みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.《ネタバレ》 “Highlander”高地に住む人の意味だけど、本作のは『スコットランドのハイランド地方の戦士』です。 現代の大都会。ロングコートに日本刀の組み合わせの妙は、この映画から生まれたんでしょう。目付きの悪いクリストファー・ランバートとダークな世界観。テレビで観た当時、ターミネーターに引けを取らない、それはもう相当な衝撃を受けました。 当時も話題だったカメラワークは今観ても秀逸です。ドローンもない時代、大きく重たいカメラを、吊るしたり振り回したりして、あの映像を撮っていたんでしょう。大変な労力を想像すると頭が下がります。 主人公コナーは影があって暗いんですが、彼の周りは明るい奴らが多くてバランスを保っています。特筆すべきは名優ショーン・コネリー演じる“スペイン孔雀”。作中最高齢だろうけど、いつもチャラくて安心感がにじみ出てます。クルガンも悪党らしい悪党で、教会で嬉しそうに蝋燭の火を消すシーンが子供っぽくて大好きです。秘書のおばさんレイチェルとの出会いの秘話。けっこう色んな作品に影響を与えてますよね。ちょっぴりホロリとさせます。 最も衝撃だったのがクイーンの“Who Wants to Live Forever”の美しさと悲しさです。不死を恐れられて故郷を追われたコナーは、明るく美しいヘザーとずーっと一緒に暮らします。ずっと容姿の変わらないコナーと、年老いても明るいままのヘザー。避けられない死の悲しみと残される者の孤独。当時中学生でしたが、この楽曲と相まったこのシーンの美しさを超えるものは、映画史上そう多くは無いでしょう。 『永遠の命など 誰が欲しがる』このシーンを観て、この歌詞を付けたブライアン・メイの才能が光ります。私も早速、そうご電器YESでクイーンのアルバムをレンタルしてきましたよ。『アイアン・イーグル』のテーマ曲も入ってお得なアルバムでした。 この曲の邦題『リヴ・フォーエヴァー』って言うんですが、なんかそっちだとOasisの同名曲のイメージが強いです。そしてこの映画に関しては、邦題で省略されてる“Who Wants to”の部分がとても大事だと思いません? この映画以降、もっとダークな世界観を上手に表現した映画がたくさん出てきたので、思った以上に本作が脳内美化されてました。 私と同世代で、当時衝撃を受けた方。あの時以来、久しぶりに観てみようかな?なんて思うかもしれませんが『ネバーエンディング・ストーリー』と並んで、当時の美しい思い出に留めておいても良い映画かもしれません。もちろん、この映画の輝きは一生涯変わることはないんですが。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 7点(2024-12-01 16:29:25)(良:1票) 12.《ネタバレ》 子供の頃始めて見たとき、素直に面白いと思った。 本当の目的がよく分からないのに、目の前の義務に追い立てられる、逃げ場のない感覚が今でも頭にこびりついている。その義務は相手を一人残らず殺すことであり、そのことから逃れたいという気持ちを感じる暇がないのは仇役、クルガンのキャラ造形によるものだった。良くできている。 それが一番大きいのは間違いないがはるか昔、剣と剣がぶつかり合うとき飛び散る火花や合戦の風景、剣そのもの、様々な魅力にとりつかれて何度も見たのを急に思い出した。何年か前もう一度観たとき、子供の頃感じたおもしろさを感じ取ることが出来なかった。 しかしあの時、何度観ても飽きることが出来なかったのは事実だ。大人になって子供の映画をおもしろがれないことよりも、子供のときその映画を芯まで楽しんだ記憶のほうがきっと大事だろうと思う。だからハイランダーは実際の出来より良い映画に観えてしまうがそれで良いとも思う。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-04-08 23:34:37) 11.《ネタバレ》 初めて観たときには、悪役クルガンの圧倒的な強さ、不気味さ、コスチュームのおどろおどろしさにビックリしましたが、何回観直してもその印象は薄れません。私のなかではクルガンの方が主人公(?)でした。時空を超えてライバルが戦い続ける、という設定は大好きです。ハイランダーの妻ヘザーも儚げでかつ純粋で美しかったですが、ドイツ女性のレイチエルも耐え抜くタイプの女性で惹かれました。それにしても日本刀の「正宗」がかなりの比重を占めた小道具として出てきて、日本文化を知らしめるのに少し役立ったかも? 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-08 17:34:02) 10.と・に・か・く。雰囲気は好きです。ショーンコネリーってあのショーンコネリーですね(何)、あんまし俳優さん知らなかったので観た後知ったのですが(鑑賞中に見てわかれという話ですが)彼が一番印象に残ってます。紳士っぷりに惚れ。でもなんか役職持ちだったけどつきっきりで剣術指導してたような。ヘザー綺麗ですね。老いのメイクが・・南無。現代でのヒロインは・・おばさんで萎えですね、ラストで一緒になったのも疑問。レイチェルはどうしたぁぁぁぁ(出会いが出会いだけにコッチ選ぶならまだ許せた)。互いに名を知ってたり仲良かったり見知ってた設定があったようだが作中でそれの補完が出来なかったっポイのが難。チープ感たっぷりだけどラミレスとクルガーの戦いの場面、階段だけが残るのがゲーム的なバックでカッコよかった。 【HIGEニズム】さん 7点(2004-07-22 03:08:49) 9.お客が入らんだー、と言われて、興行的にはコケたと思っていたが、何故か3まで創られた。と思ったら、先日ビデオ屋で4を発見。分からないもんだなぁ。いや、面白いんだよ、確かに。一般受けするかどうかは・・・? 【マックロウ】さん 7点(2004-06-15 14:10:35) 8.色々なギミックをぎゅっと濃縮して詰め込んだ分、綻びは多々ありますが、十分楽しめます。 それにしても特筆すべきはS・コネリーの存在感です。彼の存在が作品をグッと引き締め、全体をより高いレベルへと昇華しています。本当に素晴らしい俳優です。 【K】さん 7点(2004-03-20 01:36:31) 7. 学生時代に初めて観ました。冒頭の長大なクレーンショット(?)、かっこいいです。なんか、キャメラをワイヤーで吊って撮ったって聞きましたけど。で、こないだDVDが出たんでも一度観てみたら、殺陣が結構しょぼかった・・・クイーンの音楽は秀逸。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-23 01:48:06) 6.中世と現代の両方の情景が味わえて「お得」な感じ。 時空を超えて戦い続けるというアイデアが素晴らしいです。 一人しか生き残れないはずなのに何故戦士同士がああも仲が良い?等、 設定をもう少し詰めてほしかった感じもする。 【番茶】さん 7点(2003-11-21 01:17:25) 5.初めて観たのが中学一年生時で、出てくる刀が全部格好良くて好きでした。どれもこれも手が込んでてちゃちじゃない。クリストファー・ランバートに日本刀持たせたのは正解(悪役が持ってたのは重くて持てないだろうな、ランバートじゃ・・・)!日本刀が一番美しいというのも正解。この手の映画はその手のこだわりがあるかないかでものすごく違います。これは良いお手本。 【森のグマさん】さん 7点(2003-04-28 00:04:52) 4.以外と面白く観れました。 なんつってもQUEENが良い。 【phantom】さん 7点(2002-10-21 01:34:08) 3.ストーリーがいい。ただ、やっぱり今見るとちょっと古さがね…。ぜひリメイクして欲しい作品。愛する妻が老い、死に、丘の上に墓を立てる。で、あのクイーンの曲。映画の中にボーカル入り歌詞テロップ付きって、けっこう興ざめするもんだけど、あれは効いた。 【Takuya】さん 7点(2002-03-10 03:55:47) 2.かなり驚き!! やりますね~・・・ あぁ~得した!! 【白うなぎ】さん 7点(2001-12-01 22:05:07) 1.ラッセル・マルケイの映像センス爆発。オープニングから鳴り響くクィーンの使い方も「フラッシュ・ゴードン」以上! ある意味、「スター・ウォーズ」を越える剣アクション。クリストファー・ランバートはこういう役やらせたら最高(逆にいえば他の役は出来ない)。思わず7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-08-03 10:23:10)
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