みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 今まで、失恋を自覚した途端に、一目散に去っていく寅さん(『殿様』に至っては目の前横切って)に、ちょっと情の薄さを感じる事もあったが、今回はフラれた(まで行ってないか?)相手の結婚式に、しかも仲人で出るなんて、寅さんすごいと感心する。 だが、あのスピーチは上手くオチたと言えるのかなあ?79年当時、「ウンが付いた」なんて言い古されていた気がするが。 今回いちばんの面白は、桃井かおりの自立支援の仕事探しのビラを作った時の、寅と社長のこのやり取り。 社長 なぁ、寅さん、せめて紙代だけでも払ってくれや。 寅 だから言っただろ、金は出世払い。 社長 ハハハ寅さん、悪いけど、これ以上出世できるのかい? で、二人の若者を幸せに導いた寅さん、説教臭くなく、いい感じで結婚式の模様は感動しました。 が、日本の若者の歌はこの頃から既に「翼広げて」いたんだなあ、なんて思っちゃったりもしました。者の歌はこの頃から既に「翼広げて」いたんだなあ、なんて思っちゃった。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-08-23 19:45:01) 2.《ネタバレ》 今回はいわば「お約束」の展開からの脱出がテーマ?。めずらしく帰ってきても皆に食い掛からない寅さん、丸く収まるかと思いきや・・・の満男の作文(笑)あぁやっぱりねと何故か妙な安心感。とっても若い桃井さん登場からの流れは面白かった、でも旅に出るかと思いきや最後まで仲人を務めましたね。こういっちゃなんだけども、最後まで責任を果たした寅さん、かっこよかったですハイ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-06 20:29:25) 1.《ネタバレ》 これは、名作だと思う。マドンナは桃井かおり、しずちゃんに似ている天然キャラの彼女が、映画の役柄そのまま、結婚式から逃げ出したり、はたまたその相手と寄りを戻してしまったりと、不思議系天然さで、観客をほのぼのとさせてくれる。渥美清本人の年齢も高くなったせいで、このころからは寅さんはマドンナに恋愛対象として見られなくなってきている。そして、本人の意図とは裏腹に彼女や彼の恋のお手伝いを結果としてしていることとなり、寅さんの性格に皆引き込まれるのである。 歌詞にもあるように、もともと寅さんの役柄は各地に女を作り、喧嘩っ早く定職につかずにふらふらしているヤクザな男だったと思う。それが俳優渥美清の性格もあってか、どんどん変化してきた。自分の好意を寄せているマドンナに何か別の男の影が出てくれば、いつも決まって現実逃避して旅に出てしまった寅さんが今回は家族の説得もあったが、家にとどまり仲人を引き受けたのは変化の一つだ。 今では珍しくないが、簡単に結婚を決めてしまう風潮に一石を投げかける作品。何が結婚にとって大切なのかを問う形になっている、布施明演じた新郎が忍耐強く優しく彼女を見守り、いつものように寅屋の家族が暖かく守ってくれる。もちろん、ズボンも脱げ落ちた場面など絶妙の笑いがところどころにあり、笑いと感動の作品に仕上がっている。 【ピヤクト】さん [インターネット(字幕)] 7点(2006-10-27 02:50:40)
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