みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
20.《ネタバレ》 ハリウッドリメイク鑑賞後に観ました。本作品をみるとハリウッド版がずいぶんと本作に似てるなぁと思いました。リスベットはハリウッド版の方がきれいだなと思って最初は観ていましたが、本作のリスベットが化粧を落とした素顔はとてもきれいでした。リメイク版が最後にリスベットの女性の面を出したのに対し、本作は淡々としていて、その点が大きな違いかなと思いましたがどちらも良作だと思います。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-20 08:24:46) 19.《ネタバレ》 人間関係が複雑で誰が誰だか頭の中でこんがらがりそうになりながらも何とか理解できました。前半はスローペース、主人公とドラゴンタトゥーの女が協力するようになってからは一気に全貌が明らかになっていきます。話の序盤でハリエット=今のアニタではないかなと疑っておりましたが‥それでも話が飛躍するところも特になく、比較的長い映画でしたが面白く観ることができました。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-09-18 21:46:01) 18.キャラも特徴的で、ミステリー小説を読む感覚をそのまま上手に映画にする事に成功していて楽しめました。続編は監督が変わってしまい残念です。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-04-05 06:14:31) 17.《ネタバレ》 ハリウッド版→小説版→本作品の順番で鑑賞、比較になってしまうけど此方の方が分かり易く丁寧だけど映像的なインパクトはやや欠けます、悪く言うと地味です。小説版を読んでしまったので仕方ないですが、良かったシークエンスがカットされていたりしたのでやや残念でした。あまり良い事は書いてないけど原作の魅力は十分に引き出されていて楽しめます。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-02 07:12:51) 16.《ネタバレ》 リスベットが魅力的。レイプ仕返す気持ちよさ展開の小気味よさ、リスベットの道具や行動の美しさはまるでスパイや忍者のようで惹かれた。最後の似合わないゴージャス化は登場時の『なんか背低くて似合ってないなぁ』と感じたのを思い起こさせる。楽しかった。中性的な強く硬い身体にも惹かれた。現代の直訳である『女を憎む男』というのが反映されていないタイトルには疑問を持つ。 【reitengo】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 12:16:27) 15.《ネタバレ》 ハリウッド版の後で鑑賞。ハリウッド版のリスベットの方が、動きに無駄がなくてキレがよく、眉がないので表情が読み取れない分、危険度も存在感も上回ってて好きなのだが、ミカエルとリスベットが二手に分かれてする調査内容など、煩雑なストーリーをより良く理解できたのは、こちらの方。またノオミのリスベットは、目が神経質に、細やかに動く。目の動きだけで、的確で合理的な判断や決断をぱぱぱぱっと切り替えているのがわかり、いかにも頭のいい女性なんだろうなぁ、という印象を受ける。ミカエルとの相性もマッチしていて、自然に無理なく鑑賞できた。 【tony】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-28 14:21:09) 14.《ネタバレ》 まず出てきた率直な感想はといえば、「スウェーデン、変態多すぎ・・」。生理的嫌悪感を起こさせる露骨なシーンがけっこう多いし。北欧の雪景色の清冽さの浄化効果で作品が安っぽいグロに堕ちるのを防いでいるけど。ひとつひとつ謎を検証してゆくプロセスが、丁寧で観ていて分かりやすい。足で追うアナログパターンは昔の探偵物のわくわく感あり。スウェーデンにもナチの影響がこんなにあったんだ、などと北欧についての浅学さを思い知りながら真相にたどり着いてみれば出るわ出るわ変態犯罪者の山。いやはやスウェーデンで女が生きるのってなんかすんごい大変なことのように感じたりして。気のせいだといいんだけど。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-05 01:05:14)(良:1票) 13.《ネタバレ》 探偵役は二人。社会派で温厚なジャーナリストのミカエルと天才ハッカーのリスベット嬢。彼女は過去のトラウマから人を愛せず、コミュニケーション障害者で攻撃的な性格という設定。この設定が十分活かされている。ミカエルは追っていた悪徳実業家の罠に嵌り、裁判で有罪となるが、リスベットが無実を証明するのが副主題。ミカエルはある大物実業家から40年前の少女失踪事件の調査依頼を受ける。少女とミカエルは実は顔見知りであるという設定が巧み。リスベットは仕事でミカエルの素行調査を行っており、彼に興味を持った。失踪事件のことを知り、彼に事件解明のヒントをメールする。こうして二人の交流が始める。失踪事件は謎が多く魅き込まれる。事故で交通止めの孤島、生死不明、一族の内部抗争、犯人らしき人物から送られる押し花、残された日記の暗号らしき名前と数字、これらから一気に未解明の連続殺人事件へと発展する様相は見ものだ。これに聖書、ナチス、ユダヤ人虐殺、性的虐待、父殺しといったおどろおどろしい要素が加わるのだから重厚さは増す。性的虐待と父殺しはリスベットとリンクする。女を嫌悪する犯人を男を嫌悪する女探偵が暴くという構図の妙もある。リスベットは交通転落事故の犯人を見殺しにする。そして最後のサプライズ。少女は生きていた!これで終わりではない。リスベットはミカエルを嵌めた悪徳実業家の悪事の証拠を突き止め、ミカエルの無実をはらし、隠し口座から大金を引き出すことに成功する。ダークヒロインとしての新鮮味。彼女は人を愛せなかったが、ミカエルとは心を通わせ、ベットを共にし、音信不通だった母との和解も果たした。彼女の従来の探偵役からかけ離れたぶっ飛びぶりと成長ぶりも見所。細部まで理詰めで練られた脚本には好感がもてた。だが不満もある。ミカエルは部屋を荒らされたり、ライフルで命を狙われたりしているのに、安閑としすぎている。緊張感が足りないのだ。真犯人は直球すぎる。もっとミス・ディレクションやレッド・へリングを配すれば老練なミステリー・ファンからも大喝采を受けただろう。それと聖書、ナチスは古臭くないか?いやしくも題名はミレニアムだ。少女は連続殺人事件の真相を知りながら何故放置しておいたのか?警察に匿名投書するくらいはできたはずである。毎年生花が贈られてきて、それが犯人からのものと思うか?リベリットの貧相なヌードは不要。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 23:40:13) 12.《ネタバレ》 鑑賞した順番が米国版→欧州版だったので、どうしても米国版との比較になってしまう事をまずご容赦願いたい。 まず、原作小説が同じながら、こうも趣の異なる作品が出来てしまうものなのか!? と感心した。 意図的に奇抜な映像と音楽で派手に演出している感が強い米国版に対し、欧州版の方が丁寧に作られている様に思える。 登場人物の容姿は圧倒的に米国版の圧勝だが、欧州版の方が一般庶民らしく現実味が高く感じられた。 いずれにしても、北米版・欧州版共にどちらも良く出来ていると思う。 (猫が殺されない点では欧州版の方が上) 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-03 13:26:19) 11.かなりの長尺なのに一気に最後まで観れました。謎解きとしての面白さに加え、ヒロインのリズベットの怪しげな魅力にも引かれました。ラストもちょっと予想外の感動があり、色々な意味で楽しめました。3部作ということで2作目以降も当然観るでしょう。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-17 22:32:05) 10.東欧のミステリーという事でとても神秘的な雰囲気が好きです。 それぞれのキャラクターもいいです。主人公と一緒に謎解きできるし。 でもリズベットはもう少し綺麗な人がよかったかな・・・ 【mitsuo@】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-12 23:03:12) 9.《ネタバレ》 ちょっとテンポがモタついているような気がしますが、面倒くさくもある硬質なミステリを、キチンと丁寧に撮った結果なんでしょうねぇ。ミステリや人物像にピントを合わせてきた脚本が、好印象。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-02 00:27:16) 8.まさか鼻ピアスのような女に150分間も付き合える自信なんてさらさら無かったんですが、とりあえず20分ほどお付き合いしてみて 合いそうになかったならば、いくら途中であったとしても速攻妥協して潔く彼女とはバイバイさせていただこう ‥ って思いながら見始めてたんですが、、これが意外と夢中になれてしまってたんですよね 出だしから。そして次第に彼女が普通のオネエちゃんに見えてきてしまったのだから見慣れてきてしまった証拠だ。あとは勢いにて最後まで一気に見れてしまった。なかなか良かった。 だからこそですが、、 自分は続編の2とか3までは観たくないと思いましたね。ハリウッド版も観ないと決めた。 だってこれ以上もこれ以下も望まないですからさ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-18 02:08:18) 7.《ネタバレ》 ドラゴン・タトゥーの女=リスベットが謎めいていて凄く魅力的です。ミカエルと彼女の連携が映画的な面白さを醸しています。さしずめ、ミカエルがホームズなら、リスベットはホームズより優秀なワトソンと云ったところか。女性が虐げられる描写が多く、その被害者の一人でもあるリスベットの活躍が事件を究明する構成で、彼女の容赦の無さは加害側全体に対する復讐的な色彩が強い。女性の恨みを晴らす、一種のダークヒーローですね。これを観たら、もっとリスベットが見たくなります。シリーズ化された理由が分ります。身近に残虐な殺人鬼がいたというオチは地元警察の無能さの証明みたいな内容だったけど、40年も昔の失踪者の捜索が終盤で別の事件の謎解きに繋がり、犯人を特定し、さらに失踪人も見つける展開のスピード感が劇的で爽快でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-18 00:15:16)(良:1票) 6.原作、アメリカ版と観て最後にこのスウェーデン版を観ました。 さすがにほぼ同じ内容を3つ、期間も3カ月で観るのは厳しい。 全然内容を知らずに観るのと3つ目では違うと思うので少し甘い評価にしました。 なにより残念なのが2点。1つはミカエルが丸い。もう1つはDVDのジャケットが筋肉少女隊。とりあえず2と3も観てみよう。 【Skycrawler】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-03-17 02:37:29) 5.フィンチャー版を観た後に見返すと、編集映像音楽などの見た目以外は、やっぱりこちらのほうが良かったなあと思えました。ざっくり言うと、こちらのほうが「濃い」のです。説得力がある。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-02 18:00:42)(良:1票) 4.CMでアメリカバージョンが頻繁に流れていたので、オリジナル3部作一気に観賞しました。本作2時間半は観ていて長くは感じませんでした。1作目が一番面白いです。この1枚で、つまらないと思った方は2作目との繋がりはないのでやめたほうがいいかと思います。因みに2作目と3作目は繋がっています。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-02-13 16:01:02)(良:1票) 3.《ネタバレ》 映画史上で最も捻くれた不良ヒロインの登場!?現代風のネガティブさと才能を秘めた全く新しいダークヒーローの登場!? 凄いオーラを秘めた女主人公リスベットは、あまりにも今までの映画から言って主人公向きなタイプではなく、外見からして強いコンプレックスとトラウマを抱き心の病も抱えていますが、それが非常に魅力的でキャラクターの強みでもあります。 愛というものから逃避する暗い様は現代人の多くに共感を与えそうです。 僕も彼女のそういった暗さの雰囲気に非常に興味を抱きました。 ただ彼女は暗いだけでなく頭脳明晰でバイクもカッコよく乗りこなすので、そういった意味で彼女は心が病んでいながらヒーローになれたのだと思います。 本来、主人公とは人間としての弱みをあまり見せないものですが、彼女はそういうところを見事に見せるのが良いです。 この作品は人の心の闇を題材にしています。 非常に美しくゴスな映像も仄かに愉しいです。 島の凍てついた風景が素晴らしいです。 「セブン」や「羊たちの沈黙」のような異常犯罪の謎解きみたいなところもあります。 性の暴力についてこの映画では取り上げられています。 失踪する女性の多さ、豪邸の誰にも知られない地下室、立派過ぎる家と貧し過ぎる家の中で起こりえる閉鎖的な暴力などです。 それが異常で生々しいです。 中でも優位な立場を利用して自分の欲求を果たすパワハラが深刻です。 でもこの映画では復讐のマニアックな変態プレイが見れますが、目に毒です。 復讐劇として心地よいカタルシスですが、まぁ良い気味ですけど。 威圧して相手をコントロールする様な人間には、正直あれじゃ未だ足りませんが。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-02-09 20:33:58)(良:1票) 2.《ネタバレ》 40年前の事件、そして行方不明になったのは美少女ということで、全体的にミステリアスな雰囲気が漂う良質なサスペンス映画に仕上がっていると感じた。ストーリーテリング自体は、よくある流れを踏襲してるので意外性みたいなものはないけれど、それぞれのキャラクターに不思議な魅力がありそれがこの作品の一つの持ち味になっている。リスベットとミカエルの性格は、全く正反対のようでいて似通っているところもあり、この二人の関係及びキャラやバックグラウンドの面白さが、この作品を単なるサスペンス映画以上のものにしていると言える。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-09 21:57:04)(良:1票) 1.《ネタバレ》 原作未読。長尺だが、飽きることがなくストーリーに集中でき、鑑賞後は素直に面白かったと感じたので評価は高めにしたい。宗教ネタや重いネタも絡んではいるが、事件のネタ自体はそれほど驚かされるものではなく、比較的ありふれた猟奇的殺人事件がベースとなっているものの、捜査の推移を見守っていれば、それなりに楽しむことができる。事件の謎や人間関係は一見複雑にみえるが、比較的シンプルで丁寧な作りとなっているので、付いていきやすいと思われる。観客を置き去りにして、製作者の都合でストーリーをガンガン進めるというようなハリウッド映画のような作りではなくて、捜査を依頼された雑誌記者と同じような目線で観客はゆっくりと丹念に事件を見つめることができるのも好印象だ。シンプルで丁寧な作りとはいっても、訳の分からない伏線を張って自滅したり、登場した瞬間に「オマエ犯人だろう」というような単純な作りではなっておらず、犯人や事件の真相は最後まで分かりにくいので、ハリウッド映画とは異なる“新鮮味”を感じられる。スウェーデンの最近の映画はあまり見たことがなかったので、この機会に見られてよかった。 また、ハリウッド映画とは異なり、派手さがない一方で、エログロ度が高いというのも特徴。殺そうとする直前に、水を飲ませてやるといったやり取りなどは、なかなか興味深い視点からも描かれている。 リスベットとミカエルの微妙な関係も物足りないながらも、興味深く描かれている。この二者の関係がより深まるのは“続編”を待つしかないようだ。ただ、自己の感情は押し殺し、暴力的な感情に満ちているように見えるリスベットだったが、ミカエルにメールを送付した時点で、心のどこかで何かを求めているのではないかと推測もできる。 リスベットは消えない“過去”をもっているからこそ、ノーマルとはいえないアプローチを図り、一緒に寝ようとするミカエルに対してストレートな対応ができないところも何かを雄弁に語っている。抱いてはいけない感情が溢れてきたから、あの時に姿を消したのだろうか。忘れることができないから、刑務所に逢いに来たのだろうか。 サスペンスの面白みだけではなくて、こういった複雑な感情が入り混じっている点も面白みの一つとなっている。単純化された相対する性格のコンビとはやや異なるタイプのコンビであり、二者の微妙で単純ではない関係も本作を豊かなものにしている。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-04 23:04:01)
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