みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
13.一昔前のグレムリンとかチャイルドプレイのような映画が好きな人にオススメしたいホラー映画。 ミーガンが子供向けのロボットのくせにオーバースペックすぎるだろ、とかツッコミだしたらきりが無いけど大味な映画として許容出来れば、エンタメ的な楽しさとホラー映画のドキドキ感を楽しめる良作、エピローグが少し味気無かったのが残念。 【勾玉】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-08-23 21:59:19) 12.《ネタバレ》 話の筋は割りとベタだけどホラー演出はきっちり抑えているのでそこそこ怖いのだが、全体的に漂うシュールギャグなノリが良くも悪くも怖くなりすぎないようブレーキになっている。 お友達の女の子をいじめる男子に明確な殺意をもって暴行したところも、『ゴム人間かってくらい伸びる耳』『その耳をちぎって捨てるのだが、『ヒュッ!』とコメディにある捨てるSEが何故か入る』『4足で走り出すミーガン』等絶妙に笑える要素を入れてくる。 その後も突然簀巻きにされるミーガンだったり、突然踊りながら殺しだすミーガン、『殺す理由』をクドクドとモブキャラに説明するミーガン、遠隔操作でスーパーを乗っ取ると颯爽と乗り込むミーガン、暗闇からヒロインに襲い掛かるかと思ったら何故かピアノを弾くミーガン、まさかのスーパーロボット対戦等、『怨霊』ならカットできたり怖いと感じれる演出が『AI』であることで笑いになってしまっているシーンがあったり、純粋に『スタッフは笑わせようとしてるのか?』と思えるシーンが満載。 総評 ジャンルとしては『ホラー:7、シュールギャグ:2、コメディ:1』と言った凄く独特と言うか斬新な映画だった。 だが私のようにガチガチのホラーが怖くて苦手な人間にとっては逆にこの塩梅が怖くなりすぎずに丁度よく最期まで楽しんで見れた。 【ムラン】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-03-03 12:48:15) 11.《ネタバレ》 人形ってよく考えると怖いですよね、とくにそれがリアルな造形であればあるほどね。そういう人形/人型ロボットはホラーではけっこうこすられた題材ではあるが、その中でも本作は新境地を拓いたかもしれません。 おもちゃの人形ホラーと言えばもちろん『チャイルド・プレイ』が有名だけど、チャッキーはあくまでただの人形おもちゃでそこに悪霊が憑りつくというある意味正統的なストーリー。対するミーガンは自己学習するAIを組み込んだ最新型ロボットというところがミソです。失敗作続きでクビが目前になったおもちゃメーカーの技術者が突然の閃きからこんな凄いものを開発しちゃうと言うのはちょっとご都合主義が過ぎるけど、メーガンのシステム自体は現実のテクノロジーを盛り込んだ“なんかほんとに造れそう”感があるところが良いです。記憶部分がクラウドに蓄積されるなんて“なるほど”と感心しました、なんせこれなら本体にメモリーシステムを装備しなくて済みますからね。前半がタルいという意見も見受けられますが、私はメーガンがケイディとの交流から母子感情を学習してゆく過程を丁寧に描いているので良かったと思います。ケイディの叔母のジェマはほぼ育児放棄しているような感じですから、ケイディがまるでスマホ依存症みたいに“ミーガン依存症”になってゆくのは納得できますね。後半になるとその賢くなりすぎたミーガンが完全に怪物化する展開は、もうチャッキー人形とターミネーターのパクりみたいになるのはちょっとありきたりかなと感じます、まあみんなこの展開を待っていたんでしょうがね。そこでバズったのが例のミーガンのタコ踊りダンス、確かにこれはインパクト絶大で、もっとダンスして欲しかったな。ラストの展開はまあ読めたけど、ブルースの登場は予想外でした。中盤でミーガンのデータに不正アクセスしていた社員、あっさり殺されちゃったけどこの外部流出されたデータがきっと続編のネタになるんだろうな。 確かにミーガンはおもちゃと考えると凄い製品だけど、商品化したらどう見ても一万ドルは下らないだろうな、そんな高価なおもちゃ誰が買うんでしょうかね?やっぱチャイナマネーかな(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-25 22:52:00) 10.《ネタバレ》 殺人人形というとやっぱり真っ先に頭に浮かぶのは「チャイルドプレイ」その「チャイルドプレイ」もリニュアール版はAIだった。なのでどうしても「チャイルドプレイ」と比較してしまうのは致し方ない。と鑑賞前にはそんな野暮な考えもありましたが、いやいやごめんなさい。もう「ミーガン」は「ミーガン」他作品との比較云々なんてレベルでは推し量れないほどの傑作でした。はい。 とにかくミーガンそのものがCGではなく実際にダンススキルが半端じやない子役が演じてるもんだから、もうね、リアリティがすごいのよ。話題になったミーガンダンスも怖いのか格好良いのかもうわけわかんないくらい凄かった。いや~マジでミーガン怖かった~...。 てかさ、こういったホラー系で子供とかを容赦なく死なせちゃうのって倫理的にどうなのよ!となるところを思いっきりそこを飛び越えちゃってるのがエグいしビックリした。 クライマックスでブルースが登場した時はめっちゃテンション上がったぜ!そうきましたかってね。あそこは最高でした。 ただ一つ苦言を述べさせてもらえるなら、姪っ子の言った「一生遊べるおもちゃが欲しい」の一言で、それまで失敗続きだったミーガンを、試作品とはいえなんで急にあんなハイスペック仕様で完成できちゃったのかが全くもってわかりません。まあご愛嬌、てやつですかね(笑) なんだか「ターミネーター」と「チャイルドプレイ」を足したような...ていう形容はやっぱり野暮ですね。もう「ミーガン」は「ミーガン」以外の何者でもありません!はい! 最後のオチも怖かった~...。 とにかくめっちゃ面白かったです。 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-22 18:54:47) 9.チャイルド・プレイの劣化コピーかなという偏見を抱いて鑑賞したが、普通に面白かったです。 もっとハチャメチャしてもいいかなと思ったけど、まあこんなものかな。 【おとばん】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-01-21 21:41:19) 8.《ネタバレ》 ミーガンは学習能力が優れ過ぎて、どんどん自分なりの判断で動くようになっていくが、知的生物イコール平和的とは限らない。猿でも熊でもシャチでも、頭のいい動物に限って結構凶暴だ。人間もそうなのかも知れない。 手塚治虫の漫画にもあったが、動物は頭が良くなるほど凶暴化するようだ。これはロボットにも当てはまる法則なのだろう。 ミーガンはケイディの母親のような存在だった。トイレを流さない、手を洗わない、コースターにコップを置かない…その都度ミーガンはケイディを諌め、教育していく。良い関係を築いていると分かる。 しかしミーガンが少年を追い詰めて死なせた後、ケイディがコースターにコップを置かなかったにもかかわらず注意しなくなっている。良き母親だったはずのミーガンが、そうではなくなっていると我々は気付く。こういう細かい演出が良い。その都度ミーガンが何に主眼を置いているのか、変化が分かりやすい。 この映画が最も恐ろしいのは、こうしたミーガンの変化や凶暴性ではない。ミーガンは正しいと、我々は認識してしまう事だ。ケイディがミーガンに依存したように、我々もミーガンを好きになっているのだ。 我々はなぜこんなにミーガンに惹かれてしまうのか。外見的な美しさはもちろん、頼もしさという点においても大きな要因がある。 ミーガンは言うなれば女性版ターミネーター。T1にてひたすら追いかけて来る恐怖の殺人ロボットだったT-800が、T2にてジョン・コナーに寄り添う頼もしい用心棒となり、知識を与えてくれる父親となり、寂しさを埋めてくれる友人となる。この映画ではその順が2→1と逆になり、怪物へと変化し始末されてしまうミーガンの儚さがより一層際立つ。 残念なのは、人間になり過ぎてしまった事。T-800はロボットならではのシンプルさが魅力だったが、3作目で人間に近い感情を持ち始めてからつまらなくなった。ケイディに「恩知らず」という台詞を言わせたのも然り。最後までT2のようなシンプルなターミネーターでいてくれれば、もう少し加点出来た。 訳わからんカクカクした動きは貞子のオマージュなのだろう。確かに突然あんな動きをされたら怖いが、ちょっと可愛い。ハリウッドの幼女貞子は井戸から四つ足で這い上がって来たが、ミーガンもなぜか突然森で四つん這いになって少年を追いかけ始めた。襲い来る獣のような迫力を出そうとしたのだろうが、幼女の四つん這いは萌えでしょう。貞子も伽椰子も然り、ホラーのキャラとてアイドルたり得る。続編の制作が決定しているそうだが、ミーガンをより魅力的に描いていく事がシリーズの生命線となるだろう。 【にしきの】さん [インターネット(吹替)] 7点(2024-01-02 16:56:37) 7.ミーガンの造形がいいですねぇ。もっと派手に大暴れして欲しかったです。決着のつけ方もなかなか宜しい。 【代書屋】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-12-10 01:08:37) 6.《ネタバレ》 お人形が人を殺めてくるような映画はこれまでにもよくあったし、 プロットラインも定型的ではありますが、全体としてよく出来ていて最後まで楽しめました。 最近はAIという単語を聞かない日はないですが、そういう時流に乗った内容で、 ミーガンは人形、おもちゃの位置付けですがものすごく完成されたロボットです。 彼女の動きはシーンによってロボットと生身の女の子が使い分けされていて、意地悪少年を追いかけるシーンであったり CEOと遭遇した時の奇妙なダンスで始めたり、不気味さ怖さ可愛らしさがうまくマッチしたキャラクターになってました。 あとは表情ですね。人形だけどすごく人間的な表情で、無気味の谷をこれまたうまく再現してた。 ぜひいつかチャッキーと共演してほしい、そんな魅力的な少女人形でした(笑)。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-09-17 17:53:33) 5.《ネタバレ》 AIを駆使してつくられた、会話もでき、知能もあって、子供たちの良いパートナーになれる最新型の人形。インプットされた以上の能力をいつの間にか獲得し、暴走を始める。ミーガンをあれだけ愛していたケイディが最後には正気に返っておばを助けるところにはひと安心。登場する嫌味なキャラは全員殺される。 【エンボ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-09-16 15:44:49) 4.《ネタバレ》 実際に前半半分に関しては殆どホラー的な描写が無いコトも含めて(後半~最終盤はそこそこ派手なアクションホラーになってはゆくものの)全体としては極めてSF的な雰囲気の強いホラー作品だ、とは思うのですよね。その意味では、内容は先の『チャイルド・プレイ』最新作なんかにもかなり似通っているとも思うのですが、ソレでもコッチはまたやっぱ「時流」に乗り捲ったとゆーか、2022末からのChatGPTの隆盛+その技術的なキモである高度な学習機能、なんかにも物語上のキー要素もろもろがズバリと重なってくるが故に、多くの人々が何とな~くそーいうモノに対してそこはかとない不安・恐怖を抱いているコトも含めて、ホラーとしてもSFとしてもごく非常にタイムリーな質感を面白く感じて観てゆけた…という作品だとは思うのです(少なくとも、今今にコレを観たのであれば)。 ただ、個人的には、そのメインディッシュたるSF部分に関しては若干ながら「雑だよな…」と思ってしまったトコロもありまして、ソレは例えば主人公が(大した苦労も工夫も無いのに)ごく唐突にこ~んな突出してハイスペックなAIロボットを完成させてしまって、しかしあろうことか(実世界ではコレだけ皆で「AIの倫理」についても議論に議論を重ねている…という状況にも関わらず)恐らくシンプルにチューンナップが好い加減なロボットを子供に預けた所為で(案の定)悲惨な結果を招く…という、この月並みなプロットにすらも説得力とか納得感がちょっと不足しちゃってると思うのですよね⇒正直、あの主人公ってこんなんつくれるタマのエンジニアじゃねーだろ!と思っちゃうのですよ。どだい、軍事用AIってならともかく子供のオモチャをつくろうとしてて⇒でナンでこんなコトになんねんな!と(アホかと)。コレも正直こんなんならまだ「ブードゥーの秘術」とか「偶然の落雷の所為」とか言われた方が(筋書きとしては)しっくり来る…てなモンなのですよね。あと一つ、コレもごくシンプルにこの主人公って、姪っ子への態度ダケを見てても人として全く共感できないのですよ(頭も好くて美人で金持ちなのかも知れませんケド、ちょっと関わり合いにはなりたくない…というレベルで)。 とは言いつつ、まずはその主人公のキャラといった部分についてはある種の「伏線回収」がラストで為されていたとも思いますし、ホラーとしては比較的マイルドな質感ながら映像の出来なんかも結構気合が入ってたと思うのですよね(⇒そもそも、ホラー的主役のミーガンちゃんは、アレってCGなのか実写なのか中々好く出来た質感の映像でしたよね)。加えてやはり、とにかく時流に乗った話であるが故にホラーとしてもSFとしてもかなり「奥行きの在る」物語になっていたのもまた確かだと思うのです(重ね重ね、今現在にコレを観たならば)。結論、ココは観終わった時点の満足感に素直に従うコトにして、いったんこの評価としておきます(オススメできますね)。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-08-12 09:08:46)(良:1票) 3.《ネタバレ》 ★AI、chatGPTなどの話題に乗っかった、久しぶりに超タイムリーな時流映画。もちろん全米公開は1月だし企画制作自体はもっと以前に始まったに決まってるから、プロデュースにホント先見の明があったというべきですね。 ★とはいえ、そんなまじめに見る映画でないことは承知。終盤はやっぱりこの手のホラー映画にありきなお決まりのヒャッハーな(笑)展開になってしまったし、ハード的には突っ込みどころ満載です。 ★面白かったのはソフトとしてのミーガンの能力で、(分析機能とか他のハードとの通信制御機能とかありきたりのじゃなく)ユーザーの心理に寄り添うことのできるAIとしての描写。 ★中盤、開発者のジェマが姪のケイディを伴って会社役員へミーガンをプレゼンする。(恐らく予めガイドされてただろうシナリオを無視して)両親を亡くした悲しみを吐露し始めてしまったケイディに対し、いかにも人工知能っぽい対応(いや定義はわからんけど)でケイディの傷心に寄り添い、見事に彼女の信頼を勝ち得て見せたシーン。別室でモニターしてた社長らが大きな拍手。自然な感動だったのか?上手いシナリオだという評価の拍手なのか?わからないけど、自分も少し心の中では拍手してしまった。 ★続編作られるらしいけど、どういう展開になるのか。とにかく「人形に不思議な力が宿って人間を襲い始める、最後は破壊しておしまい」みたいな当たり前の展開にならないように、「ターミネーター」みたいにエンタメでありながら少しは考えさせられるところがあるみたいな方向で行って欲しい。まあ2作目が新しいアイデアじゃなく単なるチカラワザに陥ることは多いから、あんまり期待しないほうがいいかも(^-^; 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-07-01 11:27:10) 2.《ネタバレ》 「きっとミーガンに感情移入しちゃうのよね。ミーガン可愛いよミーガンってなって、でラストは顔がぐわーってカンジになってバキバキってなっちゃってニンゲンメ!って感想で終わりになるの」って見る前に思ったそのまんまの映画。もはや様式美、予め約束された映画というところね。 テーマとして語られてるモノもあるわ。人工知能のあり様とか親が子に成すべき事とか。でもそこら辺もまた新鮮な切り口とかいうモノではなくてこのテの映画を作ったらこうしておきましょうね、というお約束みたいなもの。そういう意味では何か新しいモノを得られる映画ではなくて。 ホラーとしてはごく大人しめ。犠牲者の数は予想より少なかったし、残酷な映像になりそう、と思うとその前にシーンが変わっちゃったりするし。ミーガン、悪いニンゲンをもっとバキバキにしちゃってよ!とも思うけど、そこまで彼女に背負わせるべきでもないかもしれないわね。あくまで彼女の純粋さゆえの行動なのだから。 開発データを盗むあたりに何か陰謀がありそうに思えながら特に大きなハナシじゃなかったり、ミーガンにぞっこんだった女の子が簡単に「改心」してしまう展開とか、なんだか雑な状態ではあるのだけど、そこを問題視しなくちゃいけないレベルの映画でもなくて。 リメイク版の『チャイルドプレイ』なんかととても近い感じで、意外性のカケラもない当たり前の一編なのだけれど、でもミーガンという存在そのものがこの映画の魅力で、ミーガンこそがこの映画の総てと言えてしまうのかも。 コレはオロカナニンゲンドモの犠牲になっちゃうミーガンの悲劇の映画よね・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-06-13 14:09:19) 1.《ネタバレ》 AI搭載のハイテク人形による恐怖でしたが、直線的な描写もなく登場人物たちを見た瞬間に末路も想像できるベタベタな展開ながらも、テクノロジーの進化への警鐘や社会問題を織り交ぜていてそつなくまとめてあり悪くなかったです。ミーガンは見た目も能力も魅力があり、子供には最高のお友達で親には最高のお手伝いさん的ですが学習能力で度を超えた行動をとってくると怖いですね。徐々に狂気をはらんで来るミーガンを見ていて、身近に感じるようになったAIの進化はどこまで行くんだろうなと思いました。 予告で話題らしいダンスシーンは不気味で可愛かったですね。明らかにペーパーレスな会社なのにあんな廊下に裁断機があるのはアレでしたが、それを持ち出して始末しつつ、ストーリーを組み立てるなかなかの狡猾っぷりで良かったです。終盤に昔作って放置してあったブルースくんが再登場するのも熱い展開。もっとエグいのを期待してた方も多いと思いますがホラーが苦手な人も安心な作りでした。ミーガンはネットの世界に逃げ果せたようですが今後どう出るんでしょうかね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-06-10 19:39:18)
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