みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.平凡な山村に多発した怪奇な殺戮事件。 犯人はいつも身内で、みな同じような病状。 何かの呪いか、薬物か、ウイルス感染か、霊か。 そして、山奥の謎の日本人は何なのか。 二転三転していく状態から、さらに予想を裏切る終盤。 後半の黒幕を明らかにしていく展開が秀逸でした。 あと娘役の演技力と恐怖感がピカイチ。MVPです。 謎の日本人を演じる國村隼も安定の怖さ。 韓国産ホラー。なかなか良い塩梅の恐怖感。 「日本人」の表現・扱いに悪意があるような気もするけど…笑 向こうの国の人にはこう思われてるのかが透けて見える気が。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-31 21:26:19) 3.鑑賞後すぐに考察サイトに飛んでいきたくなる作品。 エンディングを迎え「えっ、どーゆーこと?」 となること間違いなし。考察好きの方にはオススメ。 あるサイトで、カットになった別エンディングを見て、「そーゆーことかい!」と少し理解。 奥深いとも、難解とも言える作品。 國村さんに拍手。 【tonao】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-06 19:14:05) 2.《ネタバレ》 もう、舞台となる村の描写だけで素晴らしい韓国映画。『殺人の追憶』を思い出しそうな、なんてことはない田舎のさえない警官たち、村の人たちとのやりとりだけでとても楽しい。ただ、この作品はのんびりした田舎の人情ドラマから始まったと思ったら、猟奇殺人事件サスペンスになり、懐かしいエクソシスト系オカルト映画になり、ゾンビ映画になり、最後には神と悪魔をめぐる宗教映画に・・・。謎のよそ者を演じた國村隼は本当にすばらしい怪演で、序盤の感情を感じさせない無表情から、中盤のいかにもなサイコ犯人風、そして魔女狩りのように村の男たちに追われて逃げ惑う顔、そしてラストのアレ・・・まで、多種多様な顔を見せて私たちを戸惑わせてくれました。そして対峙するクァク・ドウォンの憎めない凡庸な父親。彼は本作中で何度か判断を誤り、ある意味観客を苛つかせる主人公ではあるんだけど、その「小市民」風の造形によって一つ一つの「過ち」にちゃんと説得力を持たせているのが素晴らしい。とくにラストは、彼にとっては地獄のような経験ではあるのだけれど、でも彼はやっぱりあの場にいってあそこで娘と再会できたことで、どこかハッピーエンドのような後味を残してしまったのがすごい。これって、おそらくハリウッド映画では描けない土着的な共同体のなかの家族のかたちなんだろうと思える。同じくらいの年頃の娘がいる自分としては、この映画は序盤からずーーーーっと苦しい展開だったのだけれど、最後の彼の選択は、ある意味「救い」のように感じました。ただ、そういう小市民がどう生きようが、もっと大きな枠組(=宗教?)のなかで、ある種のどうしようもない方向に物語全体が向かっていくという「救いのなさ」も本作の魅力です。全編にちりばめられた謎かけの過剰さはいろんな解釈を生みそうで、正直それに付き合うのもしんどいなあと感じながら見ていたのですが、最終的には、小市民の小さな幸せとそれでもどうしようもない世の中を描いた物語として個人的には楽しめました。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-01-13 21:41:12) 1.田舎町を舞台に連続怪事件が起きるという展開は「殺人の追憶」と重なるが、國村隼演じる謎の人物が絡んでくる事で、一種の異様な展開を見せるのがこの映画の面白い所。 國村隼の存在感がとにかく際立っており、ミステリアスかつ謎な人物を迫真の演技で作り上げている。 また、それに劣らない演技を見せていた子役も凄い。韓国映画はほんと脇役に至るまで皆演技が巧いなぁと思う。 ただ150分という上映時間は少々長く感じた。もうちょっと短くまとめられたんじゃないかなと思った。 サスペンス映画だが、主役の警官がとにかく間抜けで冷静さが足りないので、それがこの映画から緊迫感を奪っている最大の原因であり、冗長さを感じる要因でもあった。そこがちょっとダメな点。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-09 15:08:33)
【点数情報】
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