みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 「ハロー!?ゴースト」のレビューでお話しした、映画終盤で「アッと驚く」映画、もう1本はこの「ラスト・クリスマス」です。ただしこの映画、アッと驚くことが出来た人と、そうでない人がいるようです。「ハロー!?ゴースト」はほとんどの人が、あの展開を予想出来ないだろうと思います。その点で、この映画の評価が分かれるのかな、と思います。 幸い、私はアッと驚くことが出来ました。自分の勘の悪さを褒めてやりたいです。本当は、ケイトが自分の手術の話をした時に気付くべきなんですよね。ヒントは初めから与えられているんですから。でも、ほんとに気付かないで良かった!これからこの映画を観る方、なるべくレビューを読まず、先入観なしで見てくださいね。 ヒロインのエミリア・クラークは「ターミネーター新起動」のサラ・コナーを演じてたんですね。この映画は前に見ていたんですが、全然思い出しませんでした。4年経過しているので、年齢のせいかも知れませんが、それより役作りで変えているのだと思います。サラ・コナー役の時は若さと活力に溢れていたのに、この映画のケイトは生活がすさんで、やつれて見えました。でも、最後に皆で「ラスト・クリスマス」を歌う時は、とても魅力に溢れていました。これからの活躍が楽しみです。 【とらおとめ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-16 15:49:29) 1.《ネタバレ》 エミリアクラークという女優は、ルックスといい表情といいリアクションといい、漫画チックというかアニメチックというか、まるでディズニーアニメから抜け出てきたようなキャラの濃さが印象的で「世界一キライなあなたに」ではそのキャラが非常にうまく生かされていたわけですが、ファンタジーな本映画でもその魅力は存分に発揮されていたと思います。 序盤のダメ人間っぷりは同じロンドンを舞台にするブリジッドジョーンズあたりを彷彿とさせるわけですが、なんでしょうか、イギリスが舞台だとこういう女性が受けるんでしょうか? さて、演じている役者は魅力的、音楽も素敵な本映画なんですが、残念ながらこの映画には問題があります。 それはあまりにも小品すぎる事で、内容が薄い。 話を要約すると1行でほぼ全部説明できちゃうってのはあまりに内容がなさすぎます。 2019年のイギリスを舞台にしているだけに今のイギリスの世相(バスで移民は出ていけ的な事を言う客がいるシーンとかね)やブレグジット問題が反映されているのは「新しい!」と思いましたがしかしそういう枝葉を除けばストーリーらしいストーリーがありません。 「落ち込んでてダメ人間になっていた彼女が不思議な体験で見事復活する」ほんとにそれしか内容がないのです。 心臓移植の話が出た時点で、彼の正体は完全にネタバレしているわけですが、話のキモがそこしかないんですからもうびっくり。 普通はもう一捻り二捻りするでしょ…と思うんですが、それがない。 店主の恋なんかのサブエピソードも主人公の話と特に絡むわけでもなく、単独で無意味に浮いています。 ワムのラストクリスマスから着想を得て映画化する…というのは今公開中の「糸」と全く同じ構図のわけですが「歌詞をベースにオリジナルなストーリーを構想する」というのが無理があるというか難しいんだと思うんですよね。 役者もいいし音楽もいい、これでシナリオがよければ相当いい映画になったと思うんですが…残念です。 客観的に評価しての映画の出来としては6点程度だと思いますが、後味は悪くないですし、クリスマスプレゼントの意味も込めて7点で。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-26 06:33:48)(良:1票)
【点数情報】
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