みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
12.もうベタベタに西部劇のお約束を積み上げたザ西部劇映画。 これだけ定番の展開であれば、大外れなどあるわけもなく最後まで面白く観ることができます。 が、しかし、残念ながらこの映画ならではの新しいものが何もないんですよね。 過去大量に存在する西部劇の名作群、特に「シェーン髪バーック」的な映画ですでに描かれた内容がわりとそのまんまであり、新作のオリジナル映画でありながらまるで架空の西部劇映画をリメイクしたかのような映画になっています。 1985年にはすでに西部劇は過去の映画になっていたわけで、わざわざ新作で映画を作るなら、何かその時代的な新しい要素を加えた方が意味があったんではないでしょうか。 たとえばリメイクであっても「3時10分、決断のとき」なんかは単純なリメイクではなく「今の時代の西部劇」として新しい要素を魅せてくれて傑作となっていたわけで、この映画にはそういう要素がないのは残念です。 とはいえ、「古き良き西部劇」をそのまんま新しく作るという行為にも、それなりに意味はありますから、それが必ずしもこの映画の弱点というわけでもありません。 「あえて言えばそういう要素がほしかった」というだけの話であって、この映画自体、十分面白いと思います。 ただ、新しいものが何もない、というだけの話です。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-08-15 21:17:54) 11.あらすじ自体はよくある話なのに、イーストウッドが演出すると こうも迫力や風格を感じる作品になるのか、と溜め息。宗教色も強いからかな。「荒野のストレンジャー」の姉妹編のようでもあり、「許されざる者」の前哨戦のようでもあります。スタイリッシュやカッコよさとは程遠いドンくさい銃撃戦(逆にリアルっぽい)。超人でモテモテ、さらには人間を超えた存在感の主人公。これぞイーストウッド映画!という感じ。敵である保安官の、主人公に対する恐れも印象的でした。スゴ腕の強敵こそ、最も主人公を恐れているというのがゾクゾクしました。より主人公の神秘性を感じれました。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-11-27 09:01:39) 10.《ネタバレ》 善悪がクッキリ、イーストウッドがカッコよかった。がー保安官がアッサリ死んだのには驚いた。せめて『お互い抜き合う』くらいの描写欲しかったなー。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-12 17:18:11) 9.西部劇ファンならぜひ見ておきましょう。水準は超えていて、面白いです。イーストウッドのガンマンって、結局みんな同じ演技なんですよね。でも、それで良いと思います。 彼の強さ、格好良さを堪能しましょう。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-05 13:05:22) 8.《ネタバレ》 冒頭の襲撃の場面なんか、随分リキが入っていて、心ある映画ファンならば感激間違いなし!なんでしょうけど、私のように心の曇っている人間はどうしても、「ほら~こんな細かいカット割りを何日もかけて撮影するから、空が晴れてたり曇ってたりバラバラやんか~」と思っちゃうのです。すみません。イーストウッドって、目つき悪いですね。大きなお世話ってか。いや、この眼力があるからこそ、本作の主人公役にうってつけ。そうでもなければ、こんな(到底ありえない)モテモテ役を自ら演じるなんて、本来ならこれこそ許されざるモノですよ、全く。ま、とりあえずこの主人公、カッチョよいことは間違いない。007も手を焼いたジョーズを、一撃のもとにやっつける。でも金的は反則。この、ニセ牧師め(私の目にはどう見ても牧師に見えないのです)。主人公の過去が明かされないのが、いいですね。彼の過去を語る唯一のものが、背中の弾痕(やっぱし堅気じゃないよねー)。敵役の悪徳保安官が、またカッチョよい。6人の部下もカッチョよい。計7人が相手、6連発の拳銃では弾が足りない、さあどうする。どうするって、2丁持ってるから問題なしか。ガックシ。しかも2丁使うまでもなく、手際良く部下たちを倒していく主人公。最初は敵役たちカッチョよいと思ってたのに、途中から「あれコイツら弱いんじゃないの?」と思えてきちゃう。そういや丸腰の爺さん一人を撃ち殺しただけだもんなー。クライマックスの決闘の前にもう少し、敵役たちの凄みみたいなものを表現しておいて欲しかったかな。ま、でも、決闘シーンは、実にシビれる盛り上がりで、出色です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-13 22:18:26)(良:2票) 7.《ネタバレ》 イーストウッド監督が、ヴィジュアル重視で撮ったウェスタンアクション。プリーチャーと極悪保安官との関係はさて置き、とにかくヴィジュアル的に面白かった。保安官とその部下達が横並びに立っているシーンや、プリーチャーが自分の象徴的な帽子を地べたに残して消え、一人ずつ順番に7人の敵を撃ち落とすシーンは、特に面白かった。あと一つ、「プリーチャー、プリーチャー!」と山間にこだまする声のシーンが2回あったが、それがどちらも印象的。まるで地上から天国(または地獄)にいる神(または悪魔に)向かって、何かを激しく求め呼びかけているような声が、印象的だった。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-07 22:53:06) 6.これは既に何人もの方が書かれているように「シェーン」そのものである。あの壮大なる西部の町並みの美しいこと!美しいこと!美しさにおいては完全に「シェーン」よりも上だし、アクションものとしてもこっちの方が上かもしれない。ただ、私は「シェーン」の方が好きです。確かにクリント・イーストウッドは文句なしにかっこ良いし、馬に乗っているだけでも絵になる。それでも「シェーン」ほどの感動を味わうことは出来なかった。面白い映画であることは否定致しませんので7点ぐらいは与えても良いかとは思うけど、8点以上はとなると個人的には難しい。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-14 21:11:46) 5.《ネタバレ》 黒沢清監督が奨めていたので観てみた。思ってたよりも単純明快で、あっけなくて、でもなぜか拍子抜けはしない。なんでしょうね、このシンプルなのに重くて、物悲しい感じは。牧師の過去は意味ありげなほのめかしがあるだけで結局明らかにされないのに、中途半端な印象は受けない。回想に踏み込めば多少は込み入り、泥臭くなりかねないところを、あえて短く控えめにまとめることで微かな気品すらまとっている。暗闇のなかで奇妙に光るイーストウッドの瞳、あれは名場面です。敵方一味も、脂っけのない保安官といい、個のない兵隊人形のような六人の助手といい、人ならぬ異様な雰囲気で面白かった(その割りに弱っちいけど)。無駄な色気のまったくない、西部劇の王道。しかし贅肉を清々しいまでに削ぎ落とした結果としてありふれた物語が清浄な空気を獲得し、この作品を非凡なものにしている。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-10 20:59:30) 4.「荒野のストレンジャー」は未見。「シェーン」も未見。でも楽しめました。パクリだろうが、ぷちリメイクだろうが、イーストウッドの作るウエスタン映画ほど、西部劇の王道をこんなにも面白く出来ているのは他にないんじゃないかな。エンド・クレジットもバッド・エンドでもないのに物凄く重い音楽が流れてるけど、メガンが叫んでも帰って来ない寂しさがそういう音楽へと導いたのかなぁと。やっぱ、ウエスタン映画って最高だわ。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-27 11:27:03) 3.突き抜けた何かこそは感じないものの、西部劇ものとしてはかなりの高水準。ストーリーが単純明快で分かりやすいのも好印象。 【K】さん 7点(2004-01-31 15:37:27) 2.テレビでたまたま見た。なかなか西部物にしては飽きることなく見られた。 【なかがわ】さん 7点(2003-12-04 22:48:04) 1.イーストウッドの影の使い方がいい。 【ultra soul】さん 7点(2003-04-15 19:57:44)
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