みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.《ネタバレ》 ドンパチとか肉弾戦もないことはないんだけど、本作で重要視されているのは「人事」と「儀式」。そこをしつこいくらい押さえているのが、逆に作品にリアリティをもたらしている。その中でも、喫茶店での密談のシーンが白眉(最初画面の端でうろちょろしていた渡瀬が、いつの間にかいなくなり、最後にすっと現れる美しさ、というオマケつき)。各登場人物の表と裏の行動が積み重なり、ここで爆発するだろう、というぎりぎりのところで、誰かの「顔」とか「仲立ち」で断念させられるくだりが再三登場するのも、かえって生々しい。 【Olias】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-09-04 20:38:03) 9.《ネタバレ》 シリーズ三作目はいよいよ本題の“広島抗争”が始まるわけですが、本作はいわば『広島抗争・前編』といった位置づけです。内容はもう“ヤクザ版国際政治(東アジアの某半島)”といった趣で、中世ビザンツ帝国の歴史を思い出させるような権謀術数の世界です。山守義雄=金子信雄をスケールダウンしたような打本昇=加藤武の登場で、ますますヤクザの屑っぷりが濃厚に描かれるようになってきました。前作から引き続き登場の成田三樹夫や山城新伍も、裏では卑怯な振る舞いをする凡人にキャラ変しています。原作者がモデルなだけに精一杯カッコよくしている広能昌三=菅原文太も、保身のために神戸の大組織と繋がって駆け引きに余念がなく、まあ地方都市の弱小組織のボスだからしょうがないといっちゃあ身も蓋もないですけどね。この広能昌三というキャラの最大の弱点は、山守義雄の子分になったり打本昇と兄弟分関係になっていたりとどう考えても人を見る眼がなくあとでそのことを後悔する愚を重ねるところでしょう。田舎のことですから、他に選択肢がなかったのかな。そう考えると、途中から若頭になって存在感を出してくる武田明=小林旭が本作ではいちばんおいしいキャラだったと言えるでしょう。もちろんいちばん酷いキャラは“手首切り落とし男”=川谷拓三で、舎弟の渡瀬恒彦をチクって殺させて自分は東京に逃げるというのはあんまりだ。でも、この渡瀬を同じ元教え子ということで就職の世話するみたいに文太の組に入れさせる教師と、まるで息子を奉公に出すようにしか感じていない母親も、かなりのクソですよ。こういうクズみたいな人間が沢山観れるのは、ある意味このシリーズの魅力かもしれません。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-02-03 20:10:39)(良:1票) 8.《ネタバレ》 何も解決せずに終わるのが気持ち悪い。成田三樹夫良い。小林旭はちょっと役に比べて顔が幼な過ぎるかな。菅原文太は他の役者では考えられない存在感。良い演技とはこういうことを言うのだろう。 【なす】さん [インターネット(邦画)] 7点(2019-02-16 16:21:32) 7.《ネタバレ》 ある団体にいた時、飲み会で先輩に勧められたので鑑賞しました。 ヤクザの抗争が凄みを持って描かれてました。 とても怖かったですが、たいへん男らしくて痺れるようなカッチョ良さもあります。 外国映画では味わえないような生々しい迫力がありました。 なんかリアルな感じでした。 レンタルコーナーにある任侠映画コーナーには近づけませんでしたが、 そのイメージが少しだけぬぐえました。 あと、テレビで誰か偉そうな人が怒ったらすぐに”仁義なき戦い”の音楽を流すのやめてください。 怖そうな人がたくさん出てくるので自分には合いませんが、 圧倒的な迫力と男らしさが感じられる映画だったと思います。 自分は耳が少し遠いのですが、 言葉がカッコイイのですが聞き取りずらいとこもありました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-20 02:14:03) 6.山守組長みたいなやつはどの世界にもいるわな。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-20 23:15:30) 5.僕にとって広島のイメージを決定付けるシリーズとなってしまった「仁義なき戦い」。ヤクザ映画自体初見でしたが、これにはやられました。「昨日の敵は今日の友」という言葉がぴったりの乱世を生きる男たちの熱い戦い、そして権謀術数の数々。菅原文太の演技がうますぎで怖いこと怖いこと。他のヤクザ映画とは出来が違うと評されるのも頷けました。 それにしても深作欣二監督は昔はこんなに面白い映画を作っていたんですね。「バトル・ロワイアル」で騒いでいる若人たちにはこちらを観てほしい。かと言って僕は「ピストル・オペラ」で懲りているので、他の作品に手が伸びるかと聞かれれば伸びませんが。このシリーズをもっと観るかどうかは迷いどころです。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 16:39:02) 4.登場人物も増えて、目まぐるしく変わる組織図に、胸が熱くなりました。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-16 02:04:40) 3.日本にも良い映画と、良い役者がいるじゃないの。(広島弁でお読みください) 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-10 13:39:35) 2.小林旭はかっこいい。打本がうざくてしょうがない。 【十人】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-09 11:44:21) 1.第3作。小林旭・丹波哲郎の登場に田中邦衛・梅宮辰夫・渡瀬恒彦の復活と相変わらずのオールスター級のキャストで凄い。とはいえ抗争より駆け引きが中心のストーリーなのでぼこぼこ死ぬ一作目見ると物足りない。まぁそこが実録なんだろうけど。次回に期待させる終わり方で楽しみです。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-13 21:06:34)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS