みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 なかなか見応えがありました。何より、日本映画につきもののクサ~いセリフや演出が無かった点がすばらしい。全編クールな印象で、安心して見ていられました。ただし、「腐ったアメリカを買い叩く!」とか「『強欲は善』の時代は終わった」(「ウォール街」へのオマージュでしょうか)といったセリフにはややがっかり。“天才”ファンド・マネージャーなら、もっと現実を見据えているはずです。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-24 09:48:48) 5.《ネタバレ》 最近よく見かけるドラマの劇場化続編モノ。中弛み感は否めないけど全体的には硬派な経済ドラマで面白かった。ドラマを見ていないと鷲津と芝野の関係性がわかりにくいかも。残留孤児三世の偽者の下りや契約社員守山はストーリーとしてはちょっと蛇足にも思えるが、あれがあることで劉一華がなぜあんなにも金に執着していたのかやAKAMAに対する想いが理解できる。 【時計仕掛けの俺んち】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-09-07 15:27:38) 4.ドラマ版と続けて観た。わざわざ映画にせず2時間枠のドラマでよかったと思う。 ドラマの緊張感を保ちつつ、映画としてのエンターテイメントも若干考慮されていたが、世界同時恐慌を引き起こしたり、コストカッターが社長になったりという無理な脚本は日本映画らしくマイナスポイント。エンディングもわざわざ奥地まで行く意味も、紙のお札を燃やす意味も説明不足かな。なにより鷲津さんの活躍がもっと見たかった。 【Skycrawler】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-05 23:44:13) 3.《ネタバレ》 「人生は金がすべてだ」、「金が人生の悲劇を生む」それらはすべて正しい。 ただ、自分自身も含めて、日本の、いや世界のその「現実」を、どれだけの人が本当の意味で理解しているのだろうか。 ということを、「ハゲタカ」のドラマシリーズとこの映画化作品を通じて思い続けた。 数年前、この国で立て続けに表立った某IT企業や某投資ファンドによる企業買収劇は、記憶に新しいところだ。 ただし、連日連夜報道されるその様を、一体どれほどの日本人が、自らが息づく国の経済危機を踏まえて見られていただろか。 自分自身もまさにそうだが、一連の騒動を全く別世界の“ショー”でも見るように、無責任に楽観視していた人がほとんどだと思う。 その国民の反応こそが、この国の抱える「危機」そのものだということを、この作品は具現化したのだと思う。 まさにタイムリーな社会性を如実に反映した設定、そこに映画ならではの娯楽性を加味した世界観は巧みだった。 経済情勢に全く疎い者でも、作品の中で巻き起こる顛末と現実の社会での出来事がみるみるリンクしていき、リアルな危機感と焦燥感に繋がっていく骨太な作品だったと思う。 玉山鉄二が演じた中国系ファンドマネージャーの悲哀が、この映画化作品の最たるポイントだった。 世界の底から生き抜き、憧れ続けた日本車メーカーの買収に心血を注ぐ様、そして、最期の最後まで金を拾い続ける様には、ドラマシリーズを通じたこの作品の「真意」が表われていたと思う。 金にまつわる人間の業、そして、罪と罰。 それは、決して否定することが出来ない人間の宿命なのかもしれない。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-05 23:11:52) 2.ハゲタカは日本のドラマでも久しぶりに面白かったドラマだった。 劇場版も他のやつよりは遥かによかった。 予想外のストーリーや主人公の性格やテーマが好きで、この映画でもそれが生かされています。 まあ映画版によくあるオールスターやストーリーのいまいちさは少し感じますが、それでもよかったです。 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-21 20:40:56) 1.TVシリーズと比べると少々エンターテイメント的になってしまったし、鷲津の切れ味も落ちていたが、それはそれでなかなか楽しめたよ。 【ぺん】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-15 17:02:24)
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