みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 映画をたくさん見ていると思っていましたが、この作品で楽しめたネタが王道の五つ程度という、なんともエセ映画通が露呈してしまった私です。私が理解できたのはトニー・カーティス、マレーネ・ディートリヒ、シナトラ、カサブランカ、メル・ファーラー(ヘプバーンの当時の夫)まで。それ以外も多数の何かを示唆するセリフ、シーン、言葉などが散見されましたが、それらの元ネタまでは理解できませんでした。 上記程度の私ですが、作品自体は結構面白いと感じました。脚本はグダグダな割りに予想外によく出来ていて次が気になる。二人の軽快な掛け合いとリズミカルなタイピング音が心地よく、ネタは結構面白いものが多かった印象です。ディゾルブ連発で適当に繰り広げられる再現映像もなかなか中毒になる面白さだし、吸血鬼ネタからの逃げ回るヘプバーンも最高にキュート。プロット自体は決して駄作ではないと感じました。(ディゾルブ=場面転換の手法) イタかったのがリチャード・ベンソン(ウィリアム・ホールデン)のグダグダ具合(最初は良かったが)と、その後にやってくる恋愛要素は少々浮いていて無理があると感じました。それでもヘプバーンは全盛期の美しさだし、演技もなかなか上手で驚きます。途中、ヘプバーン扮するシンプソンが眠る前に後ろ姿(うなじ)がアップで映りますが、触れてみたい衝動を感じてしまいました。(左右対称に、愛らしくとても丁寧に髪をアップしてあって非常に美しかった) 散りばめられたネタがどれくらい理解できたかによって評価が判れる作品だと思いますが、ネタが判らなかったとしてもヘプバーンのハチャメチャ具合が最高にキュートで楽しい作品。本作ほどヘプバーンが自由奔放に演技している映画は他には無いと思われます。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 7点(2023-07-25 14:37:51) 2.《ネタバレ》 楽しいですね。でも、はっきり言って「おバカな映画」なので、まじめに見てしまうと楽しめないかもしれません。それに、映画に関するネタがいろいろと振りまかれているので、それについてはサッパリという人も、苦しいかもしれません。たとえば、「バスタブで執筆する脚本家」というのは、『ローマの休日』も書いたダルトン・トランボのことでしょう。劇中劇の主人公二人が“リック”と“ギャビー”というのも……。実は、こうしたネタ探しの方が楽しい映画なのかもしれません。 出演者では、なんといってもトニー・カーティス! 一応ゲスト的な出演なのに、作中で端役扱い。「名前なんてどうでもいい」とか言われて、笑わせてくれます。この人がいなかったら、かなり評価は下がったでしょうねぇ。 映画をネタにした、いわば「映画の映画」であるためか、ロマンスの方はやや弱いという印象を受けました。しかし、それを補ってあまりあるほど、映画ネタの会話や映像・音楽は楽しいです。なかなかの逸品です。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-19 08:44:04) 1.豪華なキャスティングが仇に?あまり期待せずに見れば、そう悪くもない、と言えなくもない、かな、と…… ええ、ええどうせ私もオバカ映画好きですよーだ。でもデュヴィヴィエのオリジナル見たあとなら、もっと点数下がりそうだな。 【馬飼庄蔵】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-20 20:03:21)
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