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プライド・運命の瞬間

1998年【日】 上映時間:161分
ドラマ法廷もの戦争もの歴史もの
[プライドウンメイノトキ]
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タイトル情報更新(2024-06-30)【イニシャルK】さん


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監督伊藤俊也
キャスト津川雅彦(男優)東條英機
ロニー・コックス(男優)ウィリアム・ウェブ
スコット・ウィルソン(男優)ジョセフ・キーナン
大鶴義丹(男優)立花泰男
奥田瑛二(男優)清瀬一郎
寺田農(男優)重光葵
前田吟(男優)赤松貞雄
村田雄浩(男優)伊藤清
戸田菜穂(女優)新谷明子
いしだあゆみ(女優)東條かつ子
歌澤寅右衛門(男優)木戸幸一
五十嵐義弘(男優)大島浩
島木譲二(男優)田中隆吉
石橋蓮司(男優)大川周明
石田太郎(男優)武藤章
睦五郎(男優)佐藤賢了
有川正治(男優)星野直樹
飯沼慧(男優)荒木貞夫
前田亜季(女優)東條君枝
相田翔子(女優)東條光枝
烏丸せつこ(女優)
阿知波悟美(女優)
脚本伊藤俊也
松田寛夫
音楽大島ミチル
高桑忠男(音楽プロデューサー)
主題歌相田翔子「ゆりかごを揺すられて」
製作東映
企画佐藤雅夫
プロデューサー田中寿一
配給東映
美術内藤昭
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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6.公開時は高校生だったのですが、従軍慰安婦も南京大虐殺もバリバリに信じていた当時の私は本作の内容に激しく憤り、「こんな映画は駄作に決まっている。死んでも観るものか」と固く心に誓ったものでした。当時の日本は私のような心境の人間が圧倒的多数を占めていたようで(表現者であるはずの山田洋二までが「プライド」上映禁止運動に参加するという異常事態)、2011年のDVD発売までの10数年間、本作は封印作品に近い扱いを受けていました。しかし時代は変わるもので、「日本って言うほどは悪くなかったんじゃ?」という疑念とともに本作はシレっと復活。かつては「死んでも観るか」と固く誓った私もアッサリ誓いを撤回し、死んでもどころか10年そこそこで本作を鑑賞するに至ったのでした。。。そうして鑑賞しての感想ですが、これがなかなか面白いのです。理由は簡単、題材が面白すぎるのです。弁護側が提示した3000もの証拠は理由もなく却下され、一方で歪曲や捏造に溢れる検察側の証拠はロクに検証もされずにどんどん通っていく。ならばと弁護側が検察側の矛盾点を追及しようとすると、「後で答える」との返答で終わらされてしまうという理不尽にも程がある魔女裁判が繰り広げられたわけですから、これをドラマにしてつまらないわけがありません。開始から2時間は時間を忘れるほど映画にのめり込みました。しかし、物語が裁判を離れ、東条英機やパール判事のプライドにフォーカスするラスト40分に入ると、映画は一気に息切れを起こします。東京裁判のみで突っ切ってしまえば面白かったのに、インド独立運動などを入れてしまったために視点が分散してしまったのです(そもそも本作はパール判事の伝記映画の企画だったわけですが…)。とはいえトータルでは満足度の高い作品であり、本作を頭ごなしに否定する人は自分の目で映画を観ていない人だと思います。「東条英機を擁護するなんて言語道断」と思う人も、映画を見れば意見が変わるはず。日本の側に非があるのなら検察側はその悪事を淡々と暴いていけばいいだけなのですが、実際の東京裁判では検察側が日本の悪をまともに立証できず、判事と検事の超絶連携プレイで7人を絞首刑にしたという法の精神完全無視の結末を迎えたわけです。なお、監督・脚本を務めた伊藤俊也氏は東映労組の戦闘的な委員長として知られたバリバリの左翼。左翼の目で評価しても東京裁判は狂っていたというわけです。 ザ・チャンバラさん [ビデオ(邦画)] 7点(2012-02-25 05:55:43)

5.東京裁判をとても忠実に再現していますね。当時の実際の映像と見比べてみても、人の細かい動きまでよく再現してある。純粋に映画としても面白かったと思いますよ。そりゃあ東條さんも、軍人や首相の顔だけじゃない、父親や夫や祖父の顔があったわけですからね。人間としての東条英機を描けば戦争の美化だと言う人がいるんなら、もはや私の口から言う事は何もないけども。東京裁判自体も、今のような国際法たるものがその当時は存在しなかったわけで、第三者でなく戦勝国が裁く裁判が客観的で公平な裁判でありえるはずがなかろうに。でもどんなに不公平な裁判だろうと、日本はそれを受け入れたわけだから、今さらあれは茶番だと言って裁判をやり直せといういう事は出来ない。それは敗戦国として背負わなければならないものでしょう。だけどあの裁判はそういうものだったんだという事は、後世に伝えなければならない。その事実さえも口に出すだけで軍国主義者だと罵る人がいるのなら、やはり私の口から言う事は何もないけれどもね。井沢元彦氏がこの作品のタイトルがカタカナであることに不満を述べてたけど、私も同感ですね。それなりに格のある作品なんだから、こんな安っぽいタイトルじゃなくてもっといい題名があったでしょうに。 あろえりーなさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-25 00:20:36)

4.「負ける事は悪である」それを知らしめ、極東国際軍事裁判が戦勝国による私刑であったのを知るのにはそれなりによい映画だと言える。日本の都合だけを羅列したプロパガンダに近いという側面もあるが、それは他国の映画も同じでこういった映画の宿命と言える。しかし3時間は長い。疲れてしまった。 雀返しさん 7点(2004-11-23 18:45:26)

3.かなり見応えのある映画でした。高校生の頃の自分だったら、途中でテープを窓から放っていたと思う。日本人なら見るべき映画ですが、まずは大東亜戦争に対する認識を新たにしなければ最後まで見られないだろうなと思う。いろいろと反発もあったでしょうが、やり遂げたスタッフや役者さんに感謝したい。が、大鶴義丹のエピソードはカットして、もっとパール判事に時間を割いてもらいたかったな。DVDにはなっていないようですが、日本映画史から抹殺される事のない様、願うばかり。 リンさん 7点(2004-11-15 19:38:11)

2.素直にかっこいい。日本人だからこそ見るべきだとおもうけどなぁ NIKOさん 7点(2003-05-25 09:51:36)

1.東条英機カッコ良すぎ。いや、実際東条英機はイメージより格好いい人だと思いますが、ちょっと作り過ぎていて -1 点。こういう映画の主人公にするんだったら、当初の予定通りパール判事を主人公にするか、あるいは今村均を取り上げれば「地上波に乗る」可能性もあったのになぁ~。主人公の選び方で -2点。ただ、敢えて東条英機にスポットを当てた事は新鮮であり驚きである事は確か。でも、やっぱり主人公に対する評価が見直されない限り地上波に乗らないでしょう。それが残念です。 素人@史学さん 7点(2003-02-12 00:39:56)

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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 5.68点
014.00% line
114.00% line
2312.00% line
328.00% line
400.00% line
528.00% line
6416.00% line
7624.00% line
828.00% line
9312.00% line
1014.00% line

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