みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
22.《ネタバレ》 日本映画史に残るあっけない荒業を使って黄泉の国から現生に帰ってきた大友の親分。「大友が死んだなんて私言ってないですよ、噂があるって言っただけです」、いやはや、こんなセリフだけでプロデューサーからの無茶ぶりを解決させたたけしは、やはり天才なのかもしれません(笑)。 さて二作目として物語をパワーアップさせるために登場してきたのは、お馴染みの関西の大組織。3分に一度は役者の誰かが「コノヤロー!」「バカヤロー!」を口にするのはスコセッシ映画の“FUCK”みたいなものだと思いますが、そこに関西弁が入ってくると迫力が一段ましです。刑務所から出てきても大友のお人よしぶりは相変わらずで、在日のフィクサーのところにいるときは借りてきた猫みたいに大人しいし、なんだかんだと言ってもけっきょく片岡の扇動に乗って木村とともに山王会潰しに奔走するわけです。でも殺しを重ねるうちに、大友の残忍な本性がだんだん目覚めてくる感じはよく出ています。花菱会のリップサービスを真に受けている木村に愛想を尽かして大友が最後に逃げだしちゃうところなんか、要は前作の愚かだった自分の姿を見てるようで嫌になっちゃたんだろうな、学習の効果が少しはあったというわけです。たけしのヤクザ映画にはいわゆる“指ネタ”はお約束ですけど、それにしても歯で自分の指を食いちぎるとは、木村は前作ではカッターナイフで指を詰めようとして悪戦苦闘しただけに、お前の歯はカッターナイフの刃よりも固いんかい、と思わず突っ込みを入れてしまいました(笑)。 この映画での最大のサプライズはやはりラストですが、これは大友がまだ見ぬ第三作ではカッコつけるの止めて鬼に徹することになるのを暗示してるのかな? 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-01-26 22:14:09) 21.《ネタバレ》 大友はすっかり丸くなって「みんな悪人」ではなくなったけど、加藤が死んだ時はスカッとしたね。片岡死んだときもスカッとしたね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-10-14 13:27:56) 20.2015.05/06 鑑賞。前作に続きかなりハードバイオレンス。でも慣れは恐ろしい、ショックは減る。前半は結構心理面も面白いがビートの出獄後の展開が雑で荒過ぎる。ちょっと残念。ビートより小日向が主役並みで好演。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-06 18:35:59) 19.《ネタバレ》 面白かったですが前作に比べると、少し張り切ってしまいガチャガチャした普通のヤクザ映画という印象でした。 元気に水中を泳ぐ魚より、水底で蠢いているドジョウやウナギの様な前作の雰囲気が良かったので少々残念です。 花菱会と、水原と、木村の下に着いていた若い2人がその要因だと思います。 花菱会の3人組は、もろステレオタイプの関西ヤクザと言った印象ですが、配役、演技は良かったです。特に塩見さんは引くほど怖かったです。 彼等をトーンダウンさせる必要はないと思うので、寡黙で不気味な第4の人物を花菱会の中に立てて、バランスを取って欲しかったです。(勿論、喋る時は関西弁) 水原は前作での雰囲気が良かった為にがっかりしました。 小物感を出す為だと思いますが、中尾さんを始めとする周りの組員の演技に対して、加瀬さんのあのヒステリックな演技は上手いとは思えませんでしたし、小物感に対する演出、演技の程度や方向が違っていたように思います。 重要な役どころだったので、1人だけビー・バップ・ハイスクールになってしまったのは残念です。 それに対して、清廉性はあるが口と態度が悪いマル暴の繁田は説得力が有り、演じている松重さんも役にハマっていました。 脚本は前作同様、設定や話の筋におかしな所が無かったのでストレス無く見る事が出来ました。 音楽が唯一前作を超えていたという印象でした。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-16 16:06:41)(良:1票) 18.一部まともな人がいたり残虐表現が少ないとかあるけど、前作に続きおもしろかった。 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-02-14 12:50:02) 17.なんだろ、無駄なバックミュージックが無く、静かな緊張感が良い。最近は後ろでジャンジャカ音楽が流れている映画が多いのでホント新鮮だった。やくざ映画にありがちな、変な女との絡みもなく、“THE男の社会”を描いてくれて結構嬉しい。北野監督には是非やくざ映画を撮り続けて欲しい。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-16 21:10:01) 16.ゴッドファーザーのような重厚感はないけれどエンターテイメントとしてはまずまず。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-15 10:27:30) 15.前作となんら変わらない印象で良くも悪くも面白かった。抗争の末の結末は結局誰得状態で虚しさだけが残ってそれがまた良いです。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-11-16 19:19:19) 14.《ネタバレ》 面白かったんだけど、どうしても映画の宿命、続編やPART2ものは1にかなわないの呪縛からは逃れることはできなかった。少し運びは直球でコクとかワビサビに欠けたかなあ。たけしさんが今回はオイシイ役どころだったなあ。加瀬さんは前回とは逆にストレートに極道ぽさ演じたんで前回の不気味なキレ具合がなくなって怖さが減った気も。三浦さんも持ち前のぼっちゃんさ甘さをみせたのも妙。舟木は早めに消しておくべきだったしね。真の極道なら。三浦さんのキャラらしいんだよね。この作品って極道ものなのにどことなくみんな憎めないところがあるのが面白い。全編の流れがラストへの伏線に見えてその衝撃さたけしの表情にもみえてエンターテイメントにみえた。ラストの小日向さんの「えっ」てレオンのゲーリーオールドマンのシット!と同様な趣があったなあ。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-15 19:19:42) 13.《ネタバレ》 情報を一切入れずに見ましたが、まさか木村が大活躍するなんて思ってもみませんでした。こういうサプライズは大好きです。役者の演技は文句のつけようがないです。超一流の怖い顔俳優オールスターですから。冷えた空気感や張り詰めた緊張感がひしひしと伝わってくる撮影も素晴らしいです。バイオレンスシーンもなかなかでしたし、オチは最高でした。やっぱりたけし映画は面白いなぁ、次も娯楽映画撮ってくれないかなぁと思います。 【カニばさみ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-20 12:22:27) 12.前作もそれなりにおもしろかったのですが、今回は花菱会の迫力が怖かったです。後は山王会がやられていくのに溜飲が下がるとゆーか、今回もまずまず楽しめました。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-02 18:43:50) 11.《ネタバレ》 楽しめました。ラストで片岡やったのはスカッとしました。 【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-06-23 22:43:56) 10.1を楽しめた人は2もちゃんと楽しめるようになってます。良かった。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-24 14:21:35) 9.この映画は、ストーリーや主義を読もうなんて考えたら駄目だと思った、エンターテイメント作品としてシーン、シーンを楽しもうとすれば、結構楽しめる佳作だな。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-26 23:36:52) 8.《ネタバレ》 次に何が起こるのかというワクワク・ドキドキ感は前作の方が上ですが、どうも私にはグロさを散りばめたコメディにしか思えなかったので、いい意味で落ち着いて観れる今作の方が好みです(前作がお好みの方は物足りないでしょうが・・・) 言ってみれば、現代版・仁義なき戦いで・・・ 花菱の幹部との罵り合いなんかは迫力あって結構な名シーンだと。 しかし登場する男は確かに漢だけどさ、こんな命のかかった裏切りの世界で生きるのは本当に嫌でカタギで良かったよ・・・と思わせてくれる映画です。 本当のケジメをつけるラストが爽やかでした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-04-21 04:23:49) 7.《ネタバレ》 前作ほど派手なアクションはなかったけれど、電気ドリルでグリグリとかバッティングセンターでのシーンとか、数は少なくとも一つ一つが実に印象的。特にバッティングマシーンの、機械的な音と反復操作がより狂気っぽさを醸し出してて良い。北野監督は、暴力シーンは痛みを感じなければいけない、というモットーを持っていて、本作もそれがしっかり伝わってくる。今回も悪い奴いっぱい出てくるけど、刑事さんが一番あくどい。なので、あの唐突なラストには思わずニッコリ。うむ、さすがは北野映画だ。ヤクザは義理と人情が大事なので、それを逆手にもてあそぶのが一番許せなかったのだろう。ハード的には、これまで固定カメラが多かった北野映画だが本作は移動するショットが多く、照明のこだわりもかなり伝わってくる画作りだった。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-04-18 23:51:07) 6.素直に面白かったです。前作を超えてはいませんが、よくできた続編と思いました。上司のパワハラに耐えながら、いかに生き残るかという視点でついつい見てしまい、見終わるとどっと疲れました。怒鳴られてびくびくしていた人間が、立場が替わると怒鳴って凄むので、考えさせられました。肝の座った男でありたいものです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-18 01:08:13) 5.《ネタバレ》 オセロゲームのような殺し合い、だまし合い。たしかによくできています。ただ、主役級の人が多すぎで生かし切れていないようです。 北野監督の過去の作品では、あまり名の知られていない役者がいい味を出しているというケースが結構あったような気がするのですが。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-13 20:23:30)(良:1票) 4.《ネタバレ》 映画の大半は裏切りだのリンチだの殺しだの、殺伐としたシーンの連続なのだが、ちゃんとエンターティメントになっていて、結構楽しんで最後まで見れてしまった。おそらく、いや多分間違いなく、「仁義なき戦い」を意識していると思うのだが、「仁義なき戦い」では、敵役の山守を筆頭に、登場人物にどこか憎めない部分が有り作品全体がコミカルであったが、本作ではそういう部分は極力排除されている。従ってラストシーンは、愛すべき兄弟分の葬式というシチュエーションまで同じになりながら、「仁義」では主人公が派手に銃をぶっぱなすという、現実にはありえないような手法で観客の溜飲をさげることができるが、本作ではそれはさすがに無理で、なんとなく後味の悪い終わり方しかできない。それが、本作の味でもあるけれど。 【Northwood】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-29 06:40:41)(良:1票) 3.《ネタバレ》 1よりもグロなシーンが少なくて、その点では安心して観ていられましたが、逆にピストルでカタが着いちゃうシーンの連続なんで物足りないかもしれないです。しっかし、東のボスだけじゃなく、西のボスまで某刑事ドラマ&映画の副総監使っちゃってぇぇ。こっちのほうが個人的にツボでした。さすが俳優さんですね。普段、善人役が多い方々がことごとく悪人になっちゃってます(当たり前か)。若い二人のチンピラが個人的には役が立ってて良かったなと思いました。光ってましたね。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-21 08:33:46)(良:1票)
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