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【クチコミ・感想(7点検索)】
5.フツーに考えてあり得ないオハナシ・・・? いえいえ、そんなことありません。誰にでも経験はあるはず。あれほど恋焦がれた相手に「こんなはずじゃなかった」と落胆したことが。恋をするとき、人は相手のことを自分の価値観という動かしがたいフィルターを通して見る、いえ、見ざるを得ないのですから。そして現実を知って叩きのめされる。この映画は、そんなどこにでも転がっている恋愛での現象がものすご~く極端な形で出現してしまった例のお話だと言えましょう。始まってすぐに「あ~、勘違い」の恋なら誰にだってあるけれど、始まって10年も経って勘違いに気づかないならそれはもう本人たちにとっては「真実」に・・・。そもそも、ガリマールは蝶々夫人の舞台日本と、自分のいる中国もごっちゃになっている様子。いずれにしても、恋愛は多少の勘違いを真実と信じる妄想力や幻影を見る想像力がない人間には出来ません。でもでも! 映画としては好みが分かれるでしょうね、これは。キワモノに成り下がることなく、ぎりぎりのところで作品性を保っているのは主演2人の俳優に負うところ大でしょう。ジョン・ローンの女装はなかなかのものでした(声の野太さは如何ともしがたいけど)。こういう「色事」で身を滅ぼす男を演じさせるにはやっぱりジェレミー・アイアンズ。護送車の中でのシーンは切な過ぎ、あのラストシーンはあらゆる意味でイタ過ぎます。 【すねこすり】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-28 15:56:08)
4.《ネタバレ》 ジェレミー・アイアンズが物凄く印象に残った映画。愛に殉じる東洋の女性は美しいという妄想からソンをバタフライと呼び長年に渡り男である事に気づかなかった。(自分に少しも似ていない子供を見ておかしいと思わなかったのか?)護送車でのルネに切なさと哀れみを感じてしまった。最後自分がバタフライとして死んでゆくため化粧する一塗り一塗りに鬼気迫るものがあり、武士の切腹をみるようであった。初めて見たジェレミー・アイアンズにはまりそう。ジョン・ローンは女より男のほうが数段美しかった。 【The Grey Heron】さん 7点(2003-12-07 02:47:25)
3.彫刻のような顔立ちのジョン・ローンならではの美しさに魅了された。性差を超えて美しい。また,ジェレミー・アイアンズ演じる英国紳士の生涯は実に勇敢!護送車でのやり取りがたまらなく切ない。夜(闇)の比率も好みだな~。 【ロウル】さん 7点(2003-11-05 13:22:10)
2.強烈!やっぱりクローネンバーグって凄い。人間が破滅して行く姿を描かせたら、右に出る者ございません(笑)。万人向けでは無いので7点ですが、彼の映画には麻薬のような魅力があります…。しかし、ジョン・ローンって凄い俳優ですね。他にこの役ができる人なんていないでしょ! 【たまねぎ君】さん 7点(2003-07-22 20:55:59)
1.裁判のシーンで「ええーっ」とビックリ。ホントに女だと思ってました。蝶々夫人とピンカートンとの関係が思っていたのと逆だったのが感心しました。 【ルチオフルチン】さん 7点(2003-03-29 23:16:25)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 6 | 30.00% |
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5 | 3 | 15.00% |
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6 | 2 | 10.00% |
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7 | 5 | 25.00% |
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8 | 2 | 10.00% |
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9 | 2 | 10.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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