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典子は、今

1981年【日】 上映時間:117分
ドラマ実話もの
[ノリコハイマ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-04-16)【Olias】さん
公開開始日(1981-10-07)


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監督松山善三
助監督津島勝
演出高峰秀子(典子の演技指導)
キャスト辻典子(女優)松原典子
渡辺美佐子(女優)松原春江
長門裕之(男優)春江の夫
河原崎長一郎(男優)楠教師
伊豆肇(男優)市立高校校長
鈴木瑞穂(男優)碩台小学校校長
下條正巳(男優)松崎養護学校校長
樫山文枝(女優)広瀬先生
鈴木光枝(女優)富氷つね
三上寛(男優)富永健一
脚本松山善三
音楽森岡賢一郎
撮影石原興
配給東宝
編集園井弘一
照明中島利男
あらすじ
昭和37年1月、典子はサリドマイドの影響を受けた身体で誕生した。母は運命を嘆いた。しかし立ち上がった。失われた両手を悔やむより残された身体で何ができるのかと。 泣くことを止めた母と子は、力の限り生きることに挑戦していく。

ESPERANZA】さん(2011-05-21)
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5.《ネタバレ》 主人公と同年代のため、そういえばこの人は今どうされているかなと思いながら見た。
見てまず思うのは、特に前半で役者の演技が臭く見えるということで、またBGMによる場面の盛り上げも非常に安直に感じられる。台詞だけでも相当厳しいものがあるのだから、もっと普通に淡々とやればいいだろうと思うが、一方で主人公が自然体で前向きなのは見ていて好感を覚える。この人の存在が映画全体を底上げしているように思えるが(主役だから当然か)、逆にそのせいで本職の役者が割を食わされているのかも知れない。

後半になると、主人公が熊本市から広島県まで旅行するというので一体どうするのかと他人事ながら気を揉んだが、要はまわりの人に頼めばいいということだったらしい。新幹線の窓側の青年は、自分からは動かないながらも(ちょっとそわそわしていた)頼めば快く応じていた。たとえ世間がそれほど優しいものではないとしても、ある程度の余裕は常にどこかにあるわけで、その余裕の部分をどれだけうまく引き出せるかが大事ということだろうと感じられる。自分としても余計なお世話までする気はないが、求めがあれば直ちに応じられる余裕は持っておかなければと思っている。
なお旅行先の場面では鈴木光枝さんが懐かしく、この人の顔を見ているだけで泣けるような気分になるが、終盤の海の場面では主人公もまた輝いて見えていた(ヘリコプターの影は邪魔)。

ところで出演者本人の近著を読むと、この当時の髪型はいわゆる聖子ちゃんカットを真似たものだったのに、映画出演のため変えさせられて嫌だったとのことで、ご心中はお察し申し上げる。当然ながら劇中人物と出演者本人は必ずしも同一視できないわけだが、それでも本人が現在も自信をもって人生を送られている姿は、この映画のメッセージが真実であることをいつまでも証明し続けていると感じられる。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-26 11:46:23)

4.主役本人が魅力的、というのがこの映画のポイントですね。障害を持っていることを、本人がしっかり受け止め、向き合ってます。ところが、それに絡む役者さん達が、作りものの演技でしか応えられていないところが、ちょっとツラい感じ。いっその事、完全なドキュメンタリーにしてしまった方が良かったんじゃないかと思います。創作であるがゆえに、どうしてもデリケートな題材を前に、それを世に送り出す側が色々考えて控えめになってます、っていう感じが画面に出ちゃってますからね。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-25 01:46:46)

3.奥州亭さんが言われるように、典子さん自身が典子を演じるドキュメンタリータッチの映画。素人の彼女がとても素直に演じていて、彼女の暮らしぶりもよく分かりとても感心しました。ハンディがあっても前向きに生きてる姿に心を打たれます。結婚して子供さんの育児など、その後の「典子は今」を撮ってもまた多くの人に感動を与えたことでしょう。海で泳ぐシーンも印象的でした。普通の映画とはまた違った意味で忘れられない作品です。 キリコさん 7点(2004-01-16 17:27:47)

2.『典子は、今』学校で見ました!もうすぐある、文化祭で、典子さんを主じんこうにしてやるんで・・・典子さんの足技にはび~っくりしましたぁ!!何でミシンとかできるのぉ~??私なんか、手でもできないのに・・・(-_-;)ちょっとあきるところもあったけど、とにかく典子さんすごかったです! K中学 Kさん 7点(2002-09-26 22:06:48)

1.学校の授業の一環で観に行きました。熊本市内の撮影だったのですが見ていたらなんと同級生が映っていまして(本人も知らなかったようでした)劇場内大爆笑した事を覚えています。なにせ館内全員同じ学校の生徒ですから当然ですけどねぇ・・辻さんは今でも市役所に勤めておられるのでしょうか・・・・ だだくまさん 7点(2002-05-04 17:41:12)

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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.05点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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