みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 とてもよくできたB級モンスターパニックコメディ映画(長いよ) 世界広しといえども劇場公開されたのはなぜか日本とフィリピンだけ、というかなり不遇の映画ですが、観た人のレビューを読むと予想外によくできたB級映画というレビューが多く、で、実際に自分で観てみると全くその感想通り、というかB級モンスターパニック物というジャンルの中では最高に近いレベルの1本だと思ったわけです。 とにかく脚本が素晴らしく、例えば最後付近のバトルでも「耳聞こえない青年が超音波攻撃の影響を受けない」「最後の父親との別れで例の馬鹿ゲームネタをもってくる」「爆発させようとすると電池がない」という、単調にならないよう緩急細かい展開をつなぎつつ伏線もちょいちょい使ってくる上手い脚本で、観ている側を全く飽きさせません。 更にそこにとぼけた主人公のボケツッコミがはいる事でコメディ要素が終始失われないのも素晴らしく、あの状況で主人公がほとんど変わらないのがいいわけです。 これで変に主人公に成長などされてしまうとこの映画のよさは失われてしまうわけで、最後までとぼけたダメ主人公なのが素晴らしいのです。 ところで私は吹き替え版で観たわけですが、最後のセリフとして「無視しよう」というダジャレで締められていたわけです(無視=虫) これ日本語だからこのダジャレが成立するわけでオリジナルだったらどういうセリフになってるんだろう?と気になるわけですが、何しろB級映画、その回答は得られそうにありませんし、わざわざ手間をかけて調べようとも思いません。 さすがB級映画!最高だね! ※2021/12/12 追記※ 上で書いたラストのセリフの件、原語で確認しました。最後のセリフはシンプルな「Holy shit」。吹き替え版はわざわざここをダジャレにしたんですね、日本語吹き替え版を書く人の愛を感じました。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-12-12 03:10:39)(良:2票) 4.《ネタバレ》 意外に嫌いじゃない。主人公が結構ダメなやつなんだけどなんか憎めないし。父ちゃんのキャラがまたいい。ただ伏線かなぁってのが伏線でなかったり行動的に意味不明だったりすこしジャンルが意味不明だけどラストの何みたんだよって続編に続きそうなのはいい。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-25 19:40:32) 3.《ネタバレ》 モンスター・パニックものとしてはかなり良く出来ていると思う。主人公のダメっぷりもいいし、その父のいかれっぷりもとてもいい。虫人間になっていくところなんかもなかなか凝ってっていいです。おもしろい! 【カエル本舗】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 12:05:00) 2.《ネタバレ》 シリアスなのかコメディなのか、ヒーローものなのかそうでないのか、最後までよくわからない映画。なぜ巨大な昆虫が発生したのか、昆虫のボスが発するあの音で何が生じたのかは、いっさい説明されない。伏線のように見えていて何も起こらなかったり、あるいはおこったり。が、パニック映画としてはそれなりに楽しめる。 【エンボ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-26 00:40:59) 1.《ネタバレ》 意外とマトモ。しっかりとモンスターパニックものとして楽しめるレベルに仕上がっております。主人公がサエない上にウザい男で、最初は映画一本分、このダメ男に付き合わなきゃならないのか?ってウンザリしますが、ちゃんとダメなりに頑張る、ダメなりのドラマを見せる、って感じで。虫が巨大化した理由とか、そこからどうやって逃げ出すか、あるいはどうやって戦うかとか、誰が生き延びて誰が死ぬかとか、基本的にはどうでもいい感じでさっさと先へ進んでゆきますけど、観客置いてけぼりとか、感情移入とかいう以前に、こんな映画ならこの程度で十分でしょ?っていう送り手側と受け手側の意思の疎通が上手く出来ているような感じで。いっそ、もう少しダメとか、もう少しアクが強くてヘンな事になってるとかいう不恰好さがあっても良かったんでない?と思うのは贅沢ですか。もっとも、東銀座の、焼き魚臭と地下鉄サラウンドな映画館にきっちりお似合いなレベルの映画ではあったので、劇場と一緒にそのB級な風情を存分に堪能させて頂きました。最新鋭のシネコンじゃこの味わいは出せませんもんねぇ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-01 19:26:27)(良:1票)
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