みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
15.政府・本店・現場、それぞれの立場でどのように行動していたのかよくわかった。 もし、……なんてことはあまり考えたくないものだが、あり得ることだったのだなと、改めて考えることができた。 こういう例えがよいのかわからないが、過去の大戦でどんな将軍も味わったことのない重責を吉田氏は感じたのではないか。 【海牛大夫】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-20 21:37:50) 14.あの福島第一原発事故を描いたというだけで、つまらなくなりようもない作品。 もちろん、ちゃんと金と時間をかけて高いクオリティで作ってくれているからこそでもあるが。 なかなかおもしろかった。 まあ、とってつけたような家族との絆みたいなシーンは、1mmも心が動かなったけども(笑) 洋画も含め、この手の実話系では、ちょくちょくこういうのを入れたがるけど、いるかね? あとは、「俺たち何か間違ってたのかな」の伏線からの、ラストの「間違ってたのは、あんな高い波が来るはずないと思ってたこと」っていう直球ど真ん中で、現実的で無味乾燥で、かつもうそれニュースで100万回は聞いたよ!な結論にはさすがに萎えた。 もちろん、全くその通りなんだけどさ、それで作品を締めたら駄目だろう。 まあ、もっとも、東電は311前に福島で15mを超える波が来る可能性あることを試算していたんだけどもね…。 【椎名みかん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-31 13:52:29) 13.原発事故対応で日本中が凍りついたが、その時の様子をよく描けてると思う。映画でドキュメンタリーみたいだが。東日本大震災の悲劇を日本人として忘れてはならない、こんな悲劇があったよと後世に受け継がなければならない思う。津波被害は甚大だったが東電原発の問題は未来永劫日本の大問題である。日本人が忘れない様にこのような作品を作ったことは大いに評価出来るし、いいことだと思う。 【SUPISUTA】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-07 08:10:08)(良:1票) 12.ある種のドキュメンタリーとして堪能させてもらいました。その後の報道などを見聞きするかぎり、おそらく本当にこんな感じだったのでしょう。その意味で、家族だの回想だののシーンは邪魔でした。急に弛緩するというか、エンストされた気分になるというか。全部カットしてほしかった。 それにしても、見ているとだんだん暗澹たる気分になります。10年前の話ではなく、リアルタイムのコロナ対応やオリパラ対応とあまりにも重なるので。さすがに怒鳴り散らすしか能がないトップは今はいないと思いますが、責任をたらい回しにしたり、現場を知らなかったり、なかなか方針を打ち出せなかったりする上層部がいる一方、現場では常に危険な作業を強いられるあたりは瓜二つな感じ。 つまり、日本の組織の問題は10年前、もっと言えば太平洋戦争後から可視化されていたのに、結局何一つ改善されないまま今日に至っているわけで。それも平時なら適当にごまかせますが、有事になると一気に顕在化します。 さらに言えば、今の〝国難〟の現場に「吉田所長」はいるのだろうかと。傍から見ているかぎりは不在のようで、ますます不安になります。 ただ、ちょっとだけ登場した自衛隊員のセリフ「民間人ががんばっているのに、我々が撤収するわけには行かない」には、ベタと知りつつグッと来てしまいました。 【眉山】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-23 02:08:06)(良:1票) 11.東日本大震災と、福島第一原発事故。 日本人が忘れてはならない、語り継ぐべき内容。 映画というよりは、映像作品(記録)かな。 教科書的な価値があると思います。 飾り言葉ではなく、本当に「命懸け」の現場の人たち。 これで感動しなかったら、日本人に非ずと言ってもいいのでは。 と、個人的に思います。自分も現場寄りの人間だからですかね。 怖いくらいの渡辺謙の熱さは流石でした。 「事故は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」 会社の上層部や、時の政権などの風刺も垣間見えるけど、 現場が主役としての内容だけに仕方ないかなと。 幹部や政府なんてのは、あくまで脇役です。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-04-28 20:35:32)(良:1票) 10.《ネタバレ》 日本の危機、世界人類の危機を守るために尽力された現場の方々には感謝の念を贈り賛辞したく思います。 作品としても、彼らの奮闘シーンをメインとし、地震・津波・爆発映像に特化せず、過剰な演出を見せなかった点は良き点だったかなと思えます。 ただ余計な見方として、どうしても気になってしまったのが内閣総理大臣:佐野史郎のキャスティング。当時の総理大臣:菅直人の容姿と雰囲気からしたら今回、官房長官役をやっていた金田明夫のほうが適任だったのではないかと思えます。そもそも異質な俳優:佐野史郎をなぜ日本のトップに置き据えた? ミスキャストじゃないかな。 どうしてもそこが気になって。 ただそれを考え出すと、現実世界で、もしも、この震災当時の首相が菅直人以前の鳩山由紀夫の時だったらもっとヤバかったんじゃないか、もしくは菅直人以後の野田佳彦の時だったら、更にヤバかったんではないか 東日本はどうなっていたのだろうか はたして日本は大丈夫だったのか?とか、この時たまたま民主党政権化の時に起きてしまった緊急事態だっただけに、はたしてこれが自民党政権化の時だったとしたらどう対処されていたのだろうか とかいろいろ今さらながらにして派生的な考えが巡らされてしまいましたね。 そんな意味では、あの日あの時の福島で起きていた事態の回顧、その後事態はまだ収拾していなく、解決する気配すらまだないわけでありますが、十年経った今、今一度この時の危機状況を思い起こしてみるという良いタイミングだったのではないかと思えます。 緊急時に断を下すトップの存在、まともな存在であってほしいものです。でもそんなことを考えてみると、やはり、日本のトップ役が佐野史郎とはこれいかに。 でもこの作品を後に目にした当事者の菅直人さんは本作の出来について、リアリティがあっていいんじゃないかと満更でもない様子で公式の会見で述べていらっしゃったようですね。だからなにってわけではないですが。 【3737】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-04-19 23:50:36)(良:1票) 9.《ネタバレ》 東日本が誰も住めない死の街になったかもしれない。それを避けるために命をかけて闘った人たちの記録。 下手をすれば死に至る放射線レベルの場所に身を投じる責任感と勇気。 部下に危険な任務を命じる苦渋の選択。 吉田所長をはじめ、福島第一原発で、日本の未来のために責任を全うした現場の人々には頭が下がる。 あれからもう10年だけど、廃炉への道のりは果てしなく遠い。 【roadster316】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-22 21:08:44)(良:1票) 8.《ネタバレ》 原発の意義等議論はあると思いますが、現実として存在し運営されている中で、想定外の事故に対し決死の思いで頑張っている人たちの存在は否定することはできません。そういった意味で非常に貴重な映像作品であると思います。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-03-12 23:57:25)(良:1票) 7.《ネタバレ》 事実に基づいていると思うと緊迫感があって良かったです。本作によるとベントが遅れたのは明らかに首相の責任ですよね。あと東電本社は足を引っ張ってしかないですね。発電所の方は勇敢な英雄で、首相や本店が悪役という構図になっていました。それはそれで分かり易くて面白いけど、これほどの未曽有の災害なのでもっと複雑な事故の要因があると思いますが、その辺の描ききれていなかったように思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-01-31 15:43:48) 6.何年位前だったか。NHKで放送された当時の再現ドラマを見たことがありました。 吉田所長役は亡くなられた大杉漣さんだった。 両作品ともに切迫した状況の福島第一原発内部で様々な専門用語や数値が飛び交う。 それらに説明の字幕があったNHKのドラマの方が、事実を捉えるという意味では分かりやすかったと言える。 一方本作は最悪の場合東日本壊滅という危機に命懸けで立ち向かった人々の人間ドラマにある程度絞った構成になっており、 改めて彼らの命がけの戦いに感謝の気持ちでいっぱいになった。それだけでも見て良かったと思える映画でした。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 7点(2021-01-07 21:11:33)(良:1票) 5.《ネタバレ》 東日本大震災発生から始まる原発パニック大作。福島第一原発において、ポンポンと爆発事故が起こる中、未曽有の大惨事を食い止めた50名の職員たちの奮闘を熱く描く。強面俳優が二人。現場責任者を佐藤浩市、所長を渡辺謙が熱演。急場の切迫感がひしひしと伝わってきた。こういう時のタバコの味は格別だろな。満開の桜が讃える、祖国と家族を守った戦士たち。良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-12-31 18:08:17) 4.《ネタバレ》 これがつい最近のこの国での話だと思うと、 なんか涙が出てきた。 軽々しいコメントは避けますが、 この映画は、「チャイナシンドローム」より グッとくるものがありました。 原発が爆発をしなかった理由が、本当のところでは 分かってない、って言ってましたが・・(汗) 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-12-12 21:57:33) 3.《ネタバレ》 あの3.11から9回目の3月を迎えたタイミングでの公開。 10年目の方が区切りが良い気もしたが、現在のウィルス災害をふまえると意外にタイムリーだったかもしれない。 あの当時「1F」と呼称されていた「福島第一原発」の内部で、いったいどんなことが起こっていたのか、どんな戦いがあったのか…… 知られざるドラマが今回初めて映像化されたことに本作の意義がある。 そしてスクリーンに再現されるあの津波シーンには久しぶりに心が痛んだ。 本作は当事者への丹念な取材を行った原作にほぼ忠実に各シーンが再現されており「真実の物語」とのキャッチフレーズはあながち誇張ではないだろう。 セットの再現力や専門用語から作業員の動きまで、関係者によく取材していることが伝わってくる。 特に緊急時対策室(緊対)でのトイレの様子や、落ち着いた時に口にする備蓄食糧といった何気ないシーンも入れているところも好印象。 また俳優陣も豪華な顔ぶれで見応え十分。 本作では東電と政府、原発内部やその家族に避難民、さらには自衛隊や米軍など様々なドラマが展開されるが、はやり一番の見どころは、電源喪失後の中央制御室で、炉心溶融(メルトダウン)による放射線漏洩という最悪の事態を防ぐために、手動にてベント作業に挑むシーンだろう。 その意味では最後に残ったと言われるfukusima50「以前」のストーリーが実はヤマ場だった本作。タイトルは若干ミスリードだったかもしれない。 ともかく、あれだけの事故で被爆による犠牲者が出なかったことに改めて驚くと共に、あの時2号機の格納容器が破裂しなかった理由も未だに謎であるなど、今回改めて知ったことも多く、観て良かったといえる作品だった。 【田吾作】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-03-23 18:03:46)(良:1票) 2.《ネタバレ》 観ていて涙が止まらなかった。 過剰な演出もあると思うが、やっぱり感動と涙でいっぱいの作品です。 個人的には、火野正平・泉谷しげる・小野了あたりのハゲ男優がいい味を出していると思う。 ダンカンの過剰な福島訛りは、ちょっとウザイ感じだったが、火野正平のボソボソの訛りは上手いわ~。 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-03-14 17:41:24) 1.東電や政府への批判は当然有って然るべきだが、この映画を評価する上ではあまり関係無い事だと思う。 この映画が伝えたかったのは最前線で恐怖と戦った現場の人間の勇気だと思うから。 とにかくあの日、現場の人々はどのように対処していたのか、どういう流れで作業が行われていたのかがとても詳しく描かれていたのでとても興味深かったし、緊迫感が伝わって来たので観て良かったなと思えた。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-03-06 21:49:42)(良:1票)
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