みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 満を持してのマジンガーZ出撃から以降のバトルが白眉。技が繰り出される毎に、往時の記憶がよみがえる。練ったなあ。おじさんへの目配せは満点だ! マジンガーがぶっ壊れていくところや、戦い方が微妙に残虐なのも永井豪のテイストをしっかり押さえている。好感触。キャラのみんなにも会えて、東映まんが祭りに行った時と同じくらい楽しかった。 マーヴェルシネマティックユニヴァース以降の、これは不可抗力なのか、社会性も少し注入。ドクターヘルにもプロファイリングを施したりして。世界系的展開も採用。これらはまあ野暮だったかもしれない。別に新しいテイストのマジンガーZが欲しいわけじゃない。ストーリーで勝負してほしかった。かつての桜多吾作版のように。 それにしても、永井豪作品って、二次創作したがる人が多いのが凄い。こうなったら、ハリウッド実写版とか湯浅政明版とかも観てみたい。 【smith】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-08-01 20:34:39)(良:1票) 2.《ネタバレ》 有安杏果さんのももクロ卒業を明日に控え、モノノフ(ファン)が今観る映画はやはりZだろうと本作を選択。と言うのは半分冗談ですが、何やら良さそうな噂を耳にしておりましたので劇場鑑賞に至りました。懐かしのスーパーロボットが今風のアプローチでどう生まれ変わったのか興味津々でしたが、まあ、何と言いますか、馬鹿映画というか、変態映画というか、滅茶苦茶でしたね。『シン・ゴジラ』チックなリアルシミュレーションエッセンスもありつつの、トンデモSF理論やら中2病的倫理観やらが混在するカオスな世界観。さらに劇画風お馴染みキャラと新顔の美少女萌えキャラの作画の差異も違和感アリアリで、食べ会わせがいいんだか悪いんだか。兎に角、リクエストのあったもの全部ぶち込みました感が凄いです。そうそう、火薬の量も半端なかったので、やはり馬鹿映画で間違いありません。良くも悪くも振り切れている作品なので文句はありませんが。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-01-20 20:48:41) 1.《ネタバレ》 単なるお祭りやウケや、昨今流行りのロボットブームにあやかってだの、そういった類のものではなかった。なぜ今さらマジンガーZなのか?それは、今のこの時代に抱えてる様々な問題、エネルギー問題、核問題、少子化問題、それらいろんな問題に対して、この映画なりのアンサーを示してくれている。どんなに愚かでも、何度過ちを繰り返しても、それでも諦めず未来を信じたい。泥臭い倫理観ではあるものの、スマートでクールな時代になっていくからこそ、その泥臭さが逆に必要なのかもしれない。世界中から光子力エネルギーがマジンガーに送られそして勝利。世界が一つになって万々歳。と思いきや、戦い終わってマスコミ陣が光子力エネルギーに対して批判的な質問を投げかけるという、なんとも皮肉なあのエンディングこそ、まさに問題解決の道はそう容易くないという、この映画のアンサーに対するアンサーなのでしょう。子供だまし!そういうレッテルを観もしないで貼ってしまう人にこそ観て欲しい。そして感じて欲しい。人はみな、神にも悪魔にもなれるということを・・・。 PS:ジェットパイルダーでなくホバーパイルダーなとこと、ボスボロットがちゃんとボスボロットだったとこが嬉しかった~。 【Dream kerokero】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-01-14 07:52:22)(良:1票)
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