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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 ジャン=ルイ・トランティニャン目当てでレンタルしようとしたら3部作との事で青白赤の順での鑑賞でした。イレーヌ・ジャコブが特筆ものの美しさで赤に映える姿に目を奪われました。見た目のみならずしっかりした言動にとても大学生には見えません。トランティニャンへの「息をするのを止めたら」がアッパレ。そんな彼女に永久凍土が溶け始めたのか?と思わせるトランティニャンの佇まいは流石の名優ぶり。全員集合シーンは息をし続けられる事に感謝しましょう!と感じたところです。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-06 17:14:30)
3.これは三部作の中ではまだ分かりやすいほう。趣向がはっきりしているので。時代を超えた触れ合いというか、ちょっと怪異譚めいた世界。若きトランティニャンである青年とヒロインが出会うまで、ということか。老いたトランティニャンは夢の中で50代のイレーヌ・ジャコブを見る。犬も老若の橋渡しをする。国際電話の距離と隣人の盗聴の距離の対比、などなど。室内の照明はいつもながら美しい。一番思ったのは、キエシロフスキ、イレーヌ・ジャコブが好きなんだなあ、ってこと。クールにクールに作ってるけど、年若い娘を恋してしまった初老男のいびつな恋情が脈々と感じられる。偉大な男性監督は常に女優に恋していなくてはならないのかも知れない。思えばかつて『ある党員の履歴書』なんて非常に公的な硬い手触りの秀作を作っていた人が、最後にこうグッと私的な世界に凝縮していったのも、東欧開放の一つの流れなんだろう。でも「裁判所=裁くこと」が、よく出てくるのは体制の新旧で変わらない。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-09-06 10:02:57)(良:1票)
2.《ネタバレ》 みなさん気になるボーリング場での割れたビールグラスとマルボロの箱の正体。わかりました。授業の中で見た後で、教授が解説してくれました。あれは若き裁判官になったAugusteが近々恋人と別れるということ暗示しているんだろうです。このシーンの前に彼はマルボロを買いに行きますよね。そしてビールも飲んでいます。それが粉々になったということは彼の幸せが近いうちに崩れるというメタファーなのだそうです。なるほどといったところですね。この作品は決して派手ではありませんが繊細な映画技術がいろんなところに散りばめられていて偶然繋がっている人間たちをうまくリンクさせています。私もラストには脱帽でした。青はまだ見ていないので近いうちに見たいです。 【未歩】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-25 07:28:35)
1.ラストシーンが無条件に好き 【紅蓮天国】さん 7点(2003-10-26 15:53:50)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
24人 |
平均点数 |
6.46点 |
0 | 1 | 4.17% |
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1 | 1 | 4.17% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 8.33% |
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5 | 4 | 16.67% |
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6 | 4 | 16.67% |
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7 | 4 | 16.67% |
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8 | 3 | 12.50% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 5 | 20.83% |
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【その他点数情報】
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