みんなのシネマレビュー

春との旅

2009年【日】 上映時間:134分
ドラマロードムービー
[ハルトノタビ]
新規登録(2010-06-03)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2021-04-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-05-22)


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監督小林政広
キャスト仲代達矢(男優)中井忠男
徳永えり(女優)中井春
大滝秀治(男優)金本重男
菅井きん(女優)金本恵子
小林薫(男優)木下
田中裕子(女優)清水愛子
淡島千景(女優)市山茂子
柄本明(男優)中井道男
美保純(女優)中井明子
戸田菜穂(女優)津田伸子
香川照之(男優)津田真一
原作小林政広
脚本小林政広
撮影高間賢治(撮影監督)
製作アスミック・エース(「春との旅」フィルムパートナーズ)
朝日新聞社(「春との旅」フィルムパートナーズ)
配給アスミック・エース
衣装宮本まさ江
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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3.《ネタバレ》  泣かせてやるぞ見え見えの脚本に、まんまと載せられて泣いてしまった。

 じいちゃん、わがままに生きてウマが合わない兄妹もいて、全然バラバラなのに、どこかでお互い思いやってる部分がにじみ出ていて、老後の不安を背景にしつつどこか一縷の望みを与えてくれている。

 最後の方は、春ちゃんの旅になってしまってじいちゃんがなんかいい人っぽくなってしまい、唐突感も否めないし、わざとらしいお涙ちょうだいストーリーなのだが、すでに、それまでに、じいちゃんと春ちゃんに感情移入が完了しているので、しっかり感動してしまった。

 映画の尺の中で、あまりエピソードを詰め込まず、画面がゆっくりと流れているのも、感情移入と波長があっていた感じ。

 ラストシーンは、ありきたりすぎてちょっと頂けないかな。

 じいちゃんと柄本明との喧嘩のシーンは、すごく愛情が感じられる演出だったから、ラストもそんな感じで、今後のじいちゃんと春ちゃんのまた喧嘩ばかりの厳しい日常生活を描くだけでも、なんとなく温かいみたいな感じで締まったと思う。 nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-21 18:06:16)

2.《ネタバレ》 日本版「ハリーとトント」って感じですかね。「バウンティフルへの旅」もちょっと入っているかな?邦画で近いって言えば、素材としては「息子」ですか?まぁ、仲代達也の演技の味わい深さを感じる映画って言うか。でも結構、段々面白くなってきて、最後はこの点数です。春ちゃん演じる女優は結構、可愛いですよね。走り方とかドカドカって感じで走っていますけど、中々素顔はキレイです。邦画はセリフが聞き取りにくいので、字幕で鑑賞してますけど、この映画も字幕があってよかったです。この二人の旅代、お金足りるのかなぁなんて心配しちゃいました。泊まるとこがないので、ホテルのラウンジにいたら、追い出されて、日本も住みづらい国になっちゃいましたね。それにしても、どの邦画観ても、必ず出てる柄本明と香川照之。またか、って思っちゃいます。 トントさん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-28 07:27:25)

1.《ネタバレ》 例によって、ゴーストタウンのごとく往来のまるで無い殺風景な地方の街路。『バッシング』でも、『愛の予感』でも、小林作品に登場する「北の辺境」は無機質で人間味を欠き、主人公らの殺伐とした心象の反映といった具合で一面的に捉えられる。それでもこの作品はオーソドックスな脚本の趣向によるものか、東北や道南地区(牧場シーン等)の生活感のある暖色系のロケーションや、徳永えりの羽織るジャケットの印象的な赤が作品に温かみをもたらしている。

『白夜』ほどではないにしろ、佐久間順平の音楽は心情説明的で少々押し付けがましいなど不満もあるが、祖父と孫娘のツー・ショットと歩行、食事、その様々なバリエーションと反復表現にはやはり妙味がある。序盤の拒絶の身振りから、旅館の二階と一階それぞれの窓から外を見る二人のショット、仙台の大通りのベンチで肩を寄せ合い眠る二人のショット、腕を組み牧場の坂を駆け下りていく二人のショット、そして冒頭と対になるラストの電車シーンへと、二人が横並びとなるシーンは触れ合いの所作とともに滋味と幸福感を醸していく。

また、味覚以上に活力としての食事が描かれるのもまた小林作品独特の味だ。ラーメンのスープ、コップの水も必ず飲み干させている所が良い。

その他、印象的な細部として、配膳する徳永の手付きをさりげなく見守る淡島千景の視線。一泊目の夜、旅館の風呂場で徳永が口ずさむ歌声の澄んだ響きなどが忘れ難い。 ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2010-06-12 21:41:12)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.29点
014.17% line
100.00% line
200.00% line
328.33% line
400.00% line
5520.83% line
6416.67% line
7312.50% line
8625.00% line
9312.50% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 3.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

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