みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 べルトリッチにも、キューブリックの「現金に体を張れ」のような面白く仕上げた若き日の作品があるんだね。作家性が現れる前のキッチリした仕事というか。なるほど確かに「羅生門」を思い出すような、タランティーノが一世風靡した頃の作品のような、同じ場面を違う視点から描くという演出方法。でも何か彼の映像には、詩人であるだけに、どこか品があるね。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-03 21:29:38) 1.これはイタリア映画ならではの魅力が散見される逸品。 『羅生門』さながらに、あらゆる登場人物の異なる視点から、一つの事件を描き出していく技法は、なかなか面白い。 パゾリーニの原案・脚本ということで、パゾリーニ風味もどこかに感じられる。 パゾリーニの初期作品によく出てきた“ゴロつき”がゴロゴロと沢山登場。 彼らを巻き込む事件。 そこに絡む娼婦や少年。 これらの様子が、時間軸を交錯させながら、サスペンス仕立てに観る者を楽しませてくれる。 一見すると分かりにくい作品ではある。 しかし、何度も観たくなるような、クセになる雰囲気を醸し出している作品だ。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-29 15:39:07)
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