みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 ヴァーノンを殺した組織がその後一切出てこない。ヴァーノンが何をしていたのかも語られない。エディは記憶がない間にモデルを殺してしまったのか。その真相も闇の中。と、こんな感じで説明不足や投げっぱなしのエピソードが散見する作品。ですが、そんなマイナス要素が気にならないくらい、この作品にはパワーがあります。 薬を飲んで脳がフル回転。トーク力アップ。観察力アップ。掃除力アップ。40分で大学の論文を代筆し、小説を4時間で書き上げる。その小説は編集者から大絶賛。このシークエンスだけでテンションは一気に上がります。 やったことはないですが、ドラッグをやる人たちってこれに近い感覚を味わっているのかもしれません。全能感や万能感に酔いしれてしまうみたいな。薬が切れたときのエディの症状。あれってまさにドラッグの禁断症状じゃないんだろうか。その末路の一例として、メリッサの口から語られる身の上話。この身の上話が結構エグイ。もしかしてこの作品はエンターテイメントに見せかけた『ドラッグ、だめ。絶対』の啓発運動なのだろうか。だとしたらラストは悲惨な結末しかあり得ないじゃん。 と思いながら暗い気持ちで見ていたら、まさかのハッピーエンド。これもある意味どんでん返しですね。 薬の成分を解明し、危険な副作用を取り除いた?それはわかるとしても、結果薬を飲まなくてもよくなったって・・・。しかもシナプスが変化してスターマリオはそのまんまですか。今までみた映画の中でもかなり強引。 で・す・が、ハッピーエンド好きの自分としましては、整合性の欠片もない、ご都合主義の究極系のこの終わり方にさえ、ちょっとニヤニヤしてしまうのでした。ロバート・デ・ニーロをやりこめちゃうのがちょっと清々しかったんですよね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-02-04 03:18:05)(良:1票) 5.《ネタバレ》 ありそうでなさそなお話を強引なスピードをもって押し付けて来られました、って感じ。でも、そこに不快感はなく、純粋に娯楽作品として楽しめるのはシンプルな表現と適度な尺のおかげかな? 細かいところを追求すればかなりの雑さ加減だけれど、「リミットレス」ってタイトルのとおりってことで許しちゃいましょう。面白かったし退屈しなかったということが、何より良作の証拠です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-11 12:31:42) 4.《ネタバレ》 ●過去に見たり聞いたりした情報が結びついていき、眠っていた脳が目覚めていく過程が、あったようでなかった表現で面白かった。●映像に工夫があり、飽きさせない努力に拍手!●喧嘩のシーンにクスリとした。●ツッコミを・・・1.あれ?ボディーガードどこいった?2.どいつもこいつもみんなのび太か!頭悪すぎ。3.ヤバそうな客を乗せてタクシー走るか?それもNYでぜ。4.この薬を開発した人間はそうとう天才なはずなのに、どうしてこの薬を服用してさらなる完璧な薬を開発しなかったのだろう?5.だいたいこれだけの薬を、ヤクの売人だった奴が簡単に盗めちゃうのが不思議。以上ツッコミでした。ただこの映画の良い点は、鑑賞した後に、自分ならあーするだろうなこーするだろうなって、考えを巡らせて楽しませてくれるところ。最高のネタ・ムービーです!!ちなみに自分なら、車のワイパーに代わるものを開発して特許を取って、それだけで一生遊んで暮らす。政治や医学関係はなんか怖いからパス! 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-26 00:17:46)(良:1票) 3.《ネタバレ》 なかなか面白かった。テンポよく話が進み過ぎて付いていけなくなったところもあったが、最後まで一気に観れます。これはスーパーマンになれる薬の話で、薬を利用して金を儲けるより、薬の研究をして、副作用を改善、永久に自分だけ服用出来るようにすることが成功するための方法だと判る。こんな薬があったら飲んでみたいと思うだろうか? 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-07 23:25:43) 2.かなり満足できたサスペンス映画でした。魔法のアイテムを手に入れて浮かれていたら後で大変なことになったというのび太チックな物語なのですが、本作の監督と脚本家は基本設定がとにかく雑であることをきちんと認識していたようで (財界の大物が欲しがるアイテムをなぜ街のチンピラが持っている?そして、なぜそれを主人公に飲ませた?etc…)、設定を深掘りせず主人公のサバイバルに物語の焦点を絞っています。この戦略が吉と出ていて、90分の勢いあるサスペンス映画としては年に数本出会えるかどうかというレベルの面白さとなっています。特殊な設定のおかげで先読みの難しい物語に仕上がっているのですが、同時にこの設定のアラを観客に見透かされる前にさっさと話を終わらせているのです(これ以上設定をいじくっていれば、映画は空中分解していたことでしょう)。観終わった後から振り返れば、主人公が執筆した小説、今カノと元カノ、主人公の殺人容疑等、投げっぱなしのネタがいくつも見つかるのですが、スピーディな語り口のおかげで観ている間は特に気になりません。ブラッドリー・クーパーの飄々とした個性も設定のアラを隠すことに貢献しており、これは映画化の勝利だと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-06-17 03:13:59)(良:1票) 1.アイデアは面白くSFサスペンスとして佳作の出来だが、短い上映時間の中でのスピード感のためか肝心の部分のディティールやスリリングな展開が犠牲になっていると感じる部分もあり、サスペンスとしてもSFとしても失点で、ロバート・デ・ニーロをキャスティングする意欲があるのだから作りこめばもう少し完成度の高い傑作となっていた可能性もありえただけに非常に中途半端でもったいない作品となっている印象。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-13 09:17:01)
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