みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.計算された予定調和的な長回しほど撮影の裏舞台を想像させてしまい、説話にとっては妨げとなりがちである。 『ターミネーター4』でもそれが気取りにも見えかねない逆効果を生んでいたが、本作中盤でリース・ウィザースプーンが自室で音楽に合わせて踊り動き回る中、彼女の視界の外で部屋を物色するトム・ハーディ&クリス・パインの動きを組み入れた縦横無尽の移動長回しなどは、あえて作り手の段取り臭さを誇張したようなユーモアがある。 「荒唐無稽を真剣にやる」というドラマ内容と撮影スタイルが合致した相乗効果もあるだろう。 スタッフ・キャストの息の合った仕事ぶりを見せつけて心地いい。 そうした作り手の熱意を露呈させる長回しも、レンタルDVD店のシーンを始めとする様々な映画ネタも、一種のご愛敬。 それらの無邪気な作為性は明らかにシリアスパートの緊張感まで削いでいるのだが、それも狙いなのだろうから、アクションシーンの雑なカット割りに耐えつつひたすら予定調和を楽しむしかない。 対話劇のテンポ、特にヒロインの親友役:チェルシー・ハンドラーの話術は傑作である。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-05 01:13:32) 6.《ネタバレ》 真っ先に気になったのは、久々に見たリースが老けたなってこと。その第一印象が強く前半はまったく入り込めませんでした。中盤以降は、軽いコメディアクションでそこそこ楽しめました。笑える部分は下ネタだけでしたので、あえて強調しても良かったかなと。それとアクションが強引に繋げられており、なにがなんだか・・・。B級と考えれば、それなりの評価かな。ラストがハッピーエンドなので、後味もよし。 【マーク・ハント】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-30 01:37:47) 5.アクション、コメディ、ラブロマンスがバランス良くミックスされていてまったく飽きる事無く楽しめました。少しでも興味を持ったなら鑑賞しても損はしないと思います。 【big-one】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-29 08:39:38) 4.《ネタバレ》 テンポよく楽しめます、後味も良いですね。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-29 00:37:28) 3.《ネタバレ》 マックG監督、『T4』の舞台挨拶で本人を見たのですが、深夜の通販番組で健康機器でも売ってそうなハイテンション筋肉バカ(失礼)って感じなんですよね。その人柄が毎度よく作品に反映されていて、でもそれが毎回嫌いじゃないです。今回もステキにハイテンション筋肉バカ映画として仕上がっています。冒頭のアクションシーンで何が映っているのかハッキリしないブツ切れカット大量繋ぎで不安にさせたものの、中身は軽快なコメディで。一人の女を二人の男が取り合う他愛もない、すぐに忘れちゃうような映画。でも、それでいいんですよね。シリアスな部分はほんの少し、お笑いシーンをたっぷり盛り込んで、見ている間だけ楽しめればそれでOKって映画で。ダサい選曲も他の映画の脳天気な引用も狙ってやってるでしょ?みたいな感じ。個人的にはバケツ被ってくるくる回ってる少年が好き。最初はクリス・パインがエージェントにしては若過ぎ甘過ぎって思いましたけど、それも気にならなくなる程度のどーでもいい感がむしろ心地良いです。最後まで気になっちゃったのはリース・ウィザースプーンが名倉潤みたいになっちゃった事ですか・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-22 15:10:21)(良:1票) (笑:1票) 2.チャーリーズエンジェルの監督なんですね。思った以上に笑えました。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 23:44:25) 1.《ネタバレ》 『キザったらしくないボンド』と『誠実バツイチな英国紳士』と言う二人の『負けず嫌い』がCIAの職権乱用しまくって好きになった女性を取り合うと言う、予告編通りの内容でした。 なので予告編を見て興味が出たり、あとは『トゥルーライズ』でシュワちゃんが奥さんの素行調査をしているあたりのシーンを面白く感じた方なら見て損は無いと思います。 二股かけるヒロインに関しても、過去の経験やオバサン友人、そして現状に対する罪悪感等不快感を抱かれないように調整してあるのも良かった。二人に駆り出される局員も出番こそ少ないがしっかり個性を付けており、そんな良いように振り回される彼らに『ご苦労さん(笑)』と一言。 オチに関しても想像はできたが、本作の場合そこに至るまでの『過程』を楽しむものなので良しとしましょう。 細かい所では場面の移り変わりやカメラアングルなどの演出関係も概ね良好で最後までダレる事は無かった。 難点があるとしたら、折角CIA局員と言うスパイのエリートなのに使用する機器が盗聴器や衛星カメラ、無人機等とありきたり過ぎだった。むしろそんな事にCIAの技術をフルに動員するとかの方がより馬鹿っぽくて良かったと思うが、ただ「個人の権限で行えるのがコレが限界だった」と考えればリアルっちゃあリアルだね。 もう1つはラスボスのギャング、先ほども書いたが本作はコメディなので真面目なシーンが少ないのは仕方ないが、それにしてもあっさりし過ぎ。序盤二人に仲間を殺され復讐を近いヒロインを誘拐して・・・と思ったらものの五分で取り返されすぐに退場。活躍はおろか『そもそもアイツはどう言った犯罪者なの?』と言う所すら描写無しなのでむしろ可哀そうになってきた。 総評 良い意味で予想通りの作品でした。ただ上述したように予告を見たりしてあまり興味をひかれなかったら視聴はお勧めしません。 私の場合ドストライクだったのでちょっと甘めの高評価になっていますのでご注意を。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-21 00:18:30)(良:1票)
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