みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
27.タイトルからしてかつてのGメン75のような、大事件に大捜査網が引かれるような派手派手しいお話を期待して借りたら・・・あれれ?なんか地味。基本的には刑事一人が、蒸せ返るような暑い夏の夜、地道に捜査を続けるお話でした。何でこんな邦題なんだろう…原題は内容ドンピシャなのに。 人種差別の激しい南部を舞台にした刑事ドラマ。これはこれで大変面白かったです。これは48時間等の刑事コンビものの出始めだろうか。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-01-13 10:27:48) 26.《ネタバレ》 夏の夜の暑さが画面からにじみでる作風に、超露骨な差別を全く隠しもしないのは、監督のキャラなのでしょうね。1967年当時【50年以上前!)はこんな雰囲気だったんでしょうか。まぁなんとなく南部のほうはそんな感じなイメージはありますが。静かな始まりからの後半への展開はこのテの映画のお手本のようで 俗にいう「バディムービー」の元祖ですかね。 ちょっと荒い展開ながら最後の別れのシーンがいいですね。7点。 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-15 22:08:08) 25.この時代に作られたことに価値がある映画だと思うが、今観てもそれなりに面白い。 緊迫するよりも、落ち着いて観られるところが多い。よく出来ている。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-03-26 17:33:50) 24.《ネタバレ》 南部の片田舎の殺人事件が発端となり、北部から来た通りすがりのすご腕黒人刑事とステレオタイプの白人警察署長を中心に繰りひろげられる人種偏見ドラマ。屈辱的な偏見や生命の危険に晒されながらも踏ん張りきる主人公のモチベーションや真犯人逮捕に至る一連の流れがちょっとぎこちないけど、50年前の古き悪しきアメリカ南部の空気を感じるには十分です。多くの人の意識が本音の部分で変るのは半世紀位ではまだまだ無理なのでしょう。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-11-26 21:20:11) 23.エリートで身分や権力があるからこそ、被差別者でも堂々と戦えるってのはあるよな。ある種の自信というか余裕というか。だから差別する側も一目置かなきゃいけない。決して公民権に目覚めたわけじゃない。この署長の葛藤が中々よかった。まずは能力からスタートして対等に渡り合う事により差別は撤廃していくしかないのか?という限界を思い知った。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-08-27 12:23:10) 22.《ネタバレ》 刑事モノの犯人探しとしては終盤拍子抜けだったけど、この時代の黒人差別を描いた作品としては佳作だと思う。 レイ・チャールズの歌も見事にマッチしていた。 私事ですが、昔港町の某ファミレスでバイトしてた時、同僚に米国人のバイト(奥さんは日本人)が居て、客で黒人とかも来るので何となしに黒人差別の事を訊いたら、黒人の友人も居るし黒人一人一人を毛嫌いする訳じゃないけど、心の奥底では“このニガー”って思いはあると仰ってて、やはり根深い問題なんだなと思ったりしていました。 だからこそのラストの微妙な距離感の微笑み合いは実にリアルで名シーンだなと感じました。 更には、それを考えると今現在のオバマ大統領ってのは、とんでもなく凄いことなんだな思ったりする次第です。 【ぐうたらパパ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-07-21 18:40:57) 21.60年代のアメリカ、そして当時の南部の風土を今に感じさせてくれる作品です。 北部からやって来た黒人の敏腕エリート刑事と、南部の白人の田舎警察の署長。様々な対立軸が存在する2人が時に静かに時に激しく対立の火花を散らす。 スタイガーとポワチエの演技合戦も非常に見応えがありました。 特にスタイガー。黒人への差別意識を持つ典型的南部人であり、その意識は払拭できないものの少しずつ北部の黒人エリート刑事を認めざるを得ないという複雑な心境を見事に演じた。 最後は駅で抱き合い別れを惜しむこともなく、軽く握手するのみですが、小さく微笑みあう2人の表情、特にスタイガーの微笑みが良かったですね。 この頃には考えられなかったことだと思いますが、今のアメリカはついに黒人大統領の時代となった。この小さな微笑に少しずつですが変化が感じられるいいラストでした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-02 21:26:45) 20.《ネタバレ》 シドニー・ポワチエとロッド・スタイガーの距離感が絶妙にいい。ヘタに友情が芽生えるよりも、お互い理解し合えないところは残しつつ、言葉は交わさずニヤッと笑いあうくらいのが好きだ。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-13 00:54:25) 19.《ネタバレ》 文字通りうだるようなレイ・チャールズの主題歌を冒頭に、都会からやってきた敏腕刑事が片田舎で起こった殺人事件を、地元警察と悶着を起こしながら一緒に解決していくというストーリーは今の時代からすれば常套的なものです。 しかし、今よりも黒人差別が顕著だった60年代、しかも保守的な南部という地域設定も手伝ってか、普通であればコメディにでもなり得そうな題材がとてもシリアスなものになっております。 事件そのものは大したものではないですが、あからさまな人種差別に耐える主人公、そして彼の手を借りなければならないながらも存在を煙たがっている警察署長の2人の衝突は普通の犯罪映画の刑事たちの関係とは少し違う、もう少し深い葛藤を感じます。 物語が進むにつれて、二人の心境も徐々に変わっていますが、完璧な友情ではなく、あくまで若干の好感、というところで止めておいたのも、作品全体のバランスとして良いと思います。もっとも、時代的なこともあるでしょうが… 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-23 02:02:45)(良:1票) 18.《ネタバレ》 シドニー・ポワチエはどんな役をしても魅力的に映りますね。そのおかげか、差別主義の醜さが際立つような気がします。こいつ怪しいなという人物が犯人だったのが少しがっかりでした。緊張感漂うサスペンスというより、別のものに立ち向かわなければならない黒人刑事の話ですね。ダイナーでの彼の表情は素晴らしかったと思います。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-08-01 19:42:43) 17.《ネタバレ》 白人達の微塵も隠そうともしない当たり前のような黒人差別は、実際の差別もまだまだ根強かっただろう67年製作ともあって、これがリアルだと思うと胸糞悪い。 淡白ながらも渋い演出と、黒人音楽(ブルース、ソウル)が夜の背景とマッチしていてカッコ良い。サスペンスとしては平凡というか、白人署長の誤認逮捕乱発は、ちょっと話を安っぽくしてやしないかな。バージルさんカッコ良かった。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-02 00:13:25) 16.《ネタバレ》 おそらく安易なハッピーエンドにしなかったからだろうが、ラストでグッとくるものはなく、じわじわこみ上げてくる。別れ際の二人の笑顔はカタルシスとしては最高。大げさに描かないこそ得られる現実味ある二人の距離感は絶妙。ストーリーとしては、妊娠の辺りから少し詰まらなくなってしまった感があるのが残念だが、よく出来た脚本だと思う。レイ・チャールズの音楽も最高で、時代を感じさせる作品ながら、観る価値の多いにある作品。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-04 23:39:30) 15.《ネタバレ》 40年前の映画ですよね。40年前とはいえこんな人種差別があったんですよね。「自由の国アメリカ」というのが白々しくなるのですが、こんな映画を作れるところは、さすがかもしれません。今でも南部は、人種差別があるみたいですね。当時のアメリカの世相を知るだけでも見る価値あると思います。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-22 00:46:42) 14.《ネタバレ》 署長から人種差別意識が消えてめでたしめでたしという描き方ではなく、結局最後まで差別意識を完全には拭いきれていない描き方にリアリティがあって良かった。今こういう映画を撮ると、きっと前者のめでたしめでたし式で撮ってしまうんだろうなぁ。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-12 17:46:49) 13.《ネタバレ》 なるほど。 素晴らしい切り口ですな。 犯罪捜査的側面はいっそバッサリ捨てて鑑賞した方がわかりやすいのかも。 署長とバージルが町の大物の家を訪ねていって大物の横っ面をはたき返すってシーンは、犯罪捜査的側面から見れば全く不要だけれど、署長の心境の変化の「始まり」を象徴する為に重要なシーンなわけですな。 俺自身、合衆国(全世界かな?)における黒人差別の本質を理解できているわけではないけれど、この南部地域の住民達に刷り込まれた(というかヘバリツイタ)意識や慣習の中で淡々と戦い続けていく主人公バージルの強さには頭が下がったし、バージルと署長との絶妙な距離感の変化にはなんとも穏やかな昂揚感を感じた。 素晴らしい切り口だと思う。 ただ、やっぱり「犯罪捜査を通して」っていう「この映画を見せる為の筋立て」が弱いんだよね。 「白人警官 対 黒人警官」って図式でみると、署長があまりにも愚鈍すぎる。 署長にももっと力量があって、なおかつバージルがその上を行く。。。そういう高いレベルでの競い合いの中で、お互いがお互いを見つめなおしていく。みたいな見せ方だともっと引き込まれたと思うんだけどなぁ。。。 まあ、「人種的に優位にいるという意識(妄想)の上にアグラをかいている白人」より「数々の辛酸を舐めながらも自らの信念を曲げずに戦っている黒人」の方が優れていた。という見せ方にしたんだね。 この方が意図が伝わりやすいのかもしれないなぁ。。。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-14 01:25:03) 12.レイ・チャールズの唄に痺れます。 【たま】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-24 22:08:46) 11.当時としては、かなり斬新でレベルの高い作品だったのでは..今でも十分楽しめます..人種差別をまざまざと見せつけてくれますし..刑事ものとしても秀作.. 難を言えば、あの妊娠ですべてが急展開するのは、ちょっと強引でしたね~ もう少し伏線を張ってつじつまが合うようにすれば、完璧だったのに..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-14 12:00:11) 10.内容は語りつくされている通りですね。一番印象に残るのは駅で見送る時のロッド・スタイガーの笑顔です。それに応えるシドニー・ポワチエも良かったですけど。 【Mr.MONK】さん 7点(2003-12-15 23:33:19) 9.子供の時、普通に刑事物と思って見て、まあ普通に面白かった。・・・今見ると人種差別の話だったんですねー・・・子供のころは、相棒同士のいがみ合い程度にしか感じないで見てたっけな。一粒で二度おいしかった。 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-30 17:18:42) 8.かなり昔に世界名画劇場で見た。ギレスピーの人種偏見というのはとても深刻な問題だと思いました。ノーマン・ジュイソン監督の演出のうまさ、白人と黒人、その区別を叩き壊すヒューマン・タッチがとても素晴らしい! 【ピルグリム】さん 7点(2003-10-25 22:10:09)
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