みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
19.《ネタバレ》 マクドナルドの操業というよりは、一人の人間の半生という見方で見たほうが楽しめるかもしれません。マクドナルドのネタとしてはかなり端折られていて「乗っ取られて可哀そうだよね~」程度しか読み取れない人がいるのも仕方ないかなと感じました。見る前は内容的に地味では?と想像していましたが、予想よりずっと楽しめました。起業しようとしている人必見!のような意見も見られますが、そんなに難しいことは描かれておらず、起業済みの方には至極当たり前のことばかりでしたね。(私も経営者) 映画を見て感じるのはやはり「時代の波」に乗る度胸と「人との出会い」が大切だということです。むしろこの映画からは際立つ情報や感動は特になく、どちらかというと普通のことを地道にやるしかないというメッセージしか受け取れません。(でもまあ途中から怪物になってしまうわけですが、それも含めて「先見の明」と「出会い」「度胸」という3つのメッセージ性が強いと感じました) 原作を知っている方やストーリーを深読みできる方でしたら、一流の人の生き方や考え方が垣間見える深い作品だったと思います。全体的にもよくまとまっていて見やすいですので、空気が読める人や行間から色々感じ取れる人にとってはかなり良い映画ではないでしょうか。(まあでも全体的には端折りが多い割りに地味な感じに仕上がっていますので、もう少しドラマチックにやるか掘り下げるかのどちらかに振り切っていただきたかった気もします) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-16 13:37:06) 18.《ネタバレ》 ファストフード店に限らず、世の中のチェーン展開している店にも当てはまる内容だと思いました。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-15 08:50:54) 17.実話ということで迫力がある。 本当の創業者と、事業を拡大した創業者とのその関係がこういったものだという認識は無かった。観るべき映画。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-09 21:42:09) 16.当たり前と思ってた光景が当時としては画期的で素晴らしいことだったというワクワク感で物語は始まる。 身近で親しみのあるファストフードの始まりを知ることが出来たのは良かった。 でも、話が進むに連れてどんどん雲行きが怪しくなっていく。 当初の崇高な理念がこうやって失われていったんだなと切なくなった。 現在のマクドナルドに対して嫌悪感はないけど、兄弟の作ったハンバーガーを食べてみたくなりました。 【もとや】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-11 05:28:56) 15.《ネタバレ》 あのマクドナルドの映画でこんなにワクワクできるなんて!と序盤は思ってたんですが、しかしうさんくさい上昇志向満載の主人公が本格的に動きだしてからはガラリと映画の性格がかわります。 いまでこそ「えー、マクドナルド…」なんて思っちゃうマクドナルドなわけですが、しかしこの映画を見れば(本来の)創業店は画期的で意識の高いとてもいい店。 それが上昇志向満載のろくでもない男に乗っ取られて今のような「マクドナルドかぁ」な店になった、その過程が描かれる反マクドナルドな映画になっていて、そりゃタイトルに「マクドナルド」名乗れませんよね。これ完全批判映画だもの。マクドナルドがこの映画を認めてないのもよくわかります。 少なくともこの映画を観て今のマクドナルドを食べたくはなりません。というか2度といかないぞ…くらいの気持ちになりかねません。 そもそも私は上昇志向の強い男性が大の苦手ですから、この映画の主人公には嫌悪感しかもてないですし。 まぁこの映画に限らず職人対ビジネスマンはどこでも見かける構図で結局バランスが大事なわけですが、しかし多くの場合ビジネスマンが勝利し大事な何かが失われていってしまう…それをあらためて実感させてくれる映画です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-30 22:56:39)(良:1票) 14.《ネタバレ》 実話なだけあって、全てがリアルで楽しめます。 どんなことでもやる執念 が成功の秘訣 見事に魅せてくれます 兄弟が作り上げたマクドナルドが乗っ取られたくらいの前知識で観ていたので 兄弟にとっては本意ではないにしろ、現状で満足していた事業を勝手に展開させ、莫大な資金を受け取ったことを考えれば そう報われない話でもなかったのかなとも思いました。 確かに成功するとしても見習いたくはない人物ではありますが、 今も世界で愛されている(私は嫌いです)マクドナルドの立役者レイ・クロックを悪く描きすぎている気はします(笑) 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-20 17:03:36) 13.《ネタバレ》 あのおなじみの黄色いMのロゴが盗用だったことに驚愕。本来の創業者の兄弟が報われないままなのがいたたまれません。オープニングで自己啓発のスピーチのレコードを聴いていたレイには斜陽のセールスマンの哀愁にいたたまれなかったのに、マクドナルド店舗拡大に一枚かんでからの行動力のたくましいこと。並々ならぬ執念と努力でのし上がっていくレイには見習う部分があると思いつつも、本来の経営理念を無視する強引なやり口には閉口します。エンディングでの本人の映像の、得意げにインタビューに答える笑顔がむず痒いです。 【Jar_harmony】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-04-20 14:13:32) 12.ラストの悲壮感たるや…マック好きな者としてカタルシスを求めましたが、かくも史実とはこう言う事なのでしょうね。 彼は仕事を愛したのではなく野心をエネルギーに生き抜いたんじゃないかな?創業者を潰して多くの人々に笑顔を届けたマクドナルド。大変興味深かったです。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-22 01:23:52) 11.あの笑顔。目が笑ってないんだよなあ。マクドナルドに出会ったことで、彼の中の執念や様々な欲求があふれ出てきたんだね。彼を取り巻く人達も含め、みんなチャンスを掴もうとする姿がえげつない。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-23 23:07:28) 10.《ネタバレ》 これぞ資本主義の行き過ぎた見本。ザ・弱肉強食。こんなのどうしても創業者サイドに立って見ちゃうよ 人間の情をもってして考えるなら。レイ、何もアイデア出してないじゃん。 人の考案を使ってこんなに成功するんだなあアメリカは。もちろん「権利」についても世界一法的に守られる国だとは思うけど、その法的解釈のグレーゾーンを巧いこと出し抜けるレイとそのブレーンの賢しいこと。哀れお人よしで田舎者のマクドナルド創業兄弟は何もかも取り上げられるのだった。契約破棄の和解金を得たからヨシ、ということではないですよね。彼らの誇りと生き甲斐を横取りしたんですから。 ほぼ共感を得られないであろうレイ・クロックをマイケル・キートンが怪演。冒頭から誠意の無い顔つきでこちらを圧倒。良心も躊躇も無い、あるのは図々しい野心だけという凄い人格のキャラですな。糟糠の妻から仕事仲間の嫁へと乗り換え、私生活までヒドイ。M・キートンのことまで嫌いそうになっちゃったし、マクドナルドもがぜん下品に見えてくる。店側としてはこの映画を公認していないとか。そりゃそうだろうねえ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-05 17:18:38)(良:2票) 9.《ネタバレ》 13歳で初めて食べたチーズバーガーに大感激「この世にこんな美味しいものがあるのか」現在に至るまでマクドで食べるのはチーズバーガー。レイ・クロックのお蔭なのでしょうが出会った数々の恩人に対する仕打ちにおける人間性に幻滅。糟糠の妻を捨て、ビジネスパートナーの妻を略奪し、兄弟から企業を乗っ取り、会計士と袂を分かつ。紳士協定の件で「この男は口だけだろうなぁ」と思った通りだったのがやりきれない。「それすら守れんのか!」 現在、関税のかけあい合戦に精を出す大統領同様に、人間性と行動力は別物なのを思わされる。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-05-15 20:07:13) 8.機を逃さない狡賢さと人を自分の価値観に合わせてしまう図々しさに運が味方するとこうなるんですか?この主人公の生い立ちに興味をそそられます。マックに入る度にこの映画を思い出しそう。ディック・マック兄弟のバーガーも食べてみたかった。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2019-01-30 21:47:57) 7.《ネタバレ》 だとしたなら続編として ドナルドとか言う豪快に気味の悪い長身ピエロ誕生の瞬間までを見せてほしい。 誰があんなキャラを造形したのか 誰があんなキャラをゴリ推しして採用したのか なんで夜中のベンチに気色悪くも座っているのか 全米の幼児たちはあれになついているのか 謎が尽きない。ねえ、答えてくださらないかな マイケル、いや違う、創業者さんや。 【3737】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2019-01-18 18:44:56)(笑:1票) 6.《ネタバレ》 この映画を観て、銀座に出来たマクドナルド日本第一号店でマックシェイクを食したときのことを思い出しました。「世の中にこんなに美味しい食べ物があったんだ、アメリカすげー!」これがたぶん人生初のカルチャーショックだったと思います。恥ずかしながら、今でもマックシェイクは私には特別な存在です。そのマックシェイクが、粉末を溶かして作っていた時期があったなんて、ちょっとショックです。 マクドナルドの創業経緯やレイ・クロックについては、ほとんど予備知識なしで観始めました。最初は素朴なアメリカン・ドリームの物語と思いきや、予想通りいわゆる“カネモメ”の泥仕合の展開になります。だって、レイ・クロックのことを知らない私でも、演じているのがマイケル・キートンですから絶対に綺麗ごとでは済まないと序盤から期待(?) してしまいます。まあそれだけキートンの演技が素晴らしかったということです。日本で起業のサクセスストーリーとなると、ノンフィクションでは本田宗一郎の人生やフィクションでは『下町ロケット』などが出てきますが、このアメリカとの違いは何なんでしょうね。もうどんな手段を使っても勝つことがすべて、だいたいからしてこのクロックという人はマクドナルドを乗っ取った人としか言いようがなく、原題でもある “The Founder” 創業者という肩書はクロックに対する強烈な皮肉にもなっています。マクドナルド兄弟の遺族はこの映画を公認、マクドナルド本社は非公認ということらしいですが、これには至極納得です。 一癖も二癖もありいろいろ考えさせられましたが、けっきょくクロックが成功したのはマクドナルドを不動産業みたいにして運営したからだということは伝わります。恐ろしいのは、このレイ・クロックとよく似たことをしてきた人が、現在合衆国の大統領の座に座っていることでしょう。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-22 00:05:56)(笑:1票) 5.《ネタバレ》 興味深く、良かった。 マクドナルド創設の史実を今まで触れたことがなかったので、新鮮味もある。 不要なものをバサバサと切っていく、経営マンとしてのある種の冷酷さが際立つ。言動が容赦ないので、見る人によっては不快と捉えられてしまうかもしれない。 しかし、この映画が一般ウケを狙わずに、この人のそのままの生き方を伝えてくれたことに好感が持てる。彼の決断力がマクドナルドの繁栄に貢献されていることは間違いないのだから、素直に感服する。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-02-26 09:58:47) 4.こういう話でしたか・・・もっと美談かと思っていました。事実上の乗っ取りだったんですね。後味はあんまりよくないですが、観て良かったと思える秀作でした。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-16 15:21:22) 3.序盤はワクワクする展開だったけど徐々に陰鬱な気分に。期待して観たが悪い意味で予想どおりの顚末。。。アメリカン・ドリームの負の部分を見せつけられました。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-02-10 01:01:27) 2.《ネタバレ》 マクドナルドはしばらく食べていません。 映画を見ていたら、ハンバーガーを無性に食べたくなりました。 しかし、ラストで食べる気が失せました。 映画としては、よくできたお勧めできる映画です。 【ビアンキ】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-09-02 16:01:03) 1.あんまり期待してなかったんだけどコレ、かなりのヒット映画だった。 それぞれのキャラクター設定がハッキリしてて、それら登場人物たちがうまく物語を進めていく構成に、見事に引き込まれた。 この主人公をどう捉えるかは、まさに「見る人による」んで、「怪物か、英雄か」っていう映画のキャッチコピーそのまんま。 そういう意味では、他の人の意見がこれほど聞きたくなる映画は、あんまりない。 やっぱり多くのアメリカ人は、「これぞアメリカンドリーム!」って言って拍手喝采しちゃうんだろうか? ま、彼が「怪物」にしか見えない自分は絶対に成功を掴むことはない、ってことだけは確かだな、うん。 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-08-10 11:05:18)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS