みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
8.公開当時は高校2年生で、クラスの中にも薬師丸ひろ子ファンは大勢いましたね。。。今は無きテアトル鎌倉で観ました。あのボブカットとタイト目なワンピース姿がとても似合ってました。ラストの空港のキスシーンも良かったと思います。薬師丸ひろ子ファンにとっては満足のいく内容だったと思います。 【みるちゃん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-20 15:39:48)(良:1票) 7.この映画の前年くらいから日本はアイドルブームの様相を呈していて、そんな中、当時小学生の私でも「だからといって、無理して若手女優が歌わなくてもいいやんか」と思わされるものがあったのが、当然ながら、薬師丸ひろ子と原田知世だった訳で。薬師丸はすでに「セーラー服と機関銃」のヒット曲があったとは言え、二人とも、およそプロの歌手とは言えなさそうな素朴過ぎる歌声。アイドルオーラの無さ、みたいなものが子供心にもヒシヒシと伝わったのでした。 とは言え、この素朴な歌声に、素朴なメロディが、耳の奥にこびり付いていまだに離れない。本作では映画の最後を待たずして事件が解決してしまい、終盤は薬師丸と松田優作との不器用なラブロマンスになって、そこにあの懐かしき歌声が流れてくると、なかなかグッとくるものがあります。 「工藤ちゃん」のTVドラマと同タイトルなのが紛らわしいっちゃあ紛らわしいけれど、本作における松田優作は、どこか影の薄い、不器用で冴えない男を演じていて、影の薄さがかえって印象に残る、という役どころ。彼はこの数年後に他界して今では息子たちが活躍する時代となり、薬師丸は「ちゃんりんちゃん」とか言ってる間にすっかりオバチャンになってしまったけど、そんな二人の当時の姿をそっとカメラに収めていて、感慨深いものがあります。何しろ、このアイドル映画とは一線を画す、この雰囲気。カメラは、主演女優の顔、表情を追い回すのではなく、遠いところから二人をそっと見守るように、その姿を捉えています。 起こっているのは殺人という大きな事件、ではあるけれど、はたまたヤクザも絡んできて危機一髪、ではあるのだけれど、あくまで静かで素朴で、どこか物悲しい。 薬師丸ひろ子が二階の窓へ這い上がったり、柵を乗り越えたり、と、精一杯体を動かして活躍して見せるけれど、なぜかこれが「活発な女性」というイメージに繋がらず、あくまでどこか頼りなく、そしてまたそれが映画の雰囲気に合っていて。 要するに、赤川次郎らしくない作品になったのがよかった、ってことなんだろうか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-03 05:34:08) 6.《ネタバレ》 アイドル映画の中ではわりと好きな作品。原田知世デビュー作との同時上映だったのでなかなかおいしいカップリングだった。やくざを相手にお嬢さんが現場検証するのがいい。 【きーとん】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-07-27 22:23:41) 5.角川映画全盛時代は映画に興味もなく、今となって見てみると結構面白かった。純粋と不純をうまくまとめてあり、今の邦画ではありえないと驚きながら見た。松田勇作や薬師丸は別として単純に古き良き映画。 【Jane.Y】さん [インターネット(字幕)] 7点(2009-05-03 10:36:44)(良:1票) 4. 内容はおいといて、こういう25年前の町並みとかが見れる映画すきです。 【ファンオブ吹石】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-28 03:22:13) 3.松田優作の部屋に意を決して訪ねていき「一人で淋しくないんですか?」とつめよる薬師丸ひろ子の演技にいたく感動したのを憶えている。何度も正座をしなおすようにお尻を浮かせて。握りこぶしを何回も握りなおして。全身全霊でぶつかってくる純な乙女心に、松田優作その人自身が少なからず気押されていたのだと今も思う。それ程この作品のひろ子ちゃんはすごかった。あの時代、彼女はまぎれもなく私達の憧れだったな....。最後のキスの後、もう1度軽くキスしたのには「やられた!」。あれがあるのとないのとじゃ、まったく違うものね。最後の「バイバイ」も名シーン。彼女には旅立ちが本当に似合う。何を今さらのレビューだが、根岸監督の東京国際映画祭受賞を祝して。これからも頑張ってくださいませ。 【showrio】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-23 21:17:51)(良:1票) 2.なんか雰囲気が好き。松田優作はこんなのもあるんだと思ったし、薬師丸ひろ子は初めてかわいいと思った。83年ってのが古さも見えるんだけど、逆におしゃれな感じも見られた。一番気になるのは「でんでん虫」って言わないなぁと。 【バカ王子】さん 7点(2004-06-18 23:42:38) 1.「独りでいて寂しくない奴なんていやしないよ。だけど…甘えちゃいけないときだってあるんじゃないのか?ん?」……このセリフ、ずっと心に焼きついてます。 【代打、八木!!】さん 7点(2001-10-16 11:22:43)
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