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カラフル(2010)

2010年【日】 上映時間:127分
ドラマファンタジーアニメ青春もの小説の映画化
[カラフル]
新規登録(2010-05-28)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-04-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-08-21)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督原恵一
宮崎あおい佐野唱子
南明奈桑原ひろか
麻生久美子真の母
高橋克実真の父
中尾明慶小林満
入江甚儀早乙女
藤原啓治沢田先生
矢島晶子駄菓子屋の子供
納谷六朗校長先生
真柴摩利駄菓子屋の子供
田中秀幸医師
原作森絵都「カラフル」
脚本丸尾みほ
音楽大谷幸
作詞尾崎豊「僕が僕であるために」
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
作曲尾崎豊「僕が僕であるために」
アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
編曲大谷幸「風」
主題歌miwa「青空」/イメージソング「僕が僕であるために」
製作亀山千広
島谷能成
フジテレビ
サンライズ
電通
東宝
アニプレックス
市川南〔製作〕(製作委員会)
企画内田健二
プロデューサー山内章弘
石原隆〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作茂木仁史(制作プロデューサー)
サンライズ
配給東宝
作画末吉裕一郎(原画)
美術中村隆(美術監督)
編集小島俊彦
録音大熊昭(音響監督)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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13.《ネタバレ》 見終わってまだ1時間たっていないが、このアニメ映画になんか違和感があると思った。たとえば主人公の家族がみんな、作り物くさい、善人ばかりなのである。あばれて万歳氏の文章を読んで、なんだか納得した。確かに原作と大違いである(私は原作未読)。

最近、私の中で、原監督作品への信頼が急落した。某番組での発言や、某監督との交流が原因で。

「人間はカラフルやで」を、原監督は否定してる。母親の不倫には理由があるなんて変更は、不愉快すぎる。他者から指示されたなら徹底的に戦うか、「じゃあ降ります」くらいであって欲しい。だがたぶん、原監督が変更したのだろう。脚本はベテランの脚本家一人だけということになっているが。もしこの作品に関する原監督のインタビューがあれば読んで確認したい。

映画として楽しめたので7点をつけるが、近いうちにまた観たいと思わない。嘘臭い映画は嫌いだからである。


<追記 2017年12月11日(同日やん)>
WEBアニメスタイルの、原恵一監督インタビュー(全四回)を読んだ。母親の設定変更について、何も書かれていなかった。他の場所でのインタビューも同じ。原氏は、アニメーターには「さん」「君」をつけるが、脚本家の丸尾みほ氏には「丸尾」。つまり呼び捨て。同年代で身内感覚のようだが、事情は知らない。かなり近しい間柄のようだ。 激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 7点(2017-12-11 16:07:57)

12.《ネタバレ》 原作未読。後からわかったが、何と言っても声優に起用されている俳優陣の顔ぶれが豪華。フジテレビが話題づくりのために力をいれて製作したのだろうか。高橋克実だけは見てる途中でわかったが…。他の方も言っているとおり、背景画のち密さとは対照的なチープなアニメーション(動き)は、あえて意図したつくりなのかどうか……。とはいえ、お母さんの微妙な感情は表情によく表現できていたと思う。本作のテーマはフランク・キャプラの名作「素晴らしき哉、人生!」にも底流で通じていると思うが、自分を客観視する、視点を変えるとことにより、誰もが生き方を変えることができる可能性を描いている。そして、たった1人の友がどれほど生きる支えになるかということも……。誰もにとって、この人生もまた「修行」の場なのかもしれない。恐らく原作が秀逸なこともあると思うが、いい映画でした。 田吾作さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-15 13:29:46)(良:1票)

11.《ネタバレ》 人生が一生暗い色のままでいるか、人生をカラフルに彩ることができるかは結局は自分の行動しだい。人生がつまらないと言って悲観的になる前に先ずは行動から変えてみよう、ということです。そして、姿やキャラや生き方なんて十人十色。他人の視線や評価なんかあまり気にしないで、自分らしく堂々と生きよう、といった人生を前向きに生きるためのメッセージをたくさん感じました。しかし実際には言うは易く行うは難しで、それが簡単でないから"人生"は厳しくもあり、生きていくやりがいを感じるのだと思います。 タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-11 21:39:26)(良:1票)

10.アニメとも知らずに観ました.前半は,やはり母親の不憫な印象が強い.後半はある意味予定調和と言ってしまえばそれまでなのですが,それでも久々に結構きました.原恵一さすがです.必要としている,必要とされている,助けられている,助けている・・・その時解らなかったとしても,生きていれば必ず感じる時が訪れます. マー君さん [DVD(邦画)] 7点(2013-11-17 01:23:58)

9.《ネタバレ》 見たい見たいと思いつつCMでネタバレされてしまい見る気を失った作品。
でもいまになってようやく観れて、それも自分にとってはいいタイミングだった。
公開時の自分は私生活で色々苦難があり多分精神的に辛すぎて受け止められなかったと思う。

人生でたくさんある小さな分岐点を描いている作品。
クゥ同様、地味なキャラに丁寧な心理描写。
これなら実写でいいじゃないかと思われるかもしれないけど、多分私これが実写なら観なかった。
自分は結構メディア作品に対して斜に構えて見る嫌なタイプなのだが、原恵一作品はそうした
なんちゃって批評家気分の気持ちを1枚1枚脱がして素直で純粋な気持ちにさせてしまう。
なので途中うっかり何度もホロリとさせられてしまい、観終えてシラフに戻ったあとで
「ああ自分安いなあこんな中学生日記みたいな映画で泣けるなんて年とったなあ」と
赤面してしまった。でもそんな自分、嫌いじゃない(ドヤァ)

話の中盤からマコトの正体はわかったがプラプラの正体にまで気が回らなかった。
故に観終えてからはずっとプラプラのその後の事ばかり考えてしまった。
マコトは救われたけどプラプラが救われる日はくるのだろうか…
肉まんの件が理解できないそこがプラプラの欠落している部分なんだろうな…とか
うちにはステイどころかチャンスもなかったからマコトは本当にレアケースなんだなとか
私の父親もいまプラプラのような『仕事』をどこかでしているのだろうか とか。
大きな罪を犯して死んだ人間が常世にも現世にも留まれないままちゅうぶらりんでいる状態は
当事者の「家族」の視点でみると非常に辛いものでして。
いつかプラプラも救われる日がきますように、と切に願ってしまった。 どぶん子さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-25 19:08:28)

8.最近のアニメは人物が極力シンプルで背景が実写みたいなリアルなものが多いけどなんなんだろう?そこまでするなら背景実写でいいじゃんと思ってしまう。中身はいかにもな青春映画な感じです。 とまさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-22 22:04:37)

7.勇気や、やる気が湧いてくる。考え方ひとつで見える世界は変わる。今を生きる。生きづらい世の中ですが、この映画のメッセージを現実に活かしていけば、確実に前向きになれる。悩んでいる人に勧めたい作品ですね。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-02 01:58:02)(良:1票)

6.自分が何者かわからず、少しずつ真の素性が明らかにされていく構成は良かった。
まるで自分が人生をやり直してる気分で観賞する工夫としては正解だと思う。
でも、僕は真にあまり感情移入できていなかったようで、母親に対して嫌悪感を持つことができず、妙なエロさに興奮してしまいました。
それが設定のせいなのか、麻生久美子の声のせいなのかよくわからないけど・・・。
父親と兄は知っていて知らない振りをしているのか?
それとも完璧に騙されているのか?
そもそもフラメンコの先生とは本当に別れたのだろうか?
流石に指輪は外してやるだろ等々、余計なことを考えつつ、後半のハートフルな展開にはちょっと涙しましたよ。
まあ、トータルとしてはいい話だったんじゃないでしょうか。
それにしても、プラプラの喋り方はなんとかならなかったんでしょうかね。
違和感ありありで気持ち悪かったです。 もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-26 17:44:59)

5.《ネタバレ》  予備知識はほぼゼロ(強いて言えば予告編程度)で観賞。
 一言で表わせば究極の人生(家族)再生計画。『半ば強引に試練を受けさせられる』『母親は不倫していた』『初恋の娘は援助交際中』『友達もいない』等のおかげでかなりヘコんだ所からスタートし、やがて友達ができたり、軽蔑していた人間の汚くない部分に気付けた事で少しずつ今の人生を楽しいと思えるようになっていく。とまぁ文章だけみると詰らなさそうだが、構成や話の流れが良く練られているので2時間と言う時間が流れるように過ぎて行きました。
 少年に入った魂の正体に関しても、勘の鋭い方は結構気付く(思い直してみると伏線も結構あった、『他人』と言っている母親の不倫に異常な嫌悪感を示すなど)と思いますが個人的には上手いなぁと思った。
 難点もいくつか挙げます。友人が出来ることで主人公の性格が急激に良い方向に向かうのだが、『人間ちょっとしたことで劇的に変われる』と言う意味だと捉えられるが、ちょっとだけ友人の出来かたに強引さを感じてしまい、ここはもうチョイ時間をかけて他人から友人に変わる様子を描いて欲しかった。
 あと女の子は援助交際を止めたのか?とか、細かい所では途中出てきた強盗少年達がそのままフェードアウトなど消化不良になっている点があり、全部すっきり解決しないのも現実味があると言えばそうだが、ちょっと後味悪いかな?
 設定的にしょうがないが、基本話に緩急や笑いは無くひたすらゆっくり同じペースで進んでいくので、物語の合間にこうスパイス的なシーンが欲しい方には合わないかと。
 最後に、思っていたほど悪くは無かったがやはり『声』。必死に声だけで演技しようと頑張っている様は伝わるが、やはり感情が高ぶったりしたシーンでは荒が出ていた。何気にモブでクレしんのキャストが結構出ていたが、そんなチョビチョビ出すくらいならいっそうの事クレしんキャストでやった方が色々話題にもなった気が。
 河童がかなり私の中で不評だったので心配したが良い方向で外れました。ただやはり『代表作』と比べてしまうとちょっと弱いかな?
 悪い点を結構挙げたが、そこまで気分を害する程ではなく気になった程度なので深読みなさらずに。
 声優の演技込みで面白かった順にすると戦国>オトナ>>>本作>>>>河童こんな感じでしょうか。
ムランさん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-11 09:59:33)(良:1票)

4.予備知識全く無しで観ました。
シナリオ的に非常に判りやすいですね。判り易すぎて、先の展開が全部読めちゃったけど、逆に言うと、かなり先の展開に繋がる前振りが判り易くされていて、その意味では非常にテンポ良く、感情が移入しやすいって事なんだろうね。
多くの人が号泣していた《僕》の激白するシーンなんだけど、あたしはこれが全然泣けなかった。なんか、泣くっていうのは違う気がするんだよね。見栄えとして、あそこは確かに泣けるシーンなのかもしれないけど、実際にはあの場面は《僕》が何で死んでしまったのかというのが端的にわかる場面で、同時にそれは《僕》が真の体から離れなければならなくなるもしれないという場面である筈なのに、そうした気持ちは全く表現されないまま、ラストに向かって行くという事に気が付いてしまったので、中途半端な気がして泣く人が理解できなかったんだよね。
そういう理解をしてしまうと、本当の意味で感動しなくてはいけないのは、ラストだとしか思えなかったのだけど、感情の高ぶるシーンがあの激白のシーンでピークに達していたから、ラストのテンションは思いっきり低くて、そこそこの感動は得られたけど、泣くまでに至らなかった。その辺が非常に勿体無かった感じはします。
役者に関しては南明菜の評価が高いみたいだけど、あたしはあの一本調子の感情表現しか出来なかったのが非常に引っかかりました。もうちょっとまともな役者が居なかったかと。逆にかなりどもる役の宮崎あおいの方が良かったですね。こんな奴いねーよという声も多いかもしれないけど、実際にそういう子になかなか気が付かないというのが現実としてある訳で、実はこれが非常にリアルかな、なんて思って観ていました。あと狂言回しであるプラプラに関してはちょっと違和感を感じました。関西弁のイントネーションを使うのに、台詞の殆どが標準語表現なんだよね。これが意図的なのか、単に脚本の言語指導の不足が原因なのかが判らないんです。なんか狙っている風にも感じるし、そうでない感じもあるし。もしかして、こう悩ませるのが意図なのかな?
何れにせよ、同じ原作付きでも、いろんなものを盗んで生活する小人の話に比べれば遥かに良いです。 奥州亭三景さん [映画館(邦画)] 7点(2010-09-27 12:30:49)

3.《ネタバレ》 あんまり観たいと思ってない映画だったが友人に付き合い鑑賞。映画館ガラガラ…。
大丈夫かなぁ、と思ったがしかし、期待していなかったせいか、
観てみるとこれが予想以上に良かった。見た目とは裏腹に内容はグロく、重い。
最近のアニメはどれもこれもそうなのだがちゃんとした声優を使ってほしいなぁ。
俳優女優さんが有名すぎて声だけでその人の顔が浮かんで邪魔をする。
6点ちょいって感じだけど最後がブルーハーツの青空だったのでおまけの7点。 虎王さん [映画館(邦画)] 7点(2010-09-06 21:23:40)

2.《ネタバレ》 原監督らしい、テーマが直球で伝わってくる作品でした。
アニメならではの表現はほとんどなし、コメディシーンもほとんどなしな上に、物語は中学生の自殺から始まり売春のシーンも出てくるという重い作品ですが、最後まで圧倒される出来映えです。
父親が「父さんも人間は嫌いだな」と言ったり、他人に無関心に見えても本当は弟想いの兄が主人公のために行動をしてくれたりする。登場人物がいい面ばかりを見せない人間くささが、なんとも愛おしい。
主人公が希望を見つけることができたのは、初めての友達ができたからということというのがいい。ただそれだけのことが主人公の心情を変えたのが伝わってきます。食卓で「同じ学校に行きたい」という涙ながらに語るのはたまらない。またこの友達が人間くさくて・・電車のゆかりの場所を一緒に歩くのは原作にないシーンらしいですが、重たい作中でほどよい清涼剤となっています。
ただ個人的に気になったのは、(佐野さんには謝ったけど)母親に謝るシーンと、援助交際をやめたのかどうかわかるシーンがなかったこと。
そういった罪や過ちを認めたりすることがないと、人を傷つけたりする悪いことをも容認しているように感じられてしまい、どうもすっきりしませんでした。もう少し細かい配慮が欲しかったというのが本音です。
でも監督のまなざしは優しい。「平凡すぎて・・」と主人公が語るシーンでは多くの方が自分にも当てはめて、考えることができる素晴らしいシーンです。誰にも思春期のころはいい子ばかりせずにどこか斜めに構えていたころがあると思います。そういう経験がある人たち、また今そのまっただ中の人たちにこのテーマは向けられています。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-23 22:33:45)

1.《ネタバレ》 号泣してしまいました。食卓で「友達と一緒の高校に行きたい」と訴えるシーンがよかったです。家族の愛を感じたし、友情に気づいた主人公のまっすぐさが心に響きました。監督がインタビューで言っていたとおり、アニメーションらしさを排除したアニメ映画でした。背景・風景をとても丁寧に描き、その上で、とても王道のヒューマンドラマが展開されていました。おもしろかったです。ただ、ラストシーンがやや説教くさかったのが難点。 kanekoさん [映画館(邦画)] 7点(2010-08-22 14:20:25)

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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.60点
000.00% line
100.00% line
211.92% line
300.00% line
459.62% line
5815.38% line
6815.38% line
71325.00% line
81223.08% line
947.69% line
1011.92% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review6人
4 音楽評価 7.75点 Review4人
5 感泣評価 7.75点 Review4人

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