みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
24.《ネタバレ》 予備知識無し。冒頭、鼻からクスリ吸引した男が機長で当日にフライトというのに仰天「会社がチェックしないなんて絵空事な作品やなぁ」 フライト中にもこっそり飲酒しているのにも呆れ果てる「映画やからね」 墜落までの凄腕ぶりも不道徳な性根を思うと賞賛出来ず、そこからの機長の腐れ具合が、アルコール依存症の会でのスピーチにあった「嘘で固められた人生を送る」そのままの展開で息苦しさが募る一方。悪酔いにクスリが効くのは本当か、もう滅茶苦茶(呆) 公聴会でこの男なら死人に口無で乗り切るに違いない(激怒怒怒怒怒)と思った途端の展開が意外や意外で救われた感じ。件のスピーチが思い浮かぶ。 起承転結見応えがあった良作。 度々神さんが引き合いに出されてたのが印象的。監督の思いなのだろうか。 子供時分に言われた「誰にも見られて無くても神さんは見てるんやで」「感謝もせんとお願いしても聞いて貰えないで」が私的な神との関わりです。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-05-04 04:37:52)(良:1票) 23.飛行機墜落場面から迫力あってつかみOKだったけど、アルコールや薬物依存に対する人間の弱さを際立させるのが主題だった。デンゼルワシントンの演技が素晴らしくて、どんどん引き込まれた。昔は正義漢という役どころがうってつけだったのに演技の幅を非常に広げているのを強く感じる。でもお酒に対するスタンスが日米で大差あるのが印象的。日本は飲酒ではめ外すことに寛容だけど仕事や運転に関する飲酒に対しては規律は非常に厳しい。いくらなんでもアル中のパイロットというのはアメリカよしっかりせい!機長はパイロットとしては人間失格ではあるけど、やっぱり背面飛行をして100名の人命を救ったことに対しては英雄であるというのは確か。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-08 09:18:37) 22.《ネタバレ》 薬やってまーす、酒やってまーすのオンパレード。弁護側の努力も惜しく、最後は落ちていく。作品としては好きです。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-29 20:57:51) 21.《ネタバレ》 なんか違うなと思ったらサスペンスじゃなくてヒューマンドラマだったか、と見終わった後調べて納得した。 どうして主人公はそこまで酒におぼれるのか・・・しかも麻薬まで。その複雑な人間性が物語の全てだった。酒飲んでドラッグやってふざけたり酔いつぶれてる様子を観たら正直なんだこいつって感じに見えたがラストでこうなるんだという感じで結構納得でこれでいいんだなと思った。このまま罪を擦り付けたり握りつぶしたりしてもずっと変わらないと思うし、何百人の人背負って酒酔い運転されたりするのは最悪すぎる。 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-12-27 02:08:39) 20.《ネタバレ》 一度鑑賞しただけでは気付かれない方もおられたかもしれませんが、彼のアルコール摂取量は昨晩の残り香だったとかそんなあまいものではない 彼は離陸後に乗客にスピーチをしている最中に こっそりウオッカを手に取り片手でカクテルを作っていたのですよ そしてそれを操縦席へと持ち込み(飲酒のシーンこそありませんでしたが、確実に飲酒。)その後、フライト中であるのにまさかの睡眠。 結果、機長たるものが、たった52分間のフライトの中で26分間も寝ていたという事実。 しかもそれはうたた寝などという同情すべきものではない 彼は目隠しまでして真剣に寝入ってしまっていたという大失態。 なので結果が機械の故障による墜落であろうがシステムの故障による墜落であろうがそれはそれで これはこれ。 彼は人道的処罰を受けるべきである人間。 不愉快極まりない人間であって何らかの成敗を受けて当然の人間。呆れてモノが言えないとはこの事であろうというもの。愚行。 だが、見終えて数時間経ってみて思えたこと今、ウィトカー機長がどうのこうのとかはもうどうでもよくなってしまった。 日本の航空会社がまさかあのようなパイロットを雇い、正義感と使命感を持たないパイロットが空を飛ぶといことが無いよう願い信じるだけであり とりあえずは、自分が米国民でなくてよかったとだけ思えた。そしてとにかく怖いよ 飛行機はということだ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-18 23:30:27)(良:3票) 19.《ネタバレ》 最後まで展開読めず、緩急あって良かった。 「嘘をつきまくる人間」に対する切り込み方が鋭い。良心ってなんだっけ、とジレンマ感じながら鑑賞終了。 デンゼル・ワシントン演じるパイロットへの感嘆、怒り、同情……。色んな感情が鑑賞中に芽生えては消え、いい意味で飽きない映画。 序盤の飛行機離陸から、作品の世界に早々と引き込まれる。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-03-07 21:18:41) 18.《ネタバレ》 航空パニックものと思ったらなんとアル中克服ものストーリーでした。主演がデンゼル・ワシントンだからそりゃ納得できる依存症演技です。そして“アル中演技はアカデミー賞ノミネートへの最短コース”というジンクスは今回も通用しました。たぶん実際にその気があるニコラス・ケイジがアル中演じるのはあまり演技っぽくない自然さがありますが、品行方正なイメージが強いデンゼルにここまでグダグダな中毒者を演じさせたことに意義があったということです。名優だけあって、彼も役選びの眼力も優れているのではないでしょうか。「依存症になることは、ウソにまみれた人生を送ることだ」と言う様なセリフがあったと思いますが、これは至言です。 実はわたくしCSで放送している『メーデー・航空機事故の真実と真相』のファンで良く観るのですが、そこから得た知識から考えてもこの脚本には事故の設定やその後の展開に関して首を傾げたくなるところが多々あります。まず、いくらアメリカ深部のローカル航空とは言っても、旅客便の機長が酒のい匂いをプンプンさせて操縦するなんてことはさすがにあり得ないでしょう。また愛人のCAも、デンゼルが登場前に酔っぱらってコカイン吸っても平然としているんですから、いくら乗客を救うために死んでしまってもなんか同情出来ません、これは飲酒運転の共犯みたいなもんです。見せ場の背面飛行についても、なぜこの体勢が急降下からの回復につながるのか理解できません。そして唖然とさせられたのはあのいろんな酒がぎっしり詰まった冷蔵庫で、あまりのご都合主義にシュールさすら感じてしまいました。この悪魔の様な冷蔵庫は、“神が与えた試練”ということなんでしょうか? 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-26 22:19:10) 17.《ネタバレ》 僕の中でのアル中映画ベストは「リービング・ラスベガス」「失われた週末」である。僕はお酒は付き合い程度しか飲まないが、なぜかアル中の映画は嫌いではない。この映画も上記2作には及ばなかったが、なかなか面白かった。冒頭の航空パニックももちろん迫力あったが、その後の展開で、これってまさかアル中系?と気づかされていく点がなかなか良かった。そーゆう映画だとは最初、あまり思わない人が多いんじゃないかな。本国ではどーかわからんけど、日本の予告ではあまり強調されてなかったし。ただ、最後の良心の呵責にいたる点が僕にはちょっと弱いかなと感じた。もちろんデンゼル・ワシントンの演技がそれをカバーして見ごたえはあったんだけど、公聴会の前日にグデングデンになっちゃうようなダメな奴が、あそこで嘘をバラすかなとちょっと思った。愛人のことで苦悩する場面もあまりなかったし。それでも退屈はしなかった。特に最後の酒を手にする場面はドキッとさせられた。一旦、手放して、ガッと取る、これぞ、まさに止めたいけど止めれない依存。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-27 18:00:22)(良:1票) 16.久々に面白いと言える映画を見ました。 ただし、お酒にめっちゃ弱いのでアルコール依存症やコカイン中毒の主人公には全く共感できませんがね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-23 00:38:37) 15.面白い映画ではありましたが、何だか大味な印象を否めません。編集次第でもっといい映画にできたんじゃないかな? 【えぴおう】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-05-06 13:34:03) 14.《ネタバレ》 「フライト」というタイトルと出だしの30分から最初はエアパニックものかと思ったが、もっとヒューマンなテーマの作品だった。端的にいえば「自分の弱さをどう乗り越えるか」という話であり、そのプロセスを見る者もともにたどり考えさせる。 パイロットとしてはスゴ腕でも人間としては自堕落な主人公。何度も酒を断とうとするが、そのたびに挫折。決して理想的な人間とは描かれない。あと一つウソをつけば身が助かるという場面で、彼はギリギリの選択を迫られる。最後のウソをつくには、命を犠牲にして子どもを救った愛人の尊厳に泥を塗らねばならなくなったのだ。ウソをつくのはお手のモノのはずの主人公だったが、どうしてもそれだけはできず、とうとう正直に告白する。彼のなかにはまだ「誠実」あるいは「真心」といったものが残っていたのだ。一方、覚せい剤を飲ましてまでも彼にウソをつき通させようとする弁護士やパイロット組合幹部のありさまに、見かけは立派でもじつは「誠実」より自分の利益のほうを大事とするあさましさも対照的に描かれ、いわゆる「立派な人たち」の欺瞞がさりげなく告発もされる。 主人公は結局、刑務所に入ることになるが、そこで彼は「初めて自由になれた」と素直に語る。そこにはもはや一片のウソもない。 つまるところ、人間の魂を救うものは何かが提示される。その中身自体は古くからあるものではあるが、同時に、古くからあるものだとして軽視すべきではないとも教えてくれる。コンベンショナルなテーマを扱っていても面白く最後まで観ることができる佳作である。 【delft-Q】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-05-26 11:36:09) 13.《ネタバレ》 題名からしても飛行機パニックアクションと思いきや、腕は立つが人間的に弱いパイロットのもがきと転機を描いた、結構泥臭い人間ドラマだった。冒頭のホテルのシーンで主人公の家族状況や女性関係を見せつつ、機内で酒を飲んだり、昼寝をしたりというトンデモな姿も見せ、続く操縦シーンでは彼が非凡な腕をもったパイロットであることも示すなど、序盤で作品の構図を示しきってしまう構成は巧み。とはいえ飛行機シーンも決して手を抜いておらず、墜落シークエンスは見応え十分である。事故後、主人公がアルコールを断ち切れず飲酒を繰り返してしまう姿は、誰しもがもつ人間の弱さを想起させ、痛々しくも共感を誘う。最後のウソをつけなかった苦悩のシーンは名作「レ・ミゼラブル」のジャン・ヴァルジャンの苦悩とも重なる。「牢に入って初めて自由になった」このセリフを最後にもってくるためのシナリオだったように思える。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-21 14:35:52) 12.《ネタバレ》 冒頭から愛人との夜遊びの翌朝を映し出し、電話のやりとりだけで主人公が、どんな人間なのか理解できるような作りは見事です。 そこから先、墜落まではノンストップ、最高のアクション劇。 その後のアルコール中毒者である主人公が、二転三転、天国と地獄を味わう演技はデンゼル・ワシントン、さすが演技派といったところです。 でも、最後の審議で、どうして主人公がアル中を認めたのか、そこが納得いきません。どんでん返しのきっかけがないんです。 観客に「あ!」と言わせるだけの説得力に欠ける、一番重要なシーンが、突然2流映画並みに落ちてしまったのが、残念でした。 飛行機に付け加えて、この映画、二度墜落しています。 息子との和解も、私の大嫌いな「ジョンQ」並みの薄っぺらいエンディング。 これじゃ、アカデミーは獲れないと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-01-20 09:51:48)(良:2票) 11.きっかけがないと変わることは難しいですよね、ちょっとの決心では、治らないということがわかりましたが、ヤクをやってても最後にどこか「正義」があったということですね、あそこでもうそを突き通せたらまた同じようなことが繰り返されますから、結果的には塀の中に入って「自由」になれたということですね、深いです。DWは善悪うまく演じられていますね、認めないわけにはいかない。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-14 15:35:58) 10.《ネタバレ》 航空パニック物かと思ったらアル中の話でした しかし冒頭の航空機墜落までの展開はパニック物としても上出来である デンゼル・ワシントンはヒーローも悪党もどちらもうまいが、今回は最低最悪のクズ野郎である 冒頭から最低の人物であることを見せつける展開はかなり意外でおもしろい あまりのクズ野郎ぶりだがラストの公聴会で突然改心したように見える それまでにも今の自分をなんとかしようとかにまったく見えないのでカタルシス不足だ これがこの作品の問題ではなかろうか まぁ実際にアルコール依存で失敗を繰り返す奴は、わかっていても大事な所で飲んでしまうからこそ病気なんだろうけれど 言ってみればリアルにアル中を描いたということか 薬物依存症の女性ニコールの存在もやや不明瞭 感心したのが中盤、酔って自宅を突然訪ねたデンゼルが息子に「Who are You!」(おめえ誰だよ!)となじられるシーンがあるが、エンディングも刑務所に面会に来た息子が全く反対の意味で「Who are You?」(お父さんってどんな人?)と訪ねた、ここはしゃれてる そしてこの後のデンゼルの顔にはグッときた 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-01-08 01:50:12)(良:2票) 9.《ネタバレ》 個人的にはウィトカー機長に味方したい。ヤク中で酒浸りでもあんな操縦ができたのは彼だけだっただろうし・・・。でもラストで真実を話して断酒できた主人公はあれで幸せだったんでしょうね。飛行機の不時着シーンは迫力があってよかった。 【南雲しのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-26 00:15:26) 8.《ネタバレ》 ゼメキスは、ヒューマンエンターティナーを創らせたら、本当いい味出す。確かにアメリカのテレビドラマのような、わかりやすい人間像だ。最後、この一線を超えたら、法的には善良だが、人間としての自分が許せないという見せ場がある。ここをデンゼルワシントンは見事に演じきった。真の悪党にはなれない、という役柄だ。そこを息子は、刑務所に入った親父だからこそ、自分の親はやっぱり人間として信用できた、と最後、和解する。後味のいい作品です。でも飲酒運転は絶対ダメよ!きつ~くお仕置きしたい! 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-17 01:21:55) 7.人間は皆そこそこ善人でそこそこ姑息。その辺をうまく描いていた映画だと思う。でも欧米人のアル中は桁外れ。クラプトンやR・ウッド等、R&Rスターの逸話を聞くにつけ、日本人とは体の出来から違うのかなあと感じてしまいます。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-19 23:31:06) 6.《ネタバレ》 主人公がなかなかに曲者なせいで、展開が読めづらいのが良い。オープニングからコカ決めてるし、嘘つきだし、アルコール依存症だし。「善良な主人公が追い詰められていきながらも、最終的にハッピーエンド系」の映画を期待すると、痛い目を観るかも。王道な名作タイプの映画ではない。 オープニングの墜落シーンも迫力がある。目を覆いたくなるような凄惨さで描かれていて、あらゆる描写に遠慮のなさが伺える。その分、コミカルさも含まれていて、純粋に「面白い」作品になっていた。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-29 12:57:29)(良:1票) 5.《ネタバレ》 英雄か犯罪者か?これは難しい!!弁護士が言った着陸のシミュレーション結果「パイロット10人中成功者ゼロ」。これが事実であれば、横にいた副操縦士はもちろんのこと、平均的な技術を持つパイロットであれば乗客の全滅は免れなかった。デンゼル・ワシントンは酔っ払い、そしてラリっていたことは確かだが、優れた技術を持つ彼だからこそ96人救えたこともまた事実である。6人を失った、これはフィジカル的に万全であれば救えたかもしれない。その結果が少なくとも5~6年以上の収監となった。法律含め、道徳、倫理、そして結果。難しいですね。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-26 02:15:20)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS