひとことで評するならば、原点回帰です。子供のアニメが戻ってきました。足りないものは「冒険」だけです。もしかすると宮崎アニメは復活するかもしれない。監督は一番大切なことに気がついた。次回作に期待します。私に言えることは1つしかない。とりあえず長生きしてください。
花守湖さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-16 20:05:02)

27.リサカーの走破力に感心しました。
物語としては面白かったのかどうかよくわからないけど、映像を見てるだけで幸せな気分になれる作品でした。 もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-01 10:44:08)

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【点数情報】

Review人数 252人
平均点数 6.08点
020.79% line
131.19% line
220.79% line
3249.52% line
4207.94% line
55120.24% line
63815.08% line
74618.25% line
83614.29% line
9197.54% line
10114.37% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.48点 Review35人
2 ストーリー評価 4.83点 Review49人
3 鑑賞後の後味 6.04点 Review47人
4 音楽評価 6.76点 Review50人
5 感泣評価 4.57点 Review40人

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