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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.もう12年前か。何故この作品を選んで見たのかは憶えていないが、見て良かったと思う。時の女優陣を使い、今井作品のようなリアリティは無くなってしまったが、この話は映像として語り継いでこそ重要な意味を持つのだと思う。もちろん、ただ作れば良いという訳ではないが。ひめゆりの塔という話の筋は多くの方はご存知であろう。それは過酷な戦場の中、追い詰められた人々が様々な思いを胸に無理な逃走や自決を選ぶという最後を辿る。降参し捕虜になることは恥という考えがあったからである。もちろん僕も、そういった予備知識を持って本作を見た訳だが、ある意味、裏切られることとなった。そのシーンでは「ひめゆりの塔」を見るときにかならず思うことが具現化される。実際にそのようなことがあったのかは知らないが僕は涙が止まらなかった。うん、それでいい、それでいんだと思った。一つの考えが支配していた時代だからこそ、このシーンには意味がある。こういう選択肢もあっていいはずだ。 【カリプソ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-05-05 15:04:06)
2.なかなかよかった。描写が随所にわたって少々中途半端かな、とか思いつつも十分話にのめり込めました。こんなことが現実にあったと思うとやりきれなくなります。まだ10代で夢もあっただろうし、これからしたいことだってたくさんあったと思うのに、国と国との戦いで引き裂かれてしまうのは悲しくてやりきれない気持ちになります。この状況下で「死にましょう」というセリフはすごく重く感じて思わず息が詰まりました。エンドロールでは悲壮感と、戦争で日本が負け、これから新時代が始まるという安泰さが交錯してすごくしんみりした気持ちになりました。最後にこの映画と直接関係はないことですが、小学校の時にひめゆり部隊を題材にした劇をするのにいろいろ調べたのですが、実際のひめゆり部隊の壮絶な半生はこんなものではなく、本当の史実を伝える作品が1つくらいは作られるべきなんじゃないかな・・・と思ったりします。 【A.O.D】さん 7点(2004-10-21 19:34:47)
1. この神山征二郎版も悪くはないと思うが…個人的には矢張り今井正監督の1953年版の感銘には遠く及ばない。沢口靖子や後藤久美子、中江有里では映像が絵空事になっている。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-21 11:06:47)
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【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
6.00点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 9.09% |
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5 | 4 | 36.36% |
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6 | 2 | 18.18% |
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7 | 3 | 27.27% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 9.09% |
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10 | 0 | 0.00% |
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