みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 進路を決めるなら早い方が望ましいと思いますが、かといって将来の展望なく進学する事が悪いとも思いません。学ぶうちに出てくる選択肢もあります。ただし、酪農を専攻するのであれば何かしらビジョンが欲しいですし、せめて動物好きであって欲しいと思います。主人公の場合はどうでしょう。父親が指摘したように、実際のところ逃避ですよね。父が息子に幻滅した気持ちも理解できます。父はきっと“出来る人”なんでしょう。自分に置き換えて考えるのは一般的な思考法ですから。ただし、獅童先生が言うように“生きるための逃げならアリ”には賛同します。逃げることすら選べず腐ったり死んだりするくらいなら、とりあえず現状を変えるのは有効な手法です。大切なのは自分で決めること。そして自身の生き方を否定しないことと考えます。最初から正解がわかる人生なんてありゃしませんし。人生万事塞翁が馬。ばんえい競馬のように、坂道の前では一旦止まって力を貯めましょう。さて、現実問題。主人公の行く末は?アリスちゃんの婿コースが濃厚ですが、地頭が良いので畜産関係の研究者なんて道もあるかもしれません。いずれにしても彼の将来は決して暗くありません。ちゃんと自分の頭で考え選択する、人生の基本が出来ています。それにイケメンは超有利ッスよ!!って映画批評はおろか、映画の感想ですらなく申し訳ありません。いつもの事ですって。あいすみません。淡々とした物語展開が妙にクセになる“ザ・日常”青春映画。真摯に酪農と向き合う姿勢は好感ですし、アリスちゃんが悪魔的に可愛いところもポイント高し。結構好みの映画です。ただ、この風味が吉田恵輔監督らしいと言っていいのかどうか微妙ですけれども。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-03-20 19:50:32) 4.《ネタバレ》 青春映画・異文化体験映画としてとても良い出来だと思います。内容は原作をほぼ踏襲しています。ただ、原作では最初のヤマ場だったピザ釜のエピソードを入れてほしかったです。でも、それを入れると冗長になっちゃうから難しいところではありますが・・・。 【MASS】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-02-19 14:00:13) 3.爽やかな青春映画ですね。特に変わった展開はありませんが、農業高校のみんな素敵ですね。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-13 19:08:47) 2.可愛らしいだけのヒロインかと思いきや、無様でカッコ悪い側面をもさらけ出す。 それでも、その醜態を超えたところで最終的により一層の輝きを増すヒロイン。 それが吉田作品のヒロイン像だが、 ここでの広瀬アリスは単に可愛らしいだけのキャラクターで少々もの足りない。 初の原作ものの制約でやむを得ないところか。 親と向き合う、との台詞も言葉だけでは消化不良だ。 が、屋外バーベキューやばん馬コース作り、レースに集まるギャラリーなど、 後半は北海道ロケを活かしたモブシーンが充実して映画をよく活気づけている。 クライマックスとなるばん馬レースの盛り上がりと、離農する市川知宏一家の引越し シーンの対照的なカットバック。その悲喜交々の情感醸成が素晴らしい。 市川と西田尚美の母子、小さな姉妹らが泣かせる。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-05-02 23:20:25) 1.《ネタバレ》 とてもストレートな青春映画でありながら、原作者・荒川弘さんが作品に込めたであろう酪農業の過酷さ、格好良さをキチンと実写に出来ていて、漫画の映画化作品としては、とても好感が持てる作品でした。まだ少年というのに既に人生の落伍者としての烙印を押されてしまっている(と自分で思い込んでしまっている)主人公・八軒が、これからどのように成長し夢を掴んでいくのか、素直に彼の学園生活を最後まで観てみたい。続編が出れば観ると思います。 ちょっと気になってしまったのは青春映画でありながら主人公を含め生徒たちがとっても良く出来た子ども達なこと。意地悪く言うと良い子ちゃん揃いで、まあ幼い頃から農家で育ち家を手伝っていると逞しく成長するのかも知れませんが、所謂不良少年みたいなキャラが殆ど皆無だったのには違和感を感じました。別に不良を出せとは言いませんが、男子生徒ならではのバカ騒ぎ(せっかく寮生活なのだから!)位は見せて欲しかったなぁと思います。そのため、この映画の農学校は本当にフィクションに見えてしまう。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-04-07 16:33:48)
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