みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 一部意味分からない部分あるけど面白いね。 ただのループ物かと思いきや結構複雑で 1周目:ボートが漂着し主人公以外死亡で2周目へ 2周目:ボートが漂着し主人公以外死亡で3周目へ ※この時点で二人の主人公が船の上に残っている。 3周目以降:ボートが漂着し前々周の主人公を含む4人が死亡し次周へ 整合性より雰囲気重視な作品ということでいい気もするけど こじつけでいいから説明がほしかった。 とにかく時間軸があらゆる場面でねじくれてて 主人公も精神疾患&記憶障害で奇怪な行動にはしるということで全部説明つくけどね。 なかなか観てて感情移入しにくいな。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 7点(2020-01-12 14:25:04)(良:1票) 5.《ネタバレ》 障害のある一人息子を抱え、困窮した生活を送るシングルマザー、ジェイ。追い詰められた彼女は少しでも気分転換を図るため、息子を特別支援学校へと預けると、約束していた友人たちとともにヨットセーリングへと旅立つことに。「トライアングル号」という名の立派なヨットに乗り込み、美しい大海原へと繰り出したジェイは、日頃のストレスを忘れしばしのバカンスを楽しむのだった。だが、そんな彼女たちを悲劇が襲う。急な大嵐に遭遇し、ヨットは呆気なく転覆してしまったのだ。横転したヨットで途方に暮れていたジェイたち。すると神の恵みか、大きな豪華客船が彼らの前を通りかかる。急いで乗り込んだものの、何故かどこをどう探しても船客はおろか乗組員すら誰一人として見出すことが出来なかった。戸惑う彼女たちに突然、今度は銃を持ったマスク姿の人物が襲い掛かってくる。「いったいどうなってるの?」――。パニックへと陥ったジェイに、理屈では到底説明できないような更なる不条理が訪れる…。いったいここは何処なのか?何故、ジェイは初めて訪れるはずのこの豪華客船に見覚えがあるのか?そして、マスク姿の襲撃犯の驚きの正体とは?低予算で撮られたワンシュチュエーションのスリラーでありながら、練られた脚本の力とエッジの効いた映像センスで魅せるなかなかの佳品でしたね、これ。猛烈にネタバレしてしまうと、前半まではよくあるソリッド・シュチュエーション・スリラーのように思わせながら、途中でもう一人のジェイが登場し、ここからまさかのループ物へ!いやー、見事に気持ちよく騙されましたわ~。自分たちが全員死ぬとまた次の自分たちがやって来る――。この悪夢の無限ループから抜け出すために孤軍奮闘する主人公の姿が小気味よく(タンクトップ&ホットパンツ最高!笑)、ときおりハッとするような映像が差し挟まれるのも大変グッド。特に、山と積まれた何十人もの自分の死体へと新たに横たわる主人公の仲間の女性。いやー、シュールで絶望的でグロテスクで大変良い画ですね~。最後のオチも力技ながらうまく纏めていて満足度は高い。なるほど、シーシュポスの神話ってそういう意味だったのか。そんな絶望的なお話を良い感じで緩和する大海原の映像も涼しげで、真夏の熱帯夜にビールでも飲みながら楽しむのにうってつけの映画でありました。うん、7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-08-28 17:52:36) 4.《ネタバレ》 ループから抜け出すことが目的なのかな、と思っていたら、最初からループしてたっていうお話。やっぱり解せないのは、船に乗った瞬間(なのかどうかわからんが)記憶がリセットされるという設定。それさえクリアされてれば完全ループだったんじゃないか。 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん [インターネット(吹替)] 7点(2018-08-30 17:35:29) 3.《ネタバレ》 やはりレビュアー全員一致で予備知識なく観賞ですね。 私も幸運にも全く知識なしに観ることができました。 ただ、面白かったのが最初の1時間くらいで、繰り返し体験する主人公が何故こういった行動へ導かれなければならないのか、それが疑問だったのです。 ↓の目隠シストさんのレビューでよく理解できました。 彼女は不思議な絵を描くような子供を育てることに疲れ切っていて、彼女と子供が乗っていた車が大破した状況を見て、悪魔に魂を売ったんですね。 タクシーの運転手に戻るか聞かれて「約束する」と言った主人公は既に現実から遠ざかっていたのですね。 そう考えると、この映画がいろいろなサイトで好評価を得ているのも理解できました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-22 09:52:56) 2.《ネタバレ》 (他のレビュワー様もご指摘のように、予備知識なく鑑賞する事をお勧めします。ネタバレありますので未見の方はご注意ください。)主人公たちが乗り込んだ客船は、ギリシア神話の風神の名『アイオロス』を冠していました。劇中紹介されているこの神に纏わるエピソード、“死神を騙してこの世に居座った罰として、岩を山に押し上げる苦行を永遠に課された”が、主人公の身の上にも起きていると考えてよさそうです。彼女はシングルマザー。自閉症の息子と向き合う生活。其処に逃げ場はありません。だから逃げたかった。ほんの少しだけでも、楽しいクルージングで厳しい現実から目を逸らしたかった。それが自動車事故で命を失う寸前に、彼女が抱いていた願い。そこを死神(タクシー運転手)に付け込まれた。彼女は“死”という現実から、逃げ続ける誘いに乗ってしまいました。息子を取り戻す挑戦を、彼女は続けるのでしょう。永遠に。TRI・ANGLEはTRY・ANGLEでもありました。なんと哀れな事でしょう。それほど重い罰を受けなければならない程、彼女は罪人だったのでしょうか…。物語は、その構造上同じ場面が幾度も繰り返されますが、主人公の視点が複数存在するため、飽くことがなく緊張感を維持できたと思います。何も知らずにアイオロスに乗り込んできた私。奇妙な繰り返しを阻止しようと足掻く私。自分の役割を理解(思い出した)私。文字通りアングルが変われば、物事の受け取り方も変わります。それが物語の奥行。技ありの脚本でありました。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-01-04 18:52:45)(良:4票) 1.《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに観る事をお勧めします。低予算映画だとは思うのですが、だからといってチープなわけでもなく、むしろヨットが大波に襲われる序盤のシーンはしっかりと作り込んであって、迫力もあります。転覆、遭難した彼らの前に大型客船が運良く現れ、そこに乗り込んでいくわけですが、この客船が、少々古ぼけた外観とか、船室の雰囲気とか、なんともいえない妖しさが漂っていてビジュアル的に惹き込まれます。こういう非現実的なミステリーって凄くワクワクさせられるので、僕の好みです。覆面を退治した後、なんと先ほど遭難していた「自分たち」を発見。この辺りから物語の第2幕で、主人公は悪夢の無限ループから抜け出せるか?ということになります。この、序盤から中盤にかけてのストーリー展開は本当に素晴らしく、満点をつけたいぐらいの気持ちです。ただ、主人公が結局覆面をつけて、あの惨劇を繰り返す展開にどうも違和感を感じるし、ラストも本人はショックのあまり記憶がなくなって?また船に乗り込むようで、どうも主人公の頭がおかしくなったり忘れちゃったことにしたりしてつじつまを合わせようとしているのが感じられ、その点はマイナスかなと思う。考えだすと頭の中がこんがらがってきちゃう話ですが、主演の女優もすごく演技を頑張ってるし、数あるB級ホラー映画の中では特筆すべき良作だと思います。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-02 00:03:19)(良:1票)
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